本記事では、好印象の対義語(反対の意味となる言葉)を解説します。
- ビジネスで使えるきっちりした「対義語」
- 友達同士でカジュアルで使える「反対の意味の言葉」
に分けていくつかのアイデアをまとめました。
また、カタカナ・英語でかっこよく言い換えたい場合の対義語ワードもいくつか紹介します。
実際に使われているワードばかりです。ぜひ参考にしてください。
→ビジネスの対義語を見る | →カジュアルの対義語を見る | →英語・カタカナの対義語を見る |
好印象とは? そもそもどんな意味か?
まずは好印象とはどんな意味なのかをおさらいします。
すでに意味をご存知の方は、次の項目まで飛ばしていただき大丈夫です。
意味
まず意味は以下のとおりです。
おもに人について、感じが良いこと。
—
印象がよいことや好ましい印象をもつことです。
—
自分から見たり、相手から見て良い感触を受ける事。対象は外見や雰囲気だけでなく中身、または反応も含まれます。
意味を全て見る
- 人と会って話して受ける印象が良いことを表す。
- 相手に対して、好ましい良い感情を抱いていること。
- 他人に対して良い感じを与える事。
例文
つづいて、好印象を用いた例文を紹介します。
電車で芸能人を見かけたが、泣いている子供に優しく接していて好印象だった。
あの新入社員は、挨拶もちゃんとして礼儀正しく、非常に好印象だ。
例文を全て見る
- 友人に紹介してもらった男性は、物腰も柔らかく、笑顔で好印象だった。
- 旅行のお土産を友人に渡したところ、好みの物だったらしく好印象でした。
- 彼は、他の人の意見を尊重しつつ自分の意見も正確に話すことができていたので、とても好印象でした。
- 初対面で好印象をもってもらうためには、清潔感とハキハキとした態度が重要だ。
- 彼は最初に出会ったときから好印象な青年で、思えばその時から惹かれていた。
- 新しく参加してきた〇〇さん、まだお話をしたことはないのですが物腰や振る舞いからすると、とても好印象の人です。
- 彼は昔からだれに紹介しても好印象で、営業の仕事がきっと合うと思う。
- 面接時において、面接官に好印象を与える服装や言葉遣いについておさらいしましょう。
注意点(違和感のある、または失礼な使い方)
この言葉を使ううえでの注意点は以下のとおりです。違和感のある使い方にならぬよう注意しましょう。
人となりについての印象を示す言葉のため、初対面の人や内面をよく知らない人について使う。
—
初めて会った時の第一印象の意味で用いられることが多く、それ以外の場合にはあまり用いない。
—
どこがよいのか、はっきりとは言葉にできない場合も、そんな感じがするならば使用できる。物や人などから好ましい感じを受け取るときに使用する。人によって感じ方が違うので、好印象だと思うものは人によって異なる。
注意点を全て見る
- 何度も会っている人に使用することは少なく、初めて会ったときの第一印象として使用することが多いです。
- ポジティブに使うことが多いため、ネガティブに使うと違和感がある。
- 主に人柄やその人の風貌、振る舞いに対して思う気持ちを表す言葉です。物理的な事にはあまり使わないです。
- 良い印象のことをいいますので、マイナスな印象を与えている場合使用すると違和感があります。
- 「印象」は、受け取り手次第のところがあるので、ある人にとっては好印象でも、別の人にはそうではないということが起こりうることを念頭に留めておくべき点が、注意点です。
ビジネスで使える丁寧な好印象の対義語・反対語のおすすめ
ビジネスで使えるフォーマルな対義語を紹介します。
それぞれ見ていきます。
イメージダウン
まずは、イメージダウンです。
意味やニュアンスの違いは以下のとおり。
好印象の「良いイメージを与える」という意味に対しての対義語で、イメージが悪くなることを示す。「好印象」が雰囲気などの曖昧なものにも左右される一方、「イメージダウン」は、印象が悪くなる明確な出来事を起点に起こるというニュアンスがある。「異物混入事件によるイメージダウンを受け、社名を変更した」など、消費者の感じ方について話す場面で使いやすい表現。
悪印象
2つ目は、悪印象です。
意味やニュアンスの違いは以下のとおり。
好印象の良い印象という意味に対しての対義語となります。面識のない人と接するときに不快な気分にさせてしまう際に使用するのがおすすめです。
嫌悪感
3つ目は、嫌悪感です。
意味やニュアンスの違いは以下のとおり。
