本記事では、共通点の対義語(反対の意味となる言葉)を解説します。
- ビジネスで使えるきっちりした「対義語」
- 友達同士でカジュアルで使える「反対の意味の言葉」
に分けていくつかのアイデアをまとめました。
また、カタカナ・英語でかっこよく言い換えたい場合の対義語ワードもいくつか紹介します。
実際に使われているワードばかりです。ぜひ参考にしてください。
→ビジネスの対義語を見る | →カジュアルの対義語を見る | →英語・カタカナの対義語を見る |
共通点とは? そもそもどんな意味か?
まずは共通点とはどんな意味なのかをおさらいします。
すでに意味をご存知の方は、次の項目まで飛ばしていただき大丈夫です。
意味
まず意味は以下のとおりです。
2つ以上の事柄で同じだと考えられる特徴、部分のこと。
—
異なるもので共有される特徴や要素。
—
条件が一緒であることを表します
意味を全て見る
- 二つ、それ以上の違う物事とのどれもが持っている部分のことです。
- 二つ以上のものに共通して存在する物事や性質
- 複数のことがらがおなじ性質を持っていること
例文
つづいて、共通点を用いた例文を紹介します。
彼女とあのひとは、生活環境や職場事情、趣味に共通点がおおい。
この二つの絵画、全く違ったモチーフを描いているのに、不思議と共通点が多い。
例文を全て見る
- 彼女とは趣味に共通点があり、初対面から話がはずんで仲良くなった。
- 私と〇〇さんには、チョコレートが大好きという共通点があります。
- 私と彼女の仕事の共通点は時間が勝負ということなので、常に緊張感が伴います。
- 今抱えているトラブルへの対処は、過去のトラブルと共通点を探して良かったポイントを洗い出すのが良い。
- 芸術と科学は「創造性」と「探求心」に共通点があり、重要です。
- 二人の共通点は趣味が登山だったことです。幸い、これが縁で仲良くなれました
- 彼ら夫婦は趣味や嗜好は全く違うが、出身地が同じという共通点がある。
注意点(違和感のある、または失礼な使い方)
この言葉を使ううえでの注意点は以下のとおりです。違和感のある使い方にならぬよう注意しましょう。
複数の事柄に使うが、並列関係にない場合は違和感があります。
—
二つ以上のものに使う言葉のため、単独のものに使うと違和感がある。
—
共通という言葉を同じと同意味で使用すると全く同じ事象や物を指すこととなってしまい、共通の「本質のみが同じ」ということを表せなくなる。
注意点を全て見る
- 同じ部分が全体の一部であるときに用いることが多く、大部分が同じ場合に用いるのは違和感がある。
- 共通点の言葉の選択は文脈に合わせて行い、意味を明確にすることが重要。
- 大体が良い意味や好意的な場面で用いられる言葉です
- 同じものという意味がありますが、すべてが同じ場合は違和感があります。
ビジネスで使える丁寧な共通点の対義語・反対語のおすすめ
ビジネスで使えるフォーマルな対義語を紹介します。
それぞれ見ていきます。
個性
まずは、個性です。
意味やニュアンスの違いは以下のとおり。
他とは異なる点、イコールその人の持つ個性であることを意味します。異なる部分を認めて尊重する場面に最適な言い換え言葉です
差異
2つ目は、差異です。
意味やニュアンスの違いは以下のとおり。
「共通点」の共通という言葉に対しての対義語になります。共通に対して、違いという意味になります。文章の中で使い勝手がいいです
千差万別
3つ目は、千差万別です。
意味やニュアンスの違いは以下のとおり。
事物それぞれ同じではなく、相違している点があるということを表現しています。十人十色という言い方も同様です。
相違点
4つ目は、相違点です。
意味やニュアンスの違いは以下のとおり。
全く異なっているわけではなく、事象や物の本質やみかけが違っている状態を表現するときに使う。他人に説明する時にニュアンスが伝わりやすい。
特色
5つ目は、特色です。
意味やニュアンスの違いは以下のとおり。
同じだと考えられる特徴の対義語であり、他と比較して抜きんで居たり独自的な特徴のこと。主に物や土地など人以外に対して用いることが多い。
特徴
6つ目は、特徴です。
意味やニュアンスの違いは以下のとおり。
共通点が共通の特性という意味に対して、特徴はある製品の個別、個別の特性を強調。製品の特徴を強調する際に使いやすい表現です。
特有
7つ目は、特有です。
意味やニュアンスの違いは以下のとおり。
共通点の同じ部分があるという意味に対する対義語です。ニュアンスとしては、ひとつしかないという感じになります。
例外
8つ目は、例外です。
意味やニュアンスの違いは以下のとおり。
共通点が2つ以上の類似点を強調する意味を持つのに対し、例外は特定の異常な要素を指す。例外は問題解決や改善の際に役立つ表現です。
共通点のカジュアルな対義語・反対語のおすすめ
友達同士で使えるようなカジュアルな対義語のおすすめを紹介します。
ちがうところ
まずは、ちがうところです。
意味やニュアンスの違いは以下のとおり。
同じ事象やものが全く同じである状態ではなく異なった点をもつ。ちがうという直接的な表現で相手に伝わりやすい。
異なる点
カジュアルの2つ目は、異なる点です。
意味やニュアンスの違いは以下のとおり。
新人向けの説明などではこちらの方がわかりやすく説明に適している。
違う点
つづいて、違う点です。
意味やニュアンスの違いは以下のとおり。
友人関係、同僚とのあいだでは、同じ事柄を有していないことについて、若干ではあるがネガティブなニュアンスがある。
違ってるところ
4つ目は、違ってるところです。
意味やニュアンスの違いは以下のとおり。
事象や物が同じでない事を表現できる。普段使う言葉で表現することで意味が伝わりやすい。
接点がない
5つ目は、接点がないです。
意味やニュアンスの違いは以下のとおり。
共通点の、人同士の似ている点という意味に対する対義語です。ニュアンスとしては、合うところがないです。
ギャップ
6つ目は、ギャップです。
意味やニュアンスの違いは以下のとおり。
英語表現です。明るくフランクな言い方です。相違があるという表現です。本質からずれているというニュアンスもあります。
違い
7つ目は、違いです。
意味やニュアンスの違いは以下のとおり。
共通点の合致という意味に対しての対義語となります。異なる点のニュアンスがあります。大部分が違う場合や微妙な違いてある場合にも幅広く使用することができます。
共通点の横文字・カタカナ英語の対義語のおすすめ
最後は横文字・カタカナ英語での対義語を紹介します。
こちらはリストのみとなります。
- ディファレンス
- ディファレント
- アナザー
- difference
- disagreement
- Opposite
- character
- another
- mistake
- error
かっこよく表現したい際、参考にしてください。
まとめ
以上が共通点の対義語のおすすめでした。
さまざまな言葉があることがわかりますね。
基本的な意味は同じでも、反対にした際、微妙にニュアンスが違ったりもするため、TPOに合わせて対義語を使い分けていきましょう。
振り返り用リンク↓
コメント