長い時間の言い換え語のおすすめは?ビジネスやカジュアルに使える類義語のまとめ!
本記事では、長い時間の言い換え語・同義語を解説します。
- ビジネスで使えるきっちりした類語
- 友達同士でカジュアルで使える類語
に分けていくつかのアイデアをまとめました。
実際に使われているワードばかりです。ぜひ参考にしてください。
長い時間とは? そもそもどんな意味か?
まずは長い時間とはどんな意味なのかをおさらいします。
すでに分かっている人は、次の項目まで飛ばしていただき大丈夫です。
意味
まず意味は以下のとおりです。
長期に渡ること、また時間をかけてること
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短くはない時間のこと
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一定以上のたくさんの時を要するさま。またはその隔たりの大きさのこと。
意味を全て見る
- ある時刻とある時刻の間が長いこと。
- 文字の通り、長い時間
- 「時(TIME)」について、ある時点からある時点までの大きい間隔のこと。
例文
つづいて、長い時間を用いた例文を紹介します。
私達は、長い時間きちんと話し合い、お互いに離婚することに納得して離婚しました。
長い時間、単純作業をしたからお疲れでしょう。今、ココアをいれますね。
例文を全て見る
- 長い時間を費やしただけあって、良いものが出来上がったと思います。早く皆にも報告したいです
- 気がついてみれば辺りは暗くなっていて、随分と長い時間空を眺めていたようだ。
- 今日の仕事はかなり長い時間立ちっぱなしでしたので、膝が痛いです。
- 私は一つひとつ言葉を吟味する質なので、ひとよりも文書を書くのに長い時間がかかる。
- 深夜に高熱を出し苦しむ娘を連れて、夜間休日センターを受診すると、診察までかなり長い時間待たされることになった。
- 天候による電車の運転見合わせで、長い時間待たされてしまった。
- ランチの予約を忘れた為、彼女を長い時間待たせてしまい嫌な思いをさせてしまった。
- ちょっとトイレ行ってくると言って出ていったが、なかなか帰ってこず長い時間待たされた。
注意点(違和感のある、または失礼な使い方)
この言葉を使ううえでの注意点は以下のとおり。
人知を越えたもの、悠久等を表すこともあります。
—
とても一般的で平凡な言葉なので、そのフレーズを目立たせたい場合などは、別のフレーズを検討する必要があるでしょう。また、その長い時間がどれくらいの時間なのか曖昧で、広範囲の意味合いで使えるため、限定したい場合にも別語を添えるのが賢明です。
—
長さにも尺度があるので文章によって言い換えることができます
注意点を全て見る
- 時の間隔がどのくらい大きければ「長い時間」と言うのかはその状況とその人の感覚による。「長い時間雨が降っていた」は人によって2・3時間だったり半日だったり1日だったりするので注意する。
- 「永い」の場合は限りなく続くという時に使う。
- 時間が長いかそうでないかは、人それぞれの価値観や条件によって捉え方はさまざま。必ずしも客観的に定量化できるものはないので、受け手との間に齟齬がないよう注意が必要です。
- ビジネスシーンや、公の場で「長い時間」と表現するのは、少し軽い印象に受け取られるかもしれないので状況を確認する必要があります。
- 「長い」の定義が人によって違う。基本的にイライラし始める頃から「長い」となる
ビジネスで使える丁寧な長い時間の言い換え語のおすすめ
ビジネスで使えるフォーマルな言い換え語を紹介します。
長期
まずは、長期です。
意味やニュアンスの違いは以下のとおり。
長い期間。長期間。長期に及ぶ出張。長期に及ぶ工事など。
延々と
2つ目は、延々とです。
意味やニュアンスの違いは以下のとおり。
「長く延びている」「だらだら継続している」という意味合いを持つ「延々」。「もう少し早く切り上げてもいいのに」というネガティブなニュアンスも込めて使われることもある。
積年
3つ目は、積年です。
意味やニュアンスの違いは以下のとおり。
何らかの目標に向かって、永きにわたって積み重ねてきた努力や取り組みの存在がただよう言葉です。また、「積年の恨み」などネガティブな使い途もあります。
千載
4つ目は、千載です。
意味やニュアンスの違いは以下のとおり。
先年に一度おとずれるかどうかの機会を意味し「千載一遇のチャンス」といったフレーズになります。逃したくないチャンスの場面にピンポイントで使いたいです
長い期間
5つ目は、長い期間です。
意味やニュアンスの違いは以下のとおり。
期日や日時から次の期日や日時までの間隔が長いこと。「長い時間」は数時間単位ですが、「長い期間」は数ヶ月単位というイメージです。
