儲けの言い換え語のおすすめは?ビジネスやカジュアルに使える類義語のまとめ!
本記事では、「儲け」の言い換え語・同義語(類義語)を解説します。
- ビジネスで使えるきっちりした類語
- 友達同士でカジュアルで使える類語
に分けていくつかのアイデアをまとめました。
また、カタカナ・英語でかっこよく言い換えたい場合のワードもいくつか紹介します。
実際に使われているワードばかりです。ぜひ参考にしてください。
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「儲け」とは? そもそもどんな意味か?
まずは「儲け」とはどんな意味なのかをおさらいします。
すでに意味をご存知の方は、次の項目まで飛ばしていただき大丈夫です。
意味
まず意味は以下のとおりです。
思いがけなくいい目をみること、得をすること。
—
使った金額に対して、得た金額が多い場合の言葉
—
品物を手に入れ、それを売った差額のこと。
意味を全て見る
- 事業で得た収入を表します
- 自分に対して有利に働くモノや体験を獲得する
- 金銭などの何らかの対価を得ると意味を表す言葉です。
- 得をする、また、思いがけないいい目をみるという意味になります。
- 得る価値が、得るのにかかったものより上回る分。利益。とく。
例文
つづいて、「儲け」を用いた例文を紹介します。
やつらはいわゆる悪徳商法で儲けているだけなので、いつかそのしっぺ返しがあるはずだ。
子供のころ貧しくて苦労したせいで、どうしても儲けばかりを考えてしまう。
例文を全て見る
- あまり儲けだけを考えて商売をしていると、人は離れていくことになる。
- 儲けにならないことはやらない、という考えもいかがなものかな。全てを損得勘定で推し量るのも味気ない。
- ずっと夢だったカフェを開く準備が整ったが、儲けが出るようになるまでには数年かかるだろう。
- 今日仕事で担当になった人がとても美人な女性だったから精神的に儲けた。
- 私は、30年前に購入したこの高級ブランドの時計をリサイクルショップで買い取ってもらい、100万円儲けることが出来た。
- 私は店主に焦っては儲けが減ると、よく先代から怒られたものです。
注意点(違和感のある、または失礼な使い方)
この言葉を使ううえでの注意点は以下のとおりです。違和感のある使い方にならぬよう注意しましょう。
費用以上に利益を上げることに対して使う。
—
得る価値が得るのにかかったものより上回る分に用いる。
—
会社や仕事で使うには少し品がないかなと思います。身内やフランクに話すときなどに使う言葉かなと思います。難しい言葉を使われるのが嫌な人などもいますので、そういうときに軽い感じで使うのがいいでしょう。
注意点を全て見る
- 「骨折り損のくたびれ儲け」とか「ぼろ儲け」「坊主丸儲け」など、あまりいい印象の言葉で使われることはない。
- あまり愉快な言葉の言い換えにはなりません。
- 営業利益や経常利益などのことにも使う。
- 一般的に金銭を連想されるがそうとも限らない。
- 「儲け」とは、あくまでも自分自身が金銭面等で何らかの対価を得た場合に使う言葉ですので、例えば、ボランティア活動で他人から感謝された場合に、自分自身に何らかの達成感や幸福感、やり甲斐を感じても、それは儲けたという表現をすることは違和感があります。
- 儲けは何かをした結果上手く利益を得ることという意味です。地道に働いてお金を得ることは稼ぐことなので使い方に気をつけましょう。
- 名詞であり、状態を表す言葉でもあるので、文章の流れを読み前後に付ける言葉の選択に気を付ける。
ビジネスで使える丁寧な「儲け」の言い換え語のおすすめ
ビジネスで使えるフォーマルな言い換え語を紹介します。
それぞれ見ていきます。
利益
まずは、利益です。
意味やニュアンスの違いは以下のとおり。
「利益」とは、どちらかいうと、金銭面でどれだけプラスがあるかを表す場合に使われる言葉です。対して「儲け」は、金銭面以外のサービスや権利などでどれだけプラスがあるかを表す場合にも使われます。
利益を出す
2つ目は、利益を出すです。
意味やニュアンスの違いは以下のとおり。
儲けは思いがけず得をするという意味合いで、利益を出すは事業がうまくいっているという意味合いになります。キャッシュを手元に残すこと、収支でプラスになることを表す際に用います。
利潤
3つ目は、利潤です。
意味やニュアンスの違いは以下のとおり。
企業の総収益から賃金や原材料費などのすべての費用を差し引いた金額、もうけという意味で用いられるおすすめの語。
収益
4つ目は、収益です。
意味やニュアンスの違いは以下のとおり。
利益を収め取ることという意味合いの語で、資本金取引以外の企業の営業活動によって生じた資産増加におすすめ。
