取り組むの言い換え語のおすすめは?ビジネスやカジュアルに使える類義語のまとめ!
本記事では、取り組むの言い換え語・同義語を解説します。
- ビジネスで使えるきっちりした類語
- 友達同士でカジュアルで使える類語
に分けていくつかのアイデアをまとめました。
ぜひ参考にしてください。
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取り組むとは? そもそもどんな意味か?
まずは取り組むとはどんな意味なのかをおさらいします。
すでに分かっている人は、次の項目まで飛ばしていただき大丈夫です。
意味
まず意味は以下のとおりです。
互いに組み合う。とっくむ。相撲で勝負をする。全力で事にあたる。
—
一生懸命事に当たること
—
何かの作業を行うこと
意味を全て見る
- 作業やタスクを腰を据えて始める。
- 試行して、推進すること。
- 人と人とが互いに組み合うこと。一人で作業に入り込むこと。
- 物事を前進させるために行動すること。
- 問題や仕事などを解決するために行動すること。
例文
つづいて、取り組むを用いた例文を紹介します。
世の中便利になった反面、環境問題が取りざたされている。もっと環境問題に取り組むべきだ
みんなで一つ題材を決め、新しい研究に取り組むための準備を進めている
例文を全て見る
- 私は自然環境を保護をするために、マイバッグの持参・ゴミの分別・自転車移動の徹底などの活動に取り組んでいます。
- 今日はこれから授業で出された課題に一生懸命取り組む予定である。
- 容易に取り組むことのできない課題ですので、皆さんの協力が必要になってきます
- まずは、この地域の人たちに納得してもらえるような資料作成に取り組むことにした。
- 私は昔から地方都市の人口減少問題に取り組みたいと思っていた。
- 一世一代の社運をかけたプロジェクトに取り組む。環境改善に取り組む。
- 会社のプロジェクトにアサインされたため、作業タスクに取り組む。
- 政府は、この秋の物価高に対して、庶民の声ゃ真剣に受けとめて取り組む必要があります。
注意点(違和感のある、または失礼な使い方)
この言葉を使ううえでの注意点は以下のとおり。
ビジネスシーンでは一般的な職場やプロジェクトに関連で使われる言葉です。
—
違う人同士で行うこともあれば一人で行うこともある
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堅苦しい表現なので、親しい人にフランクな感じで使うと、よそよそしかったりかしこまり過ぎた印象を与えてしまいます。
注意点を全て見る
- 『取り組む』という言葉にはこれから行うという予定の意味が含まれているように感じるから、その点を注意すべきである。
- 真面目に向き合っていない場合に使うと違和感を抱く。
- 単純に行う動作を表すのに加え、相応の準備を伴い行うニュアンスがある印象。
- 取り組むとは実行に移してゆく事で、言葉倒れでは意味がありません。
- 試しにやってみると言うよりは、真正面から当たって作業するような時に使う。
- 取り組み始めるという使い方もされていますが、その場合は取り掛かるのほうが適切ではないかと思います。
- 前向きなニュアンスが含まれているので、悪いことやマイナスなことには使わない。例えば「犯罪に取り組む」などは間違いである。
ビジネスで使える丁寧な取り組むの言い換え語のおすすめ
ビジネスで使えるフォーマルな言い換え語を紹介します。

