本記事では、アドバンテージの対義語(反対の意味となる言葉)を解説します。
- ビジネスで使えるきっちりした「対義語」
- 友達同士でカジュアルで使える「反対の意味の言葉」
に分けていくつかのアイデアをまとめました。
また、カタカナ・英語でかっこよく言い換えたい場合の対義語ワードもいくつか紹介します。
実際に使われているワードばかりです。ぜひ参考にしてください。
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アドバンテージとは? そもそもどんな意味か?
まずはアドバンテージとはどんな意味なのかをおさらいします。
すでに意味をご存知の方は、次の項目まで飛ばしていただき大丈夫です。
意味
まず意味は以下のとおりです。
有利や利点、得。有利な点、優位性。
—
物事に対して有利な点を持っていること。
—
他者よりも優れている能力や特徴のことを指す。
意味を全て見る
- 他に比べて優位であるポイント。
- 自身に有利である要素を表しています
- 相手と比較して優位であること。
- 有利であることや優位にあることを意味します。
- 他よりも前進や優位性、好都合、有益な点
- 他と比べて優れている部分や要素の事
例文
つづいて、アドバンテージを用いた例文を紹介します。
彼は、爽やかで高学歴で知識も豊富という、営業マンとしてのアドバンテージがありすぎだ。
今度の試合、こちらのホームでの開催です。地の利は大きなアドバンテージです。
例文を全て見る
- 飲食店を開業するには、その地域で他の店に勝てるようなアドバンテージがないと無理だ。
- 内申点が高いという点で、彼には最初からアドバンテージがある。
- これだけアドバンテージが揃っていたら、もっと反応があっても良いと思います
- A社は長年の実績から、石油採掘においてアドバンテージがある。
- 今度の新商品では、我が社の方にアドバンテージがあるので競合社にも勝てそうだ。
- 私は入社前からこの会社でアルバイトをしていた経歴があるので、ほかの社員よりもアドバンテージがある。
- 対人戦で勝利するためには試合中、どうやってアドバンテージを維持し続けるか、この戦略の立て方が重要である
注意点(違和感のある、または失礼な使い方)
この言葉を使ううえでの注意点は以下のとおりです。違和感のある使い方にならぬよう注意しましょう。
他と比較して有利であることを表す場合に使う表現。スポーツでは種目により意味や使い方が異なる。
—
たくさんの意味に使えます。人となりに対しても使えますし、物理的な事にも使えます。スポーツのスコアでも勝ちに繋がる1ポイント手前の状況を指すときにも使います。
—
他と比較して優れているというニュアンスが強く、絶対的な長所のことを指すのは不向きである。
注意点を全て見る
- アドバンテージを持たないものを標準的な程度として基準とすることが多い。
- 示す内容や場面によって言い換えが相応しい場合もあります
- 「アドバンテージ」は有無を表現することが多く、アドバンテージである、アドバンテージではない、という使い方には違和感があります。また、何と比較して(例:Aと比較して)なのか、何において(分野や優位である理由)なのかを加えて「アドバンテージ」という言葉を使うとより伝わりやすいと思います。
- アドバンテージは、有利であることや優位にあることを意味で使われることが多いため、不利だという使い方は違和感があります。
- 他よりも優れている意味なので、対象のものがない場合使用すると違和感があります。
- アドバンテージという表現はビジネスシーンからカジュアルな場面まで色んな場所で使用されており、通じやすい語句です。ただし比較的新しい言葉でもあり、誰にでも正しく通じるとき限りません。
ビジネスで使える丁寧なアドバンテージの対義語のおすすめ
ビジネスで使えるフォーマルな対義語を紹介します。
それぞれ見ていきます。
ディスアドバンテージ
まずは、ディスアドバンテージです。
意味やニュアンスの違いは以下のとおり。
否定を意味するディスがついたアドバンテージの対義語となる言葉というニュアンスの違いがあります。不利な点、欠点、デメリットなどを意味するのにおすすめです。
デメリット
2つ目は、デメリットです。
意味やニュアンスの違いは以下のとおり。
ビジネスシーンではアドバンテージを持てる場面ばかりではありません。良い状況条件が見当たらない時もあります。その様子をデメリット=不利な状況条件として表しています。
ビハインド
3つ目は、ビハインドです。
意味やニュアンスの違いは以下のとおり。
「アドバンテージ」よりもあまり身近ではない言葉のように思います。外資系やIT業界など、カタカナを多用する相手には使っても伝わるかと思いますが、そうでない相手には少々不親切な言葉選びです。