繁盛する
5つ目は、繁盛するです。
意味やニュアンスの違いは以下のとおり。
「儲け」は、思いがけず得をするという意味合いで「繁盛する」は、大いに栄えるという意味合いになります。単にそのお店や商売が儲かっている状況ではなく、大勢の人が押し寄せ店内が賑わいを見せていることを表す際に用い、対象はお店や会社、事業といった商売に関するものとなっています。
採算
6つ目は、採算です。
意味やニュアンスの違いは以下のとおり。
収支を計算することを表します。利益があるかどうかを推し量る場面に適した言葉の言い換えです。こちらもシビアな場面に多く用います
手取り
7つ目は、手取りです。
意味やニュアンスの違いは以下のとおり。
給料などで実際に受け取る金額のことで、実際に自分たちが手にして使える金額という意味で用いられるおすすめの語。
ベネフィット
8つ目は、ベネフィットです。
意味やニュアンスの違いは以下のとおり。
利益。いかにも専門用語のような感じがしてカッコよく聞こえる、意識高いサラリーマンを気取りたいときにはこのような横文字がおすすめ。
マージン
9つ目は、マージンです。
意味やニュアンスの違いは以下のとおり。
人材派遣や不動産業で仲介手数料として使われることが多い。仲介をするだけで商売になるため、あまり良い印象ではないとらえ方をされることがある。
「儲け」のカジュアルな言い換え語のおすすめ
友達同士で使えるようなカジュアルな言い換え語のおすすめを紹介します。
得をする
まずは、得をするです。
意味やニュアンスの違いは以下のとおり。
商売をして利益をあげるという意味もあるが、その他に人間として品格を磨いて価値をあげるといった意味もある。
実入り
カジュアルの2つ目は、実入りです。
意味やニュアンスの違いは以下のとおり。
「実入り」は、自分自身にとって正当な対価が得られた場合に使われることが多い言葉ですが、「儲け」はどちらかというと、予測以上の対価、利益が得られた場合によく使われる言葉です。「実入り」は例えば「一生懸命に子ども食堂やってるけど、ちゃんと実入りがあるの?」といった感じで使われます。
旨み
つづいて、旨みです。
意味やニュアンスの違いは以下のとおり。
自身にとってプラスになる部分をあらわします。収益などの具体的な物事以外にも形のない物事を表すこともあります。
プラス
4つ目は、プラスです。
意味やニュアンスの違いは以下のとおり。
相手にコストに対して、手に入った売り上げが上回っていたことを伝えるときに、わかりやすく説明する言葉として使われます。
一稼ぎ
5つ目は、一稼ぎです。
意味やニュアンスの違いは以下のとおり。
「儲け」は、思いがけず得をするという意味合いで「一稼ぎ」は、短期間にまとまったお金を得るという意味合いになります。一度稼ぐこと、短期間に満足できる程度かせぐことを表す際に用います。
収益
6つ目は、収益です。
意味やニュアンスの違いは以下のとおり。
企業がサービス提供などにより対価として受け取る金額のこと、営業活動により増えた資産という意味で用いられるおすすめの語。
益金
7つ目は、益金です。
意味やニュアンスの違いは以下のとおり。
法人税を計算する時の収益のことを意味する。企業の収益に対して使う。
めっけもん
8つ目は、めっけもんです。
意味やニュアンスの違いは以下のとおり。
儲けは、思いがけず得をするという意味合いでめっけもんは、運よく入手できたという意味合いになります。見つけものという言葉が由来で、偶然に発見した値打ち物、運よく入手できた貴重な品物のこと、掘り出し物を表す際に用います。
利潤
9つ目は、利潤です。
意味やニュアンスの違いは以下のとおり。
企業の総収益から一切の生産費を引いた残りという意味合いの語で、もうけること、儲けに対して使うのがおすすめ。
所得
10個目は、所得です。
意味やニュアンスの違いは以下のとおり。
相手に、一定期間内に得た出費を超えた収益やお給金の事を伝えるときに、わかりやすく説明する言葉として使われます。
「儲け」の横文字・カタカナ英語の言い換え語のおすすめ
最後は横文字・カタカナ英語での言い換え語を紹介します。
こちらはリストのみとなります。
- プラス
- マージン
- ギャラ
- メリット
- ペイ
- マネー
- earnings
- profit
- gains
かっこよく表現したい際、参考にしてください。
まとめ
以上が「儲け」の言い換え語のおすすめでした。
さまざまな言葉があることがわかりますね。
基本的な意味は同じでも微妙にニュアンスが違ったりもするため、TPOに合わせて言い換え語を使い分けていきましょう。
振り返り用リンク↓
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