咆哮の言い換え語のおすすめは?ビジネスやカジュアルに使える類義語のまとめ!
本記事では、「咆哮」の言い換え語・同義語(類義語)を解説します。
- ビジネスで使えるきっちりした類語
- 友達同士でカジュアルで使える類語
に分けていくつかのアイデアをまとめました。
また、カタカナ・英語でかっこよく言い換えたい場合のワードもいくつか紹介します。
実際に使われているワードばかりです。ぜひ参考にしてください。
「咆哮」とは? そもそもどんな意味か?
まずは「咆哮」とはどんな意味なのかをおさらいします。
すでに意味をご存知の方は、次の項目まで飛ばしていただき大丈夫です。
意味
まず意味は以下のとおりです。
獣が激しい勢いでほえること、猛って啼くさま。
—
けものなどが、ほえたけること。
—
大きな声で自分の気持ちなどを叫ぶこと。
意味を全て見る
- 獣が激しい勢いで吠えること。
- 野生動物などの叫び声のことです
例文
つづいて、「咆哮」を用いた例文を紹介します。
誰かが先に手をつけて、うほっというゴリラの咆哮のような声をあげた。
明かりさえない暗い海、波間からは、鯨のような悲しげな咆哮が聞こえてきた。
例文を全て見る
- 私は、あまりにもひどい彼のお客さまに対する態度や横暴に咆哮した。
- 台風のために、強風が吹き荒れている時間は、まるでオオカミが咆哮しているようだった。
- 羊の如く山の奥に逃げ込まずに、獅子の如く山の奥から飛出して咆哮せよ。
- 犬の咆哮は大抵の場合、心臓に悪いボリュームで人体に響いてくる。
- 登山中に動物の咆哮が聞こえたので、近くに熊がいると思い急いで下山した。
- 私の実家は山に近いため、夜な夜な何かしらの咆哮が聞こえたものです
- ライオンの咆哮はサバンナ中に響き渡り、大気を震わせ、周囲の動物たちに恐怖を与えた。
- まるで恐竜の咆哮のような声だったので、みんなが驚いて振り返った。
注意点(違和感のある、または失礼な使い方)
この言葉を使ううえでの注意点は以下のとおりです。違和感のある使い方にならぬよう注意しましょう。
けものなどが、ほえたけることに使う。
—
猛獣などが、ほえたけること。また、その声を表す。
—
単純に声に出すというよりは大きな声で叫ぶイメージなので、会話のときに使ったりはしません。
注意点を全て見る
- 勢いの激しい水音や風の音にも用いられる。
- 最近ではあまり聞かなくなったワードです
- 動物に使用する言葉で、人にはあまり使用しない。
- シチュエーション的に使う場面が少ない言葉です。
- 人間でも怒りや興奮などの感情から大声を上げることを咆哮ということがあるが、基本的には獣が吠えることをさす。
- 意味が分からない人が多いので、説明が必要なワードだと思います。
ビジネスで使える丁寧な「咆哮」の言い換え語のおすすめ
ビジネスで使えるフォーマルな言い換え語を紹介します。
それぞれ見ていきます。
雄叫び
まずは、雄叫びです。
意味やニュアンスの違いは以下のとおり。
いさましい叫び声。雄叫びをあげる。勇ましく叫ぶこと、また、その叫び声のこと。挑む強い気持ちや、困難を乗り越えた喜びを声に表したもの。
慟哭
2つ目は、慟哭です。
意味やニュアンスの違いは以下のとおり。
悲しみに耐えきれずに声を上げて泣くことという意味で用いられ、特に悲しみの感情が大きいときにおすすめの語。
喚き叫ぶ
3つ目は、喚き叫ぶです。
意味やニュアンスの違いは以下のとおり。
大声をあげて泣きうめく。大声で叫ぶ。怒鳴る、泣き叫ぶこと。
悲鳴
4つ目は、悲鳴です。
意味やニュアンスの違いは以下のとおり。
「咆哮」が動物のものだとすれば、こちらは理性を持った人間の怒りの歯止めが利かなくなったことを表現します
哮り立つ
5つ目は、哮り立つです。
意味やニュアンスの違いは以下のとおり。
獣などが盛んに大声でほえたてる様子を「哮り立つ」という。こちらも通常は人には使用せず、動物などがほえる際に使用する。
遠吠え
6つ目は、遠吠えです。
意味やニュアンスの違いは以下のとおり。
