決まり事の言い換え語のおすすめは?ビジネスやカジュアルに使える類義語のまとめ!
本記事では、決まり事の言い換え語・同義語(類義語)を解説します。
- ビジネスで使えるきっちりした類語
- 友達同士でカジュアルで使える類語
に分けていくつかのアイデアをまとめました。
また、カタカナ・英語でかっこよく言い換えたい場合のワードもいくつか紹介します。
実際に使われているワードばかりです。ぜひ参考にしてください。
決まり事とは? そもそもどんな意味か?
まずは決まり事とはどんな意味なのかをおさらいします。
すでに意味をご存知の方は、次の項目まで飛ばしていただき大丈夫です。
意味
まず意味は以下のとおりです。
規則などであらかじめ決められていること
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ある組織内での規則・ルール。しきたりやマナー。
—
予め取り決められているルール
意味を全て見る
- 考え方や行動に影響する原則、条件の事
例文
つづいて、決まり事を用いた例文を紹介します。
厳格な父親は、徹底したしつけによって子供たちに決まりごとを守らせる。
冠婚葬祭には、それぞれ決まり事がある。
例文を全て見る
- 丸暗記は、何世紀にもわたり、教育者の決まり事であるといわれる。
- 元旦に男性がふんどし一丁で海に飛び込むのがこの町の決まりごとなので、よろしくお願いします
- 我が社での決まり事はそれほど多くはありません。ここに一覧表があるので、目を通しておいてください。
- これからの未来にむけて、私たちはこれらの古い決まり事を排除しなければならない。
- 決まり事を守れないというのであれば、当団体に所属することは出来ない
- 毎朝、職場の全員が集まって朝礼を行うのが、この会社の決まり事です。
- わが社では9時出勤が決まり事だ。
- 決まり事を守らなければいけないことは、子どもにもしっかり教えておきたい。
注意点(違和感のある、または失礼な使い方)
この言葉を使ううえでの注意点は以下のとおりです。違和感のある使い方にならぬよう注意しましょう。
こういうときはこうするものだということに使う。
—
しきたりやマナーなどに対して用いられる。
—
同調圧力を感じる言葉なので使い方には気を付けたいです
注意点を全て見る
- どちらかというと口語的な響きがあるので、改まった場ではよりフォーマルな表現に変えると良いでしょう。
- 規則などであらかじめ決められていることではない場合にこの表現を使用してはいけません。
- やや限られた集団や範囲内でのローカルルール的なニュアンスが含まれることがある
- ある意味、すでに決まったことを指している言葉ですので、いまだに決まっていないものに対しては使ってはいけません。
ビジネスで使える丁寧な決まり事の言い換え語のおすすめ
ビジネスで使えるフォーマルな言い換え語を紹介します。
それぞれ見ていきます。
規格
まずは、規格です。
意味やニュアンスの違いは以下のとおり。
標準としての定め。特に工業製品の、寸法・形・質などについて定めた標準。工場、会社でもよく使う言葉です。
ルール
2つ目は、ルールです。
意味やニュアンスの違いは以下のとおり。
英語由来のカタカナ語を使って、文章をおしゃれで軽やかな印象にしたい場合に、言い換え語がおすすめです。多くの日本語話者が理解できる言葉です。
規制
3つ目は、規制です。
意味やニュアンスの違いは以下のとおり。
「集団行動を規制する」などといった、「規則に従って物事を制限すること」表現するのに使用することがおすすめです。
規則
4つ目は、規則です。
意味やニュアンスの違いは以下のとおり。
改まった文脈でも使える、一般的な漢字の表現を用いたい場合におすすめなのが、言い換え語です。多くの日本人話者がすぐに意味を理解できます。
規定
5つ目は、規定です。
意味やニュアンスの違いは以下のとおり。
物事の仕方や手続き、また概念などを、それに基づいて行為や議論ができるように、はっきり定めること。またその定め。
決定事項
6つ目は、決定事項です。
意味やニュアンスの違いは以下のとおり。
