顔の見える関係の言い換え語のおすすめは?ビジネスやカジュアルに使える類義語のまとめ!
本記事では、顔の見える関係の言い換え語・同義語(類義語)を解説します。
- ビジネスで使えるきっちりした類語
- 友達同士でカジュアルで使える類語
に分けていくつかのアイデアをまとめました。
また、カタカナ・英語でかっこよく言い換えたい場合のワードもいくつか紹介します。
実際に使われているワードばかりです。ぜひ参考にしてください。
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顔の見える関係とは? そもそもどんな意味か?
まずは顔の見える関係とはどんな意味なのかをおさらいします。
すでに意味をご存知の方は、次の項目まで飛ばしていただき大丈夫です。
意味
まず意味は以下のとおりです。
対面でのコミュニケーションを通じた信頼関係の構築
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お互いの顔を見て直接対話し、実際のコミュニケーションを築く関係があるということ。
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とりあえず顔をわかるようにしておくこと。顔だけでも知っておく関係性
意味を全て見る
- バーチャルではなく、お互いがお互いの生身の顔を知っている間柄
- よく知っていていつでも連絡できる関係
- 仕事などで直接会って信頼関係を築ける関係性
- 出会ったことがない人たちの顔が、とりあえずわかるようになることです。
- 素性の知れた相手との信用できる間柄を表します
例文
つづいて、顔の見える関係を用いた例文を紹介します。
新規プロジェクトでは、チームメンバーとの顔の見える関係を大切にしよう。
やはり、こんな時代だからこそ、顔の見える関係から信頼が生まれると思います
例文を全て見る
- 私の部署は報連相が良くできていて、日ごろから顔を見合わせて意思疎通ができている。顔の見える関係はいいものだと感じる。
- マンションに引っ越してから初めて、同じ階に住んでいる人と話をして顔の見える関係になった。
- 農家の方々と顔の見える関係なので、安心して野菜や果物を食べられるのが嬉しいです。
- 生産者の顔写真がホームページに載っているのも顔が見える関係を作ろうとしている。
- 最近の教育で大事なことは、親とも顔の見える関係性になっておくことだ。
- ネット時代の今だからこそ、顔の見える関係の友達や仲間は今まで以上に尊重したいものだ
- 会議での顔の見える関係は、新しいプロジェクトにおいてスムーズなコミュニケーションを可能にする。
- 何でもネットで買える時代だが、住宅販売の営業は顔の見える関係でないと成り立たない。
注意点(違和感のある、または失礼な使い方)
この言葉を使ううえでの注意点は以下のとおりです。違和感のある使い方にならぬよう注意しましょう。
ネット上のみのやり取りでは「顔の見える関係」とは言えない。
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正当性を表す言葉のため、明瞭でない点があることには適していません
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顔の見える関係は信頼性も含んで使われる事が多いため、ただすれ違う人との関係性で使うのは違和感があります
注意点を全て見る
- 顔の見える関係は、出会ったことがない人たちの顔が、とりあえずわかるようになることで使われることが多いため、見知らぬという使い方は違和感があります。
- 「関係」と言っているので、基本的に双方向性が暗示されている点が注意点です。そのため、一方向だけが顔を知っている(相手は知らない)場合に用いると、違和感があると思います。
- あまり親しくない人によく使うため、友人感に使うと違和感がある。
- 顔の見える関係という表現は分かりやすさがある反面、指す範囲が広すぎる欠点も持ち合わせています。
- ただ状況として、顔が物理的に見えるという意味もあるが、メインはコミュニケーション面や信頼感等に関わる意味なので認識に注意。
ビジネスで使える丁寧な顔の見える関係の言い換え語のおすすめ
ビジネスで使えるフォーマルな言い換え語を紹介します。
それぞれ見ていきます。
カウンター方式
まずは、カウンター方式です。
意味やニュアンスの違いは以下のとおり。
顔の見える関係は、写真などで顔が見えるというニュアンスも含まれる。カウンター方式はカウンターで直接お客さんと商談するニュアンスになる。
真摯
2つ目は、真摯です。
意味やニュアンスの違いは以下のとおり。
しっかりとして真面目な態度を示す時に適した言い換え言葉です。誠実で正面から向き合う態度を強調する時に適しています