ライオンやゴリラなどの猛獣よりは犬やオオカミなどやや小さめの動物をイメージさせる場合があり、ややニュアンスに違いがある。
泣き叫ぶ
7つ目は、泣き叫ぶです。
意味やニュアンスの違いは以下のとおり。
大声をあげて泣くことを意味する。耐え難い悲しみのために泣く時などに使う。
号泣
8つ目は、号泣です。
意味やニュアンスの違いは以下のとおり。
涙を見せたことのないような一人前の男性が、感きわまって大声をあげて泣くことなどのシチュエーションにおすすめの語。
号哭
9つ目は、号哭です。
意味やニュアンスの違いは以下のとおり。
声をあげて泣き叫ぶこと、大声で泣き叫ぶことという意味合いの語で、愛児の死に号哭するなどの言い回しにおすすめ。
叫喚
10個目は叫喚です。
意味やニュアンスの違いは以下のとおり。
意味合い自体は同じで、同義のワードとして同じ文脈で使うことができます。ビジネスシーンに向いていると思います。
「咆哮」のカジュアルな言い換え語のおすすめ
友達同士で使えるようなカジュアルな言い換え語のおすすめを紹介します。
吠える
まずは、吠えるです。
意味やニュアンスの違いは以下のとおり。
獣などが大声で鳴く、波などが荒れて大きな音を立てる、大声で話す、わめくという意味で用いられるおすすめの語。
雄たけび
カジュアルの2つ目は、雄たけびです。
意味やニュアンスの違いは以下のとおり。
「咆哮」にかなり近い意味の言い換えです。勇敢さや威勢の良さを表現するときなど、力強いシーンにもっとも適した言い換えです。
ほえる
つづいて、ほえるです。
意味やニュアンスの違いは以下のとおり。
犬・猛獣などが大声で鳴くこと。また、声をあげて怒鳴ったり泣いたりすることで「咆哮」と違い人間にも使用される。
喚く
4つ目は、喚くです。
意味やニュアンスの違いは以下のとおり。
大声を上げて騒ぐことを「喚く」という。主に人間に対して使用する言葉で、動物には使用しないことが多い。
叫ぶ
5つ目は、叫ぶです。
意味やニュアンスの違いは以下のとおり。
咆哮と意味合いはあまり変わらずに、人間が大きな声を出す様に対して使っても違和感なく使うことができる。
泣き叫ぶ
6つ目は、泣き叫ぶです。
意味やニュアンスの違いは以下のとおり。
泣きながら叫ぶ、泣きわめく、大きな声で大いに泣くさまという意味で用いられ、泣きじゃくる感じにおすすめの語。
唸る
7つ目は、唸るです。
意味やニュアンスの違いは以下のとおり。
「咆哮」よりもけたたましいニュアンスは少なくなりますが、動物のような声をイメージしやすいワードです。
慟哭
8つ目は、慟哭です。
意味やニュアンスの違いは以下のとおり。
声をあげて激しく嘆き泣くこと。悲しみに耐えきれずに声を上げて泣くことである。 慟哭の「慟」の字は身体を上下に動かして悲しむという意味があり、「哭」の字は大声で泣くという意味がある。 慟哭は、特に悲しみの感情が大きいときに使われる言葉。
絶叫
9つ目は、絶叫です。
意味やニュアンスの違いは以下のとおり。
出せるかぎりの大きな声を出して叫ぶことを意味する。恐ろしい目にあった時などに用いる。
怒号
10個目は、怒号です。
意味やニュアンスの違いは以下のとおり。
怒号は怒りの感情をぶつけることです。ケンカしたときなどに使われます。怒号が飛び交うというように使います。
「咆哮」の横文字・カタカナ英語の言い換え語のおすすめ
最後は横文字・カタカナ英語での言い換え語を紹介します。
こちらはリストのみとなります。
- シャウト
- スクリーム
- エール
- scream
- roar
- howl
- yell
かっこよく表現したい際、参考にしてください。
まとめ
以上が「咆哮」の言い換え語のおすすめでした。
さまざまな言葉があることがわかりますね。
基本的な意味は同じでも微妙にニュアンスが違ったりもするため、TPOに合わせて言い換え語を使い分けていきましょう。
振り返り用リンク↓
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