必ずそうなることが書類などの裏付けをもって決定している場合に用いられる言葉です。契約やコンプライアンスに関係する場面に有効です
取り決め
7つ目は、取り決めです。
意味やニュアンスの違いは以下のとおり。
その決定事項が定められるにあたり、事前に関係者の合意が得られていたというニュアンスが前面に押し出される
習わし
8つ目は、習わしです。
意味やニュアンスの違いは以下のとおり。
どちらかといえば内部的な物事で通例的にそうなっていることを表します。「風習」「習慣」などとも置き換えられ、言い伝え的なものも含む場合があります
制度
9つ目は、制度です。
意味やニュアンスの違いは以下のとおり。
複合的な社会規範の体系を意味し、端的にいえば規範の複合体のこととして用いられ、硬い言葉としておすすめの語。
掟
10個目は掟です。
意味やニュアンスの違いは以下のとおり。
人の行為に関し、前もってこれこれと方向づけたものという意味合いの語で、かねてからの心づもりにおすすめ。
決まり事のカジュアルな言い換え語のおすすめ
友達同士で使えるようなカジュアルな言い換え語のおすすめを紹介します。
ルール
まずは、ルールです。
意味やニュアンスの違いは以下のとおり。
『ルール』 とは、「規則」や「きまり」のことを指します。
おきて
カジュアルの2つ目は、おきてです。
意味やニュアンスの違いは以下のとおり。
守るべきものとしてすでに定められている事柄という意味で用いられ、とりきめや定めと同じ意味に使えるおすすめの語。
お定まり
つづいて、お定まりです。
意味やニュアンスの違いは以下のとおり。
「君と僕とのお定まりの店に行こう」といえば、プライベートな約束事というニュアンスがあります。友達同士の会話に使えます。
お約束
4つ目は、お約束です。
意味やニュアンスの違いは以下のとおり。
「こうきたらこう」など、お決まりのパターンなどを表します。仲間同士の言葉にしない決まりごとを表現する時に便利な言い換えです
しきたり
5つ目は、しきたりです。
意味やニュアンスの違いは以下のとおり。
「昔からの決まり事」「昔からの習慣・慣わし」という意味を表したい場合におすすめできるのが言い換え語です。
ルーティン
6つ目は、ルーティンです。
意味やニュアンスの違いは以下のとおり。
「日々繰り返される決まり事」「習慣的に繰り返される、決められた動作」などの意味合いを出したい場合に言い換え語がおすすめです。
規格
7つ目は、規格です。
意味やニュアンスの違いは以下のとおり。
標準としての定めという意味合いの語で、工業製品の、寸法・形・質などについて定めた標準に使うのもおすすめ。
規則
8つ目は、規則です。
意味やニュアンスの違いは以下のとおり。
それに基づいて行為・手続き・操作が行われるように定めた規準。きまり。おきて。
約束事
9つ目は、約束事です。
意味やニュアンスの違いは以下のとおり。
あらかじめ決めておくこと、 かりに決めておくことという意味合いの語で、前から定まっている運命にもおすすめ。
流れ
10個目は、流れです。
意味やニュアンスの違いは以下のとおり。
元の言葉と比較した時に、その根拠や由来が曖昧でハッキリとせず、とは言えそうなってしまう物事を表現する時に適した言い回しです。フワフワした物事にはぴったりです
決まり事の横文字・カタカナ英語の言い換え語のおすすめ
最後は横文字・カタカナ英語での言い換え語を紹介します。
こちらはリストのみとなります。
- ルール
- コミッション
- レギュレーション
- プリンシンプル
- ロウ
- カスタム
- コンベンション
- Determined events
- etiquette
- rule
かっこよく表現したい際、参考にしてください。
まとめ
以上が決まり事の言い換え語のおすすめでした。
さまざまな言葉があることがわかりますね。
基本的な意味は同じでも微妙にニュアンスが違ったりもするため、TPOに合わせて言い換え語を使い分けていきましょう。
振り返り用リンク↓
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