本記事では、マジョリティの対義語(反対の意味となる言葉)を解説します。
- ビジネスで使えるきっちりした「対義語」
- 友達同士でカジュアルで使える「反対の意味の言葉」
に分けていくつかのアイデアをまとめました。
また、カタカナ・英語でかっこよく言い換えたい場合の対義語ワードもいくつか紹介します。
実際に使われているワードばかりです。ぜひ参考にしてください。
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マジョリティとは? そもそもどんな意味か?
まずはマジョリティとはどんな意味なのかをおさらいします。
すでに意味をご存知の方は、次の項目まで飛ばしていただき大丈夫です。
意味
まず意味は以下のとおりです。
多数派や多数者を示す。社会的に重要視されやすいグループ。
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ある集団において、大多数を占める集団のことを指す。
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大多数、ある一定の場所やグループのうちの大人数
意味を全て見る
- 大多数・過半数・多数派。勢力のある強いグループや主流であるもの。
- 多数派。ある集団や組織において、過半数を占める側。
- 多数派のこと。強い力を持つ人のこと。
- 多数派、普通の考え方、一般的に言えば『正しい』人のことを『マジョリティ』な人といいます
- 数が少ないこと・多数者・多数派を意味する英語
- 人種、思想、性別、宗教など、あるカテゴリーにおいての、多数者。または多数派。
- 多数派であることを表しています
例文
つづいて、マジョリティを用いた例文を紹介します。
マジョリティに受け入られられる作品が、人気を得るのは必然といえる。
集団の方針を決める時にマジョリティの意見を基本に据えることは当然である。
例文を全て見る
- 日本において、日本国籍を有するものはマジョリティということができる
- マジョリティの一員でなくていい、私はマイノリティとして強く生きます。
- 賛成派がマジョリティで、反対派は数えるほどしかいなかったのが、意外でした。
- マジョリティは、多数派のことであり、マイノリティーは。少数派のことである。
- その意見は社会全体で広く受け入れられており、それがマジョリティの考え方だ
- マジョリティに受け入れられる作品を作ることがブームになるために必要だ。
- 性の多様性が訴えられている昨今、性的なマジョリティーの思想がすべて正しいとは言えないのである。
- 一見するとマジョリティであるようですが、その中に含まれる個がいずれ突出してくる可能性があります
注意点(違和感のある、または失礼な使い方)
この言葉を使ううえでの注意点は以下のとおりです。違和感のある使い方にならぬよう注意しましょう。
マジョリティはマイノリティとセットで使われることが多いが、数の暴力的な意味をもつことがあるので注意が必要。日常的な会話より学術的な会話で使うことが多い。
—
主に人の集団に対して用いることが多く、人以外に対して使うのは不向きである。
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マジョリティということばは単に人数だけでなくなんらかの優位性をあらわす文脈で使われることが多い
注意点を全て見る
- 主に同じ意見や考え方を持ち、同様の行動を尊重する大勢の人を指し、組織や企業内で圧倒的な数を占める派閥やグループや多数決で可決された方。差別的な目的で使わない。
- 英語由来のカタカナ語なので、他にカタカナ語を用いていない文脈の中で使うと、違和感を感じる可能性があります。
- 大人数を指すことが多いため、少人数で使うと違和感がある。
- マジョリティ→多数派→正しいという認識ができるのでこの言葉を口論のときに使うと(正しい)自分の意見を相手に押し付けていると受け取れるのであまり多用しない方がいい言葉だとは思います
- 多数の意味で使用しますので、比較して少ない場合使用すると違和感があります。
- 「多数派」ということで優越感を感じる言葉遣いになりやすいので、表現には注意が必要である。
- 相対的な言い回しのため、使い方には気を付けたいです
ビジネスで使える丁寧なマジョリティの対義語のおすすめ
ビジネスで使えるフォーマルな対義語を紹介します。
それぞれ見ていきます。
マイノリティ
まずは、マイノリティです。
意味やニュアンスの違いは以下のとおり。
マイノリティは、少数者の意味を表すが、社会的少数者の意味を表すこともあり差別や偏見を持たれている集団を指すニュアンスも含む。
少数派
2つ目は、少数派です。
意味やニュアンスの違いは以下のとおり。
ある集団において、少数の似通った意見を持った集団のことを指す。特徴ではなく、意見という観点でグループ分けする時にオススメ。
希少
3つ目は、希少です。
