本記事では、フィジカルの対義語(反対の意味となる言葉)を解説します。
- ビジネスで使えるきっちりした「対義語」
- 友達同士でカジュアルで使える「反対の意味の言葉」
に分けていくつかのアイデアをまとめました。
また、カタカナ・英語でかっこよく言い換えたい場合の対義語ワードもいくつか紹介します。
実際に使われているワードばかりです。ぜひ参考にしてください。
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フィジカルとは? そもそもどんな意味か?
まずはフィジカルとはどんな意味なのかをおさらいします。
すでに意味をご存知の方は、次の項目まで飛ばしていただき大丈夫です。
意味
まず意味は以下のとおりです。
主に体力や身体的能力、体の状態を指しますまたは、物理的な物体の意味を示す
—
主に肉体を指す言葉で、そこから派生して身体を使った作業等も言い表す場合がある
—
身体的に、肉体的に、物理的にという意味
例文
つづいて、フィジカルを用いた例文を紹介します。
楽器の演奏にはフィジカルの強さが重要だと、マラソンと柔軟体操を毎朝やらされた。
サッカーやラグビーは、スポーツの中でも特にフィジカルを鍛える必要がある。
例文を全て見る
- 仕事を長く続けるうえで、年を取り体力の低下は免れないので、フィジカルを鍛えるのが重要だ。
- 毎日フィジカルな活動を心掛けているので、健康にもメンタルにもいい影響を及ぼしている。
- 彼は大学まで野球部だったのでフィジカルが強くて、現場の力仕事も頼りになる存在である。
- 最近のプロアスリートは、フィジカル以外のトレーニングもシビアに求められるようだ
- 私はどちらかと言えばフィジカル面には、そこまで心配はないと感じています
- 仕事でのストレスを解消するには、フィジカル面を鍛えることが重要だ。
- このサッカーチームはフィジカルが強く、スタミナとスピードで試合を支配している。
- 空いている時間は、心身共に健康になるために、フィジカルトレーニングをしています。
注意点(違和感のある、または失礼な使い方)
この言葉を使ううえでの注意点は以下のとおりです。違和感のある使い方にならぬよう注意しましょう。
用語に応じて、どの意味が当てはまるのか、適切な読み取りが必要。
—
やや意味が曖昧であり、カジュアルな表現であるので、プライベートで用いるのが良い。
—
肉体的な意味があるので、体を使った活動がない場合に使用すると違和感があります。
注意点を全て見る
- 日本語では「フィジカルが強い」という使い方をするのが一般的ですが、元の意味には「強い」という意味はないので注意が必要です。
- フィジカルは肉体を表す直接的な言葉であり、使用する文脈によっては、妙に生々しい印象を生みかねません。
- ご年配の方には言い換え言葉が相応しいです
- 英語でのphysicalは「物理的な」という意味にも使われますが、日本語では肉体的な意味でフィジカルが使われることが多いです。
ビジネスで使える丁寧なフィジカルの対義語・反対語のおすすめ
ビジネスで使えるフォーマルな対義語を紹介します。
それぞれ見ていきます。
エモーショナル
まずは、エモーショナルです。
意味やニュアンスの違いは以下のとおり。
フィジカルが身体的な特性を指すのに対し、エモーショナルは感情や心情を指します。友達や同僚との会話で「彼はかなりエモーショナルだ」という風に使うことが多い
サイコロジカル
2つ目は、サイコロジカルです。
意味やニュアンスの違いは以下のとおり。
「肉体的な」という意味に対して「心理的な、精神面での」という対義語です。消費者心理を説明する時や精神疾患の話題に使いやすい表現です。
スピリチュアル
3つ目は、スピリチュアルです。
意味やニュアンスの違いは以下のとおり。
物質的という意味に対しての反義語です。霊的なというニュアンスの違いがあります。目に見えない霊的・魂・精神的なものを指す場面で使い勝手が良いです。
ノンフィジカル
4つ目は、ノンフィジカルです。
意味やニュアンスの違いは以下のとおり。
物質的、神体的という意味に対しての。反義語です。非身体的および非物質的、実体のないものというニュアンスの違いがあります。心の中やインスピレーションでとらえるというような場面で使い勝手が良いです。
バーチャル
5つ目は、バーチャルです。
意味やニュアンスの違いは以下のとおり。
物体という意味に対しての反義語です。仮想的というニュアンスの違いがあります。バーチャルな世界というような場面で使い勝手が良いです。
ブレイン
6つ目は、ブレインです。
意味やニュアンスの違いは以下のとおり。
フィジカルが身体的な肉体的な力や能力を指すことに対し、ブレインは知的能力や思考力を意味します。例えば、「この問題はブレインを使うべきだ」という意味があります。
メンタル
7つ目は、メンタルです。
意味やニュアンスの違いは以下のとおり。
「フィジカル」の身体的や肉体的という意味に対しての対義語となります。対義語にした場合のニュアンスとしては、精神的なです。体型など肉体よりも心や精神の方を指すような場面で使いやすい表現です。
心理的
8つ目は、心理的です。
意味やニュアンスの違いは以下のとおり。
「フィジカル」の身体や肉体など物質的なことに対しての対義語となります。対義語にした場合のニュアンスとしては、事実や現象の有無に関係なく。人がそのような気持ちになっている様子です。ある事柄に関して物理的なことではなく、心境などで影響しているような場面で使いやすい表現です。
知的
9つ目は、知的です。
意味やニュアンスの違いは以下のとおり。
肉体的は体でも身体や物理的なニュアンスがありますが、知的は精神的な側面や知識や思考のニュアンスがあります