当事者意識の言い換え語のおすすめは?ビジネスやカジュアルに使える類義語のまとめ!
本記事では、当事者意識の言い換え語・同義語を解説します。
- ビジネスで使えるきっちりした類語
- 友達同士でカジュアルで使える類語
に分けていくつかのアイデアをまとめました。
実際に使われているワードばかりです。ぜひ参考にしてください。
当事者意識とは? そもそもどんな意味か?
まずは当事者意識とはどんな意味なのかをおさらいします。
すでに分かっている人は、次の項目まで飛ばしていただき大丈夫です。
意味
まず意味は以下のとおりです。
「自分の責任」と捉え、主体的に働きかけをしようとする意識のことです。
—
物事を他人事として捉えずに自分の責任とし、主体的に取り組む意識
—
自分ごとのように捉え、行動すること
意味を全て見る
- 物事に対して「自分の責任」ととらえ、主体的に働きかけをしようとする意識のこと。
- 何らかの物事やプロジェクトなどに参加している当事者である、関係者である、という意識のことです。
- 自分が関係していると認識し、行動を起こす意識を持つこと。
- 自分がその事柄に直接関わっているという意識、関係者であるという自覚
例文
つづいて、当事者意識を用いた例文を紹介します。
ビジネスにおいて当事者意識を持てていない人は、お客様意識や被害者意識を持っている人が多いでしょう。
彼は売上低下に関し、当事者意識がなく他人事のようで、何の改善策もださない。
例文を全て見る
- 全ての社会人は、何事においても確固たる当事者意識を持って仕事をすべきだ
- 当事者意識の低い人の特徴としては、自分には関係ないことと考えていたり、トラブルなど困難にあうと人任せにするなどが見られる。
- 彼の当事者意識はまったく希薄であり、責任感のかけらもない様子です。
- 彼には強い当事者意識がある。どうすれば社員の当事者意識を育めるのだろうか。
- この件に関してもう少し当事者意識を持ってほしいと思います。明日は我が身というのは少し大袈裟かもしれませんが、他人事ではない話題です。
- 他人事だから、熱量が足りないのでしょう。もっと当事者意識を持てばいいと思います。
- 仕事に取り組むにあたって、常に当事者意識を持ち、責任感を大切にしましょう。
- 経営上の課題、事業上の課題に当事者意識を持つことが何より重要だ。
注意点(違和感のある、または失礼な使い方)
この言葉を使ううえでの注意点は以下のとおり。
誰かがやってくれるだろう、自分とは関係ないといった「他人事」ではなく、「自分のこと」として問題や課題に取り組む姿勢です。 「主体性」や「責任感」とも言い換えられます
—
自分に対して「当事者意識がある」と使うことは違和感がある
—
まあり日常会話では使わないと思います。
注意点を全て見る
- 「当事者意識が」の後に続く言葉としては「ある」「ない」もしくは、「高い」「低い」という使われ方をする。
- 参加している当事者でない、関係者でない場合にこの表現を使用してはいけません。
- 比較的難易度の高いワード「当事者」を聞いて意味がピンと来ない人には、説明を加える必要があるでしょう。
- 自分が関わっていた言葉ということもあり前後にかかる言葉のつながりを意識すること。
- 知っているのではなく、関わっているのかが重要。
ビジネスで使える丁寧な当事者意識の言い換え語のおすすめ
ビジネスで使えるフォーマルな言い換え語を紹介します。
主体性
まずは、主体性です。
意味やニュアンスの違いは以下のとおり。
その事柄が自らに直接関係しているという自覚のことを指す「当事者意識」に対し「主体性」は、自分自身の考えを柱とし問題に取り組む性質を指す。
責任感
2つ目は、責任感です。
意味やニュアンスの違いは以下のとおり。
自分の仕事・行為についての責任を重んずる気持ち。自分のやるべきことに対して責任を果たそうという気持ちを持ち、自分の言動とその結果について自分で始末をつけることを指します。
責任意識
3つ目は、責任意識です。
意味やニュアンスの違いは以下のとおり。