長きにわたり
6つ目は、長きにわたりです。
意味やニュアンスの違いは以下のとおり。
元のワードは一般的で目立たない言葉なので、時間的に長いことを強調したい場合には、言い換え語を使うことができます。
長らく
7つ目は、長らくです。
意味やニュアンスの違いは以下のとおり。
かなり長い時間がかかったことを意味する。長い時間、相手を待たせてしまった時に使う。
長期
8つ目は、長期です。
意味やニュアンスの違いは以下のとおり。
言い換え語は「期」という漢字が使われているので、「長い時間」が5・6時間程度の長さではなく、「期間」と呼べるほどの長さを有することを示唆したい時におすすめです。
長時間
9つ目は、長時間です。
意味やニュアンスの違いは以下のとおり。
意味は同じだが漢字三文字の熟語にすることで硬い雰囲気を持つ。社内会議や取引先との会話等、社内社外問わずどのビジネスシーンでもおすすめ。
長々と
10個目は長々とです。
意味やニュアンスの違いは以下のとおり。
かなり長い時間、続いていることを意味する。話が長い時に使う。
長い時間のカジュアルな言い換え語のおすすめ
友達同士で使えるようなカジュアルな言い換え語のおすすめを紹介します。
長い間
まずは、長い間です。
意味やニュアンスの違いは以下のとおり。
長い時間、長い期間。「彼がこんなに長い間、連絡よこさないなんておかしいよ」「私達はかなり長い間待っていた」というように使う。
いつまでも
つづいて、いつまでもです。
意味やニュアンスの違いは以下のとおり。
延々と続くような意味を持つ。漢字を含んでいないため文字に表してもフランクさが溢れており、よく使われる表現である。
ずっと
つづいて、ずっとです。
意味やニュアンスの違いは以下のとおり。
「いつまでも」と意味は全く変わってはいないが、時間以外にも使い道は複数存在している。文字にしてみるとよりフランクな表現。
ダラダラと
つづいて、ダラダラとです。
意味やニュアンスの違いは以下のとおり。
こちらは元の言葉とは異なり、かなり良くない意味で使われます。いつまでも終わりが見えない物事や締まりの悪い状態を表す時に適しています。
延々と
つづいて、延々とです。
意味やニュアンスの違いは以下のとおり。
元のワードは中立的で平凡な印象を受けますが、言い換え語は「延びる」という漢字を使って、どんどん範囲が長くなっている様子を表現できます。話や行為の持続時間が長いことを強調したい時などに使えます。
久しい
つづいて、久しいです。
意味やニュアンスの違いは以下のとおり。
長い時間が経っている物事のことを意味する。始まってから長い時間が経っている物事に対して使う。
長らく
つづいて、長らくです。
意味やニュアンスの違いは以下のとおり。
「久しぶり」という場面で使われる。それ以外にもある状態が長く続いている時に使われる。「大変長らくお待たせいたしました」など。
長々と
つづいて、長々とです。
意味やニュアンスの違いは以下のとおり。
元のワードはニュートラルな響きですが、言い換え語は「長い」という意味合いが強調されます。話や説教などが長引いている時に、うんざりした気持ちを込めたい時などにおすすめです。
途方もない時間
つづいて、途方もない時間です。
意味やニュアンスの違いは以下のとおり。
長い時間がいつまで続くかわからない形を、長い時間を断ち切る手立てがないという表現に変えて、「途方もない時間」という言い方に変えています。対象者との共有した時間や付き合った時間が、どれほど続くかわからないくらい長い時間であるときに使うことがあります。
無限に
つづいて、無限にです。
意味やニュアンスの違いは以下のとおり。
こちらは「ダラダラ」にある終わりの見えなさを永遠に近い表現で誇張しました。ユーモラスに聞こえるため、仲間内で使うには問題ありません
長い時間の横文字・カタカナ英語の言い換え語のおすすめ
最後は横文字・カタカナ英語での言い換え語を項目だけ紹介します。
この辺は似ている言葉となります。
- フォーエバー
- ロングタイム
- エンドレス
- インフィニティ
- Long time
- a long time
- for a long time
- for a prolonged time
- many hours
- long period of time
かっこよく表現したい際は参考にしてください。
まとめ
以上が長い時間の言い換え語のおすすめでした。
さまざまな言葉があることがわかりますね。
微妙にニュアンスが違ったりもするので、TPOに合わせて使い分けていきましょう。
振り返り用リンク↓
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