「好印象」の印象が良いという意味に対しての対義語となります。対義語にした場合のニュアンスとしては、人や物の大して感じる強い不快感です。人間が特定の対象に対して否定的な感情を持つような場面で使いやすい表現です。
幻滅
4つ目は、幻滅です。
意味やニュアンスの違いは以下のとおり。
「何かのきっかけで良い印象を受ける」という意味に対する対義語だが、「元々良い印象を持っていた」というニュアンスがある。個人的に尊敬していた人や好感を持っていた人の思いがけないネガティブな側面について話す場面で使い勝手がいい。
心証が悪い
5つ目は、心証が悪いです。
意味やニュアンスの違いは以下のとおり。
悪印象と端的に言ってしまうと子どもっぽい印象です。心証と表現した方が落ち着きと冷静さを感じる表現です。
不快感
6つ目は、不快感です。
意味やニュアンスの違いは以下のとおり。
好印象の爽やかなニュアンスに対する対義語になります。不愉快な感情をいだくというニュアンスになります。
不興を買う
7つ目は、不興を買うです。
意味やニュアンスの違いは以下のとおり。
「好印象」の「好ましい印象を与えて、相手を機嫌良くさせる」という意味に対しての反義語となります。ニュアンスの違いは、「相手に不快感を与える」というネガティブな雰囲気が漂う点です。社内での会話で使い勝手が良いです。
不評
8つ目は、不評です。
意味やニュアンスの違いは以下のとおり。
「好印象」の好ましいイメージに対しての対義語になります。対義語にした場合、第三者からの評判を相手に伝える時に使用することが多いです。
不愉快
9つ目は、不愉快です。
意味やニュアンスの違いは以下のとおり。
印象が良いの対義語で、話したり会った時にこちらが嫌な気持ちになることをいう。一般的な言葉であり、どのような場面でも使っていける。
好印象のカジュアルな対義語・反対語のおすすめ
友達同士で使えるようなカジュアルな対義語のおすすめを紹介します。
感じが悪い
まずは、感じが悪いです。
意味やニュアンスの違いは以下のとおり。
「好印象」の、印象が良いと感じるという意味に対しての対義語となります。対義語にした場合のニュアンスとしては、はっきりではなくても態度などで悪い印象を与えていることです。相手の雰囲気や態度などで嫌な気分になるような場面で使いやすい表現です。
苦手
カジュアルの2つ目は、苦手です。
意味やニュアンスの違いは以下のとおり。
「好印象」の親しみやすいイメージに対する対義語になります。対義語にした場合、自分とは合わないことを遠回しに表現するときに使用することが多いです。
嫌な感じ
つづいて、嫌な感じです。
意味やニュアンスの違いは以下のとおり。
「好印象」の好ましい印象を持つことの対義語です。対義語に対してのニュアンスとしては、嫌う気持ちがより強いという印象になることです。そのものや人のことを激しく嫌っているときなどの場面で使いやすい表現です。
受け付けない
4つ目は、受け付けないです。
意味やニュアンスの違いは以下のとおり。
全体的にマイナスイメージを表す言葉です。感触や言葉、身体などあらゆる事に対して使用出来ます。普段何気ないだけでなく体調に関係する際にも使えますので使い方には注意が必要です。
生理的嫌悪
5つ目は、生理的嫌悪です。
意味やニュアンスの違いは以下のとおり。
印象が良いの対義語で、相手に対して非常に強い不快感を持っていることをいう。語気の強い言葉であり、使う相手は注意した方が言い。
反感
6つ目は、反感です。
意味やニュアンスの違いは以下のとおり。
好印象の良い印象を相手に与えるという意味に対する対義語になります。嫉妬心というニュアンスがあります。
反発
7つ目は、反発です。
意味やニュアンスの違いは以下のとおり。
印象が良いの対義語で、相手の考えや意見に納得できず、対立する気持ちであるというニュアンスがある。一般的な言葉であり、どのような場面でも使っていける。
好印象の横文字・カタカナ英語の対義語のおすすめ
最後は横文字・カタカナ英語での対義語を紹介します。
こちらはリストのみとなります。
- イメージダウン
- ヘイト
- バットイメージ
- マイナスイメージ
- bad impression
- bad feeling
- negative impression
- unfavorable
- displeasure
- disgust
かっこよく表現したい際、参考にしてください。
まとめ
以上が好印象の対義語のおすすめでした。
さまざまな言葉があることがわかりますね。
基本的な意味は同じでも、反対にした際、微妙にニュアンスが違ったりもするため、TPOに合わせて対義語を使い分けていきましょう。
振り返り用リンク↓
コメント