意味やニュアンスの違いは以下のとおり。
マジョリティは、多数派というニュアンスで、希少は数が少ないというニュアンスになる。希少価値などと使うのがおすすめ。
反主流派
4つ目は、反主流派です。
意味やニュアンスの違いは以下のとおり。
言い換え語は、「反」という言葉がついているので、「反抗的だ」「主流派に対して異議を唱えている」というニュアンスが付加される点が、違いです。社内での会話におすすめです。
マイナー
5つ目は、マイナーです。
意味やニュアンスの違いは以下のとおり。
マイナーは一般的でないこと、主流ではないことを指しますので、一般的ではない音楽や文化やに使用するのがおすすめです。
少数者
6つ目は、少数者です。
意味やニュアンスの違いは以下のとおり。
「少数派」に対してなじみは浅いが、対義語の訳としては正しい。会議などで多数派以外の意見を求めるときに使いやすい。
一部
7つ目は、一部です。
意味やニュアンスの違いは以下のとおり。
ごくごく少数であることや全体の中の一部分を表すときに用いられる表現です。多少、曖昧さのある言葉ですが全体の対義語として活用されます
異分子
8つ目は、異分子です。
意味やニュアンスの違いは以下のとおり。
一団の中で、多くのものとは性質・種類などが違っているものというニュアンスの違いがあります。良い意味での使い方でなない時におすすめです。
非主流派
9つ目は、非主流派です。
意味やニュアンスの違いは以下のとおり。
ある集団の方針において、その方針とは異なる意見を持ったグループのことを指す。グループの特徴ではなく、意見で区別する時にオススメ。
マジョリティのカジュアルな対義語(反対の意味の言葉)のおすすめ
友達同士で使えるようなカジュアルな対義語のおすすめを紹介します。
一握り
まずは、一握りです。
意味やニュアンスの違いは以下のとおり。
ほんの少しだけれど、その他大勢に属していない人や物があるというニュアンスで、少ない人や物にターゲットを絞って話す時におすすめ。
レア
カジュアルの2つ目は、レアです。
意味やニュアンスの違いは以下のとおり。
少数派だけど、相手に悪いニュアンスに捉えてほしくない時に使うというニュアンスの違いがあります。特別感も出しやすく、自分が多数派だったときに使う時におすすめです。
少人数
つづいて、少人数です。
意味やニュアンスの違いは以下のとおり。
単に人数のすくなさという意味合いが強いため、背後に重いニュアンスや批判的なニュアンスをあたえることがない
異端
4つ目は、異端です。
意味やニュアンスの違いは以下のとおり。
ある集団において、特に異なった集団を持つ人に対して用いられる。1人の相手でも用いることができる。やや悪い印象を与えるので友達などに用いるのがオススメ。
奇特
5つ目は、奇特です。
意味やニュアンスの違いは以下のとおり。
マジョリティは、多数派というニュアンスがある。奇特は、珍しい、他にあまりないというニュアンスがある。
過半数より少ない人たち
6つ目は、過半数より少ない人たちです。
意味やニュアンスの違いは以下のとおり。
言い換え語の方が説明的で、なおかつ「半分」という具体的な基準によって線引きされている点が、ニュアンスの違いです。友人との会話におすすめです。
変わり種
7つ目は、変わり種です。
意味やニュアンスの違いは以下のとおり。
一般的ではないというニュアンスで使われる。シェアは少ないがオリジナリティが高いというときに使える。
脚光を浴びない
8つ目は、脚光を浴びないです。
意味やニュアンスの違いは以下のとおり。
脚光を浴びないは注目されず、関心を集めない状態を指します。優れた才能があったり、努力をしていたりしても隠れている場合に使用するのがおすすめです。
その他少数
9つ目は、その他少数です。
意味やニュアンスの違いは以下のとおり。
「大多数」に対してわかりやすくした表現である。明るく楽しい話題で、どちらが多数派か、それとも少数派なのか、ざっくばらんに使えると思う。
マジョリティの横文字・カタカナ英語の対義語のおすすめ
最後は横文字・カタカナ英語での対義語を紹介します。
こちらはリストのみとなります。
- マニアック
- サイドストリーム
- マイナー
- アウトサイダー
- マニア
- マージナル
- マイノリティ
- マイノリティビュー
- minority
- minority group
- minority party
- minority people
- paucity
- few
- outsider
かっこよく表現したい際、参考にしてください。
まとめ
以上がマジョリティの対義語のおすすめでした。
さまざまな言葉があることがわかりますね。
基本的な意味は同じでも、反対にした際、微妙にニュアンスが違ったりもするため、TPOに合わせて対義語を使い分けていきましょう。
振り返り用リンク↓
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