バージョンアップの言い換え語のおすすめは?ビジネスやカジュアルに使える類義語のまとめ!
本記事では、バージョンアップの言い換え語・同義語を解説します。
- ビジネスで使えるきっちりした類語
- 友達同士でカジュアルで使える類語
に分けていくつかのアイデアをまとめました。
実際に使われているワードばかりです。ぜひ参考にしてください。
バージョンアップとは? そもそもどんな意味か?
まずはバージョンアップとはどんな意味なのかをおさらいします。
すでに分かっている人は、次の項目まで飛ばしていただき大丈夫です。
意味
まず意味は以下のとおりです。
いっそうの適切化を図ったバージョンの大幅改定。
—
ある製品等について、機能や性能の向上、あるいは改善を図るために、改訂を実施すること。
—
いまあるものから段階を上げること。発展させること。
意味を全て見る
- システムを改良すること
- ワンランク上がった様のこと
- 何かの物事や考えを新しくすること
- 何かを発展させること
- 既に存在する現行のものに対して、今の状態よりより良い状態にすること。
- 内容を更新する意味合い
- 旧型のものから新たな機能を追加するなどして、以前よりも機能性が良くなること。
例文
つづいて、バージョンアップを用いた例文を紹介します。
iPhoneのバージョンアップの通知がきているが、無視している。
パソコンのシステムのバージョンアップを行ったため、機能が格段に向上した。
例文を全て見る
- 会社で使うコンピュータの機能が、新しいものにバージョンアップされた
- バージョンアップされたパソコンを使うと、かなりスムーズに作業ができる。
- アンチウイルスソフトウェアの定義ファイルを、古いものから新しいものへとバージョンアップする。
- 自動車の自動運転制御ソフトを新しいソフトにバージョンアップする。
- 更新の通知が来たのでずっと長年使っていた携帯のOSをバージョンアップした。
- この会社のシステムはバージョンアップしてあるので、安心して使用できます。
- この化粧品はバージョンアップして、さらに美肌になる機能が増えた。
- 自社の商品をバージョンアップするため、新しい機材を導入する。
注意点(違和感のある、または失礼な使い方)
この言葉を使ううえでの注意点は以下のとおり。
バージョンアップという言葉を盛んに使用することで、大幅に機能が向上していることをアピールし過ぎることに注意する。
—
物や資料などに対して使われるものであって、人には使わない。
—
対象の物を全く違う用途のものにすげ替えてしまうのはバージョンアップではない。例えば、提出書類を加筆修正する→バージョンアップだが、提出書類を別のものにする→バージョンアップではない
注意点を全て見る
- バージョンアップするという事は以前の内容を失ってしまう場合もあるので注意が必要。バージョンアップにはバックアップの必要性も合わせて謳う。
- ご年配の方には通じない場合もあります
- バージョンアップは和製英語のため海外では通じない可能性がある
- ソフトウエアが変わる時によく使うことが多いと思います
- あくまで新たな機能を追加していることが前提なので、携帯の更新でよくある不具合修正などはバージョンアップとは言えません。
- 日常生活で使うと、やや派手で大げさなイメージになるので注意が必要。
ビジネスで使える丁寧なバージョンアップの言い換え語のおすすめ
ビジネスで使えるフォーマルな言い換え語を紹介します。
アップデート
まずは、アップデートです。
意味やニュアンスの違いは以下のとおり。
ほとんど変わらないと思います。ですが最近ではこちらの言葉を使うことが多く考え方を新しく変えるときにもよく使います
グレードアップ
2つ目は、グレードアップです。
意味やニュアンスの違いは以下のとおり。
元となる物よりも商品価格や品質価値が増えているとき。高級感を増したい時や、金銭の取引があるものなど。
さらなる発展
3つ目は、さらなる発展です。
意味やニュアンスの違いは以下のとおり。
いろんな言葉に使えるのでおすすめ。人に対してなどいい意味合いのときに使われやすい。
スキルアップ
4つ目は、スキルアップです。
意味やニュアンスの違いは以下のとおり。
元の言葉の誤用やご認識もあるとは思いますが、そこまで正確さを求められておらず、要するにそれは「スキルアップ」のことだったりします。純粋に技術の向上を臨む場合に適しています
