邁進の言い換え語のおすすめは?ビジネスやカジュアルに使える類義語のまとめ!
本記事では、邁進の言い換え語・同義語を解説します。
- ビジネスで使えるきっちりした類語
- 友達同士でカジュアルで使える類語
に分けていくつかのアイデアをまとめました。
ぜひ参考にしてください。
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邁進とは? そもそもどんな意味か?
まずは邁進とはどんな意味なのかをおさらいします。
すでに分かっている人は、次の項目まで飛ばしていただき大丈夫です。
意味
まず意味は以下のとおりです。
目的に向かってひたすらに突き進むこと。
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目標に向かってひたむきに努力を重ねること。
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勢いを持って前に突き進むこと。
意味を全て見る
- 怖がったり怯むことなく努力すること。
- 恐れることなく、まっしぐらに目的を目指して突き進むこと。
例文
つづいて、邁進を用いた例文を紹介します。
これからもより一層に目標に向かい、邁進していきたいと思っております。
同じ過ちを繰り返さないように工程を見直し、社員一同、一層邁進していきます。
例文を全て見る
- 今度のプロプロジェクトだが、君は今の自分の担当する業務に邁進してくれればいい。
- 今後も邁進を続けてもらうよう期待しております。くれぐれもお体には気を付けてください
- 彼女は3年後に達成したい目標に向けて、日々努力を重ね邁進している。
- さらに邁進いたす所存ですので、今後ともご指導ご鞭撻のほどよろしくお願いいたします。
- 夢を叶えるために、これから毎日試験勉強に邁進するつもりです。
注意点(違和感のある、または失礼な使い方)
この言葉を使ううえでの注意点は以下のとおり。
「邁進」の言葉そのものが「ひたすらに突き進む」「恐れずに進む」という意味合いなので、目標などと合わせて使う。
—
人に対して「邁進してください」とは使わないと思う。
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堅苦しくかしこまった言い回しでビジネスシーンや公の場で用いられる。友人間の日常会話のなかで用いると違和感がありそう。
注意点を全て見る
- はたから見ている様子で、本人の意識とは違う場合がある。
- 怯まず勇ましく進むという意味を持つため、自分の意思表示として使われる。「●●さんの邁進のおかげで〜」といった表現は使われない。
- 目標にむかい努力していく様をあらわすので、道を前に歩くだけの時には使いません。
- 進んでいく意味があるため、目標に向かっている状況に使用しやすい。反対に時間的に近かったり、難易度が低い目標に対しては違和感が出る。
- 「一同邁進して参る所存でございます。」としてしまうと、所存をつけることで「考えでございます」というニュアンスになるので、弁解するときには使わない方がよいかと思います。所存を抜かして、参りますと断定した方が好印象です。
- 自分の熱意ややる気を強くアピールする言葉なので、使うシーンを限定し、頻繁には使用すべきではないように思います。
ビジネスで使える丁寧な邁進の言い換え語のおすすめ
ビジネスで使えるフォーマルな言い換え語を紹介します。

励む
まずは、励むです。
意味やニュアンスの違いは以下のとおり。
ビジネス系会話時により意味を分かりやすく、率直に気持ちを相手に伝えるときに役立つと思います。邁進といわれてもピンとこない人も多いと思うので。
猛進
つづいて、猛進です。
意味やニュアンスの違いは以下のとおり。
「邁進」は怯まず勇ましく進むことであり、「猛進」と同様に勢いよく進むことを指す。邁進と比べ「猪突猛進」といった馴染みのある表現があり、イノシシのように一心不乱にまっすぐ進むイメージが伝わりやすい。
注力
つづいて、注力です。
意味やニュアンスの違いは以下のとおり。
一点集中するイメージで「まずはこれに注力する」などとして使う。仕事の優先順位を伝えるときなどに使うと思う。
専念
つづいて、専念です。
意味やニュアンスの違いは以下のとおり。
意味合いとしては元の言葉よりも確信をついた言い回しです。専門的なジャンルの方には相応しい言葉であることには間違いありません
専心
つづいて、専心です。
意味やニュアンスの違いは以下のとおり。
邁進するはまっしぐらに突き進むこと、専心するは他に心を移さないで励むことなので、会社の上司などがいる朝礼などで使うとよいでしょう。
精進
つづいて、精進です。
意味やニュアンスの違いは以下のとおり。
ほとんど同じ意味合いだが、より謙虚なイメージがあり、自分がコツコツと努力を重ねていこうというニュアンスか強い。積み重ねが必要な状況などで使用しやすい。どちらもビジネス向き。
尽力
つづいて、尽力です。
意味やニュアンスの違いは以下のとおり。
「邁進する」から漂う、いささか必死で汗臭い印象がほどよく和らぐ、スマートで使いやすい言葉だと感じます。
邁進のカジュアルな言い換え語のおすすめ
友達同士で使えるようなカジュアルな言い換え語のおすすめを紹介します。

突き進む
まずは、突き進むです。
意味やニュアンスの違いは以下のとおり。
「邁進」よりも一般的な表現であり伝わりやすい。勇ましくという意味合いはないものの「目的に向かって進む」という意図がストレートに伝えられる。
努力する
つづいて、努力するです。
意味やニュアンスの違いは以下のとおり。
「努力する」の方が「邁進」よりも幅広い意味で使うことができると思う。誰でもわかる表現なので、若い人や親しい友達と使うのに適していると思う。
攻める
つづいて、攻めるです。
意味やニュアンスの違いは以下のとおり。
さほど重すぎず、クールに伝わる言葉だと感じます。
がんばる
つづいて、がんばるです。
意味やニュアンスの違いは以下のとおり。
上司や先輩相手には使いにくいが、友人相手であればより気軽に気兼ねなく使える。また、他者に「邁進して」とは使わないが、頑張るは「頑張れ」と相手の激励にも使える。「邁進」よりもかなりゆるい言葉だと思います。目標などがなくても頑張ることはできるので。「邁進」よりも耳馴染みのある言葉だが、ビジネスではあまり適当ではありません。
ガンガン
つづいて、ガンガンです。
意味やニュアンスの違いは以下のとおり。
音の響きがそのものを指している猪突猛進な様子を言い当てた言葉です。言葉で後押ししたい時にはぴったりの言い回しです。
猫まっしぐら
つづいて、猫まっしぐらです。
意味やニュアンスの違いは以下のとおり。
猫が好物を見つけたときに飛びかかる勢いの良さを表現した言葉。転じて、脇目も振らずに突き進むことを表すことがある。
鬼作業
つづいて、鬼作業です。
意味やニュアンスの違いは以下のとおり。
鬼のような作業量という意味。やるべきことがわかっておりそれに専念しているというニュアンス。
邁進の横文字・カタカナ英語の言い換え語のおすすめ
最後は横文字・カタカナ英語での言い換え語を項目だけ紹介します。
この辺は似ている言葉となります。

- go forward
- push forward
- push on
- struggle
- try
- work toward
- アドバンス
- ストレート
- フォワード
かっこよく表現したい際は参考にしてください。
まとめ
以上が邁進の言い換え語のおすすめでした。
さまざまな言葉があることがわかりますね。
微妙にニュアンスが違ったりもするので、TPOに合わせて使い分けていきましょう。
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