チャレンジ
まずは、チャレンジです。
意味やニュアンスの違いは以下のとおり。
どちらかというと、取り組むという言葉のほうが使用頻度が高いです。チャレンジは、自分自身の取り組む意欲をあげる言葉かもしれません。
尽力
つづいて、尽力です。
意味やニュアンスの違いは以下のとおり。
「尽力」を力をつくすっという意味で使用する。
行う
つづいて、行うです。
意味やニュアンスの違いは以下のとおり。
「取り組む」の方は大げさで、熱心にやっている場合に適しています。「行う」は些細な仕事から日常業務まで使えます。
試行する
つづいて、試行するです。
意味やニュアンスの違いは以下のとおり。
試行すると言うと、試しにまずは実施してみて本番に実施するための事前確認をしておくようなイメージがあり、この点が違う。
実行する
つづいて、実行するです。
意味やニュアンスの違いは以下のとおり。
「取り組む」は実際に行動を行う前の計画の段階も含めたニュアンスがあり、「実行する」はその結果今動いている事、という事を表す。
勝負する
つづいて、勝負するです。
意味やニュアンスの違いは以下のとおり。
同じ業種の会社で類似商品を作ろうとしている場合などに、その機能やデザインなどをどうするかを議論したりする場合などに使うのがおすすめです。
推進する
つづいて、推進するです。
意味やニュアンスの違いは以下のとおり。
「取り組む」だけでは漠然としているため「推進」とすることで、現状からの改善や向上を意味するニュアンスに変化します。オフィシャルに適した言葉です。
着手する
つづいて、着手するです。
意味やニュアンスの違いは以下のとおり。
「取り組む」は取り組み始めた段階から取り組んでいる途中まで幅広く使える言葉ですが、「着手する」はスタート時点でしか使えない言葉なので、その点が異なる。
挑む
つづいて、挑むです。
意味やニュアンスの違いは以下のとおり。
「取り組む」は「始める」と同じような意味で使用できるが、「挑む」はより熱意をもって行ういイメージがある。
挑戦する
つづいて、挑戦するです。
意味やニュアンスの違いは以下のとおり。
『取り組む』という語彙には自分ができる範囲のことに熱心に取り組んでいくという印象を持たすが、『挑戦する』という語彙には自分がまだ知らない未知の領域にも入り取り組んでいくという印象が与えられる。
取り組むのカジュアルな言い換え語のおすすめ
友達同士で使えるようなカジュアルな言い換え語のおすすめを紹介します。

トライする
まずは、トライするです。
意味やニュアンスの違いは以下のとおり。
トライするという語は『とりあえずやってみる』というニュアンスが与えられるため、まずやってみようという話をしている時にオススメである。
ぶつかる
つづいて、ぶつかるです。
意味やニュアンスの違いは以下のとおり。
かなり迫力のある言葉になりましたが、壁にぶつかることが想定できる物事や、もしくはやりがいの面を押しだしたい時に有効な言い回しです
やってみる
つづいて、やってみるです。
意味やニュアンスの違いは以下のとおり。
「取り組む」に比べると「やってみる」は「とりあえず」というニュアンスが入っている言葉だと思います。軽い気持ちで着手する時におすすめの言葉です。
やる
つづいて、やるです。
意味やニュアンスの違いは以下のとおり。
「取り組む」はかしこまっていて、フランクな表現ではありません。一方、「やる」はフランクな口語表現なので、親しい間柄の人にはよく使います。
頑張っている
つづいて、頑張っているです。
意味やニュアンスの違いは以下のとおり。
取り組むよりも、一生懸命の度合いが少し強い。自分がやっていることを他人に説明する時に使う。
頑張る
つづいて、頑張るです。
意味やニュアンスの違いは以下のとおり。
具体的な行動を言わず、まとめてわかりやすく表現します。
実行する
つづいて、実行するです。
意味やニュアンスの違いは以下のとおり。
「取り組む」は、言葉そのものの意味で理解しやすい言葉です。「実行する」は、前者を文字で記入する時によく使用する言葉で意味的には同じです。
相撲を取り組む
つづいて、相撲を取り組むです。
意味やニュアンスの違いは以下のとおり。
友人同士で遊ぶときに相撲をしたりする場合もあると思います。そういった場合に、この表現を使うことがおすすめです。
立ち向かう
つづいて、立ち向かうです。
意味やニュアンスの違いは以下のとおり。
「取り組む」よりも強く物事に対して向かっている状態を表すことができる。かしこまってはいないがより重大な局面に遭った場合に使える。
始動する
つづいて、始動するです。
意味やニュアンスの違いは以下のとおり。
何か新しいことをスタートする場合には始動するで言い換え可能。
取り組むの横文字・カタカナ英語の言い換え語のおすすめ
最後は横文字・カタカナ英語での言い換え語を項目だけ紹介します。
この辺は似ている言葉となります。

- スクラム
- チャレンジする
- トライ
- attack a problem
- struggle
- tackle a problem
- work
- work on
- Wrestle with
- kick off
かっこよく表現したい際は参考にしてください。
まとめ
以上が取り組むの言い換え語のおすすめでした。
さまざまな言葉があることがわかりますね。
微妙にニュアンスが違ったりもするので、TPOに合わせて使い分けていきましょう。
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