より一層進化する
5つ目は、より一層進化する。です。
意味やニュアンスの違いは以下のとおり。
元のワードは十分良い状態のものをさらにハイレベルの状態にするというニュアンス。通常の状態からより向上する場合におすすめ。
リニューアル
6つ目は、リニューアルです。
意味やニュアンスの違いは以下のとおり。
バージョンアップは、機能の向上を主とした感じがあるが、リニューアルはより新しく良くなったというイメージがある。
改訂版
7つ目は、改訂版です。
意味やニュアンスの違いは以下のとおり。
バージョンアップと意味自体はあまり変わらないが、より固めな印象を与えることができます。特に気軽に話すような間柄でないときには、より適した言葉と言えます。
更新
8つ目は、更新です。
意味やニュアンスの違いは以下のとおり。
バージョンアップだとソフトなどの印象が強い。安易なバージョンアップという言葉はシチュエーションが違ってしまう場合がある。更新だとオールマイティに使える。
高性能化
9つ目は、高性能化です。
意味やニュアンスの違いは以下のとおり。
物の性能が良くなったという意味になる。以前より使いやすくなった時に用いる。
上位互換
10個目は上位互換です。
意味やニュアンスの違いは以下のとおり。
四字熟語で簡潔に言える。カタカナの言葉に抵抗のある人や知っている言葉で置き換えて相手にわかりやすい伝え方には適切。
バージョンアップのカジュアルな言い換え語のおすすめ
友達同士で使えるようなカジュアルな言い換え語のおすすめを紹介します。
アップデート
まずは、アップデートです。
意味やニュアンスの違いは以下のとおり。
バージョンアップは、機器的なものの機能向上を示すことが多い感があるが、アップデートは機器的なものだけでなく、無形の事柄にも使用出来る感がある。
いいやつにした
つづいて、いいやつにしたです。
意味やニュアンスの違いは以下のとおり。
具体的な物事には触れていないので、何に対して言ったのかは分かりづらい。難しい話をしたくない時におすすめ。
グレードアップ
つづいて、グレードアップです。
意味やニュアンスの違いは以下のとおり。
フランクに言うなら元のカタカナの方が良い。バージョンアップはそのままでもフランクに使えると思います。
レベルアップ
つづいて、レベルアップです。
意味やニュアンスの違いは以下のとおり。
元ワードと比べて軽くフランクなイメージで、気軽に使える。(例:出来ることが増えて、また一つレベルアップしたね。)
ワンランクあがる
つづいて、ワンランクあがるです。
意味やニュアンスの違いは以下のとおり。
一つ上がった感じで同じなんだけど、良くなった的なニュアンスがある。技術面とかに使う。
一皮むける
つづいて、一皮むけるです。
意味やニュアンスの違いは以下のとおり。
その時の状態を言い表した言葉です。特にご年配の方に向けてお話しする場合にはとても適切な言い換え言葉です
最新のものにする
つづいて、最新のものにするです。
意味やニュアンスの違いは以下のとおり。
なにか機器系や物質的なもの、考え方や見方などいろいろなものに使える。
新しくする
つづいて、新しくするです。
意味やニュアンスの違いは以下のとおり。
古いものや手入れを必要とするものは、新しくする必要がある。バージョンアップは今のものでも通用するものをさらに新しくする行為である。
進化
つづいて、進化です。
意味やニュアンスの違いは以下のとおり。
「バージョンアップ」も「進化」もほぼ同じ意味で使用できるが「進化」のほうがわかりやすいイメージがある。
バージョンアップの横文字・カタカナ英語の言い換え語のおすすめ
最後は横文字・カタカナ英語での言い換え語を項目だけ紹介します。
この辺は似ている言葉となります。
- アップ
- アップグレード
- アップデート
- グレードアップ
- イニシャライズ
- ブラッシュアップ
- Version upgrade
- update
- upgrade
かっこよく表現したい際は参考にしてください。
まとめ
以上がバージョンアップの言い換え語のおすすめでした。
さまざまな言葉があることがわかりますね。
微妙にニュアンスが違ったりもするので、TPOに合わせて使い分けていきましょう。
振り返り用リンク↓
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