不利
4つ目は、不利です。
意味やニュアンスの違いは以下のとおり。
相手と比べたときに、自分の方の形勢がよくないことが違います。形勢が悪いために損失や敗北、失敗などを招くときにおすすめです。
劣位
5つ目は、劣位です。
意味やニュアンスの違いは以下のとおり。
他の競合相手よりも、遅れを取っている位置や立場を言うことが違います。ライバルの会社よりも、開発などが遅れてしまい劣勢になっているときにおすすめです。
不得手
6つ目は、不得手です。
意味やニュアンスの違いは以下のとおり。
世間の平均的なレベルよりも、成果や実力が下回っている様子を示します。全く出来ないわけではないが、十分なクオリティーやスピードが出ない、そういった意図を表現したい時にも使えます。
マイナス要素
7つ目は、マイナス要素です。
意味やニュアンスの違いは以下のとおり。
業務上の折衝、企業同士の競争に至った際に悪影響を及ぼす要素、要因を表すときに使う表現です。表題のワードとは真逆の状態です。
遅れを取る
8つ目は、遅れを取るです。
意味やニュアンスの違いは以下のとおり。
少々固い表現のニュアンスになるかと思います。相手を選ばず伝わる言葉なので使いやすく、目上の人や上司への報告の際にも使用できる言葉です。
改善点
9つ目は、改善点です。
意味やニュアンスの違いは以下のとおり。
他と比較して伸び悩んでいるポイントや不足している箇所を指します。なるべくネガティブな雰囲気を出さないように、そういった要素を表現したい時に使えます。
足枷
10個目は足枷です。
意味やニュアンスの違いは以下のとおり。
アドバンテージの真逆です。不利で、悪影響を及んだ状況を表しています。物理的に捕らわれている訳ではないですが、それ故重い印象です。
アドバンテージのカジュアルな対義語(反対の意味の言葉)のおすすめ
友達同士で使えるようなカジュアルな対義語のおすすめを紹介します。
短所
まずは、短所です。
意味やニュアンスの違いは以下のとおり。
そのもの欠点や他と比較して劣っている、望ましくないというニュアンスがある。どのような場面でも用いることができ、特に人に対して使う場合にオススメ。
劣勢
カジュアルの2つ目は、劣勢です。
意味やニュアンスの違いは以下のとおり。
優劣で伝えるので、パッとどちらが優位なのかわかりやすいです。文章で送る時などは字数がコンパクトに伝えられるのでおすすめです。
分が悪い
つづいて、分が悪いです。
意味やニュアンスの違いは以下のとおり。
形勢が悪いときや、損になることが違います。取引や試合などで、自分の条件や形勢が悪くて有利になる見込みが少ない時におすすめです。
弱点
4つ目は、弱点です。
意味やニュアンスの違いは以下のとおり。
そこを付かれると一気に優位性を失ってしまう要素や場所を言い表す言葉です。短くて分かりやすい対義語で、誤解を避けやすい言葉でもあります。
負けている
5つ目は、負けているです。
意味やニュアンスの違いは以下のとおり。
勝ち負けで伝えるため、直感的にどちらが優位なのか伝わりやすいです。普段から使うような簡単な言葉なので、前後につながる言葉をあまり意識せずとも使えます。友人や身近な人など、気を抜いて話したい時に使えます。
押され気味
6つ目は、押され気味です。
意味やニュアンスの違いは以下のとおり。
ある競技や競争などで、攻めるよりも攻められていることが多く劣勢であることが違います。試合などで、こちらの状況が悪い方に傾いているときにおすすめです。
足枷
7つ目は、足枷です。
意味やニュアンスの違いは以下のとおり。
アドバンテージの真逆です。不利で、悪影響を及んだ状況を表しています。物理的に捕らわれている訳ではないですが、それ故重い印象です。
点差
8つ目は、点差です。
意味やニュアンスの違いは以下のとおり。
ポイントが負けているという場合に用いる対義語。ビハインドと似ているがよりわかりやすい表現。
アドバンテージの横文字・カタカナ英語の対義語のおすすめ
最後は横文字・カタカナ英語での対義語を紹介します。
こちらはリストのみとなります。
- ハンディキャップ
- ディスアドバンテージ
- デメリット
- マイナスポイント
- ウィークポイント
- リスク
- weakness
- disadvantages
かっこよく表現したい際、参考にしてください。
まとめ
以上がアドバンテージの対義語のおすすめでした。
さまざまな言葉があることがわかりますね。
基本的な意味は同じでも、反対にした際、微妙にニュアンスが違ったりもするため、TPOに合わせて対義語を使い分けていきましょう。
振り返り用リンク↓
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