その物事に対して、自分にかかってくる責任を自覚して気を付けることを相手に伝えるときにわかりやすく説明した言葉です。
自責思考
4つ目は、自責思考です。
意味やニュアンスの違いは以下のとおり。
こちらも同じようなニュアンスですが、責任の所在は当事者意識のそれよりも大きな印象を受けるワードです。
コミットしている自覚
5つ目は、コミットしている自覚です。
意味やニュアンスの違いは以下のとおり。
「関わり合う」「関係する」という意味で「コミットする」と言ったりするので、「当事者意識」=コミットしている人、と言い換えました。また「意識」を「自覚」とすることで、自分でそのような意識を持っていることがはっきりします。
オーナーシップ
6つ目は、オーナーシップです。
意味やニュアンスの違いは以下のとおり。
その状況に対して自分自身の責任だということを認識しており、それゆえ自ら積極的に行動を起こす場合に使う。主体でない場合は使わない。
本人の問題
7つ目は、本人の問題です。
意味やニュアンスの違いは以下のとおり。
当事者意識は、本人が考えるべき問題であるとの意味で、本人の問題は、文字どおり本人にとっての重大な問題であり本人が考える事の意味。
当事者意識のカジュアルな言い換え語のおすすめ
友達同士で使えるようなカジュアルな言い換え語のおすすめを紹介します。
自覚を持つ
まずは、自覚を持つです。
意味やニュアンスの違いは以下のとおり。
置かれた状況で直接関係があるという意味合いでは二つとも共通点はあるが、「わきまえる」「そのわきまえ」という意味合いを持つのが「自覚」である。
自分事
つづいて、自分事です。
意味やニュアンスの違いは以下のとおり。
自分の事として捉えるというように使う。友達が注意をされているのを、他人事として聞くのではなく、自分ならどうするか、と考えるようなイメージ。
主体性
つづいて、主体性です。
意味やニュアンスの違いは以下のとおり。
自分の意志で積極的にその事柄に関わっている感じを出したい時に、「主体性」を使うことをおすすめします。
責任意識
つづいて、責任意識です。
意味やニュアンスの違いは以下のとおり。
責任を持って物事の対応に当たることを表現する言葉。わかりやすくシンプルなので、新人にも理解しやすい言葉。
責任感
つづいて、責任感です。
意味やニュアンスの違いは以下のとおり。
フランクに言い表せるとしたらこちらになると思います。ニュアンスは同じです。日常会話でも使えると思います。
他人事にせず
つづいて、他人事にせずです。
意味やニュアンスの違いは以下のとおり。
まずは“自分自身が関わる物事であること”を意識付けるために用いる言葉です。踏み込んで考えてほしい場合に適した言い換えです
自助努力
つづいて、自助努力です。
意味やニュアンスの違いは以下のとおり。
自分に降りかかることとして、自分自身でなんとかしようとすることをわかりやすく説明する言葉として使われることがあります。
自主性
つづいて、自主性です。
意味やニュアンスの違いは以下のとおり。
「自分の責任」としてとらえ、主体的に動こうとする意識のことを「当事者意識」というのに対し、自ら率先して行動するという意味合いを持つのが「自主性」である。
覚悟
つづいて、覚悟です。
意味やニュアンスの違いは以下のとおり。
意味合い自体は少し異なるかもしれませんが、同じような使い方ができる便利なワードだと思います。
当事者意識の横文字・カタカナ英語の言い換え語のおすすめ
最後は横文字・カタカナ英語での言い換え語を項目だけ紹介します。
この辺は似ている言葉となります。
- オーナーシップ
- インディペンデンス
- ownership
- commitment
- independence
- responsibility
かっこよく表現したい際は参考にしてください。
まとめ
以上が当事者意識の言い換え語のおすすめでした。
さまざまな言葉があることがわかりますね。
微妙にニュアンスが違ったりもするので、TPOに合わせて使い分けていきましょう。
振り返り用リンク↓
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