正対する
3つ目は、正対するです。
意味やニュアンスの違いは以下のとおり。
固い言葉であまり一般的には使わない言葉。相手が目上や厳かな場所や状況で使うことができる。文字で書いたほうが意味がわかりやすい
相対する
4つ目は、相対するです。
意味やニュアンスの違いは以下のとおり。
顔を見合わせるという意味合いのほかに、対立する、評価されるという意味も含まれる。だだ顔を見せ合うというより少し雰囲気の悪いニュアンスを含んでいる
対面
5つ目は、対面です。
意味やニュアンスの違いは以下のとおり。
顔の見える関係は、写真などで顔が見えるというニュアンスも含まれる。対面は直接対面するニュアンスになる。
対峙する
6つ目は、対峙するです。
意味やニュアンスの違いは以下のとおり。
向かい合うことや対面することを表します。対立することも意味しますが、しっかりと向かい合う姿勢を表現するときにも適しています
直接会う関係
7つ目は、直接会う関係です。
意味やニュアンスの違いは以下のとおり。
自分自身で他の誰にも関係することなく出会う関係が違います。電話やメールでのやりとりだけでなく、直接会っている人がいる時におすすめです。
顔の見える関係のカジュアルな言い換え語のおすすめ
友達同士で使えるようなカジュアルな言い換え語のおすすめを紹介します。
リアルな付き合い
まずは、リアルな付き合いです。
意味やニュアンスの違いは以下のとおり。
言い換え語は「リアル」の対立語として「バーチャル」が内包されている点が、ニュアンスの違いです。ネット上での知り合いではなく、実生活における知り合いで、交流があることを伝えたい場合におすすめです。
顔なじみ
カジュアルの2つ目は、顔なじみです。
意味やニュアンスの違いは以下のとおり。
元ワードよりお互いの関係性や歴史が強く出る言葉。第三者に対して昔から知っている友人を紹介する時におすすめ
顔を合わせる
つづいて、顔を合わせるです。
意味やニュアンスの違いは以下のとおり。
顔の見える関係は、写真などで顔が見えるというニュアンスも含まれる。顔を合わせるは、直接会って顔を見合わせるニュアンスになる。
見交わす
4つ目は、見交わすです。
意味やニュアンスの違いは以下のとおり。
自分も相手もお互いが顔を見合わせることを意味する。その場に2人が実際にいて顔を見ているニュアンスをもつ。
向き合う
5つ目は、向き合うです。
意味やニュアンスの違いは以下のとおり。
元ワードより日ごろから使われている言葉。気になる人やすれ違った関係性の人と一度顔を合わせて話す時におすすめ
実際に出会う関係
6つ目は、実際に出会う関係です。
意味やニュアンスの違いは以下のとおり。
SNS上などでなく、実際にも会う部分が違います。メールなどのやり取りではなく、相手と直に出会って親睦を深める時におすすめです。
出どころが分かる
7つ目は、出どころが分かるです。
意味やニュアンスの違いは以下のとおり。
どこから来たものか分かることを表します。生産者が分かることや正規の方法で商品や資材などが確保されていることを表すときに適した表現です
相まみえる関係
8つ目は、相まみえる関係です。
意味やニュアンスの違いは以下のとおり。
人と会うことや対面する部分が違います。親しい人と互いに顔を付き合わせる時や、何かの合間などに会うときにおすすめです。
対面する
9つ目は、対面するです。
意味やニュアンスの違いは以下のとおり。
顔を見合わせる以外に、実際に相手と会う、再会するという意味も含まれている。元のワードは今から関係性を築いていくというニュアンスがあるがこちらは元々関係性があったという意味にとれる。
直接会う
10個目は、直接会うです。
意味やニュアンスの違いは以下のとおり。
顔の見える関係は、写真などで顔が見えるというニュアンスも含まれる。直接会うは、お互いに直接会うニュアンスになる。
顔の見える関係の横文字・カタカナ英語の言い換え語のおすすめ
最後は横文字・カタカナ英語での言い換え語を紹介します。
こちらはリストのみとなります。
- フェイストゥフェイス
- See each other
- actual relationship
- close relation
- familiar
- In-Person Meeting
- Personal Interaction
- face-to-face relationship
- face to face
かっこよく表現したい際、参考にしてください。
まとめ
以上が顔の見える関係の言い換え語のおすすめでした。
さまざまな言葉があることがわかりますね。
基本的な意味は同じでも微妙にニュアンスが違ったりもするため、TPOに合わせて言い換え語を使い分けていきましょう。
振り返り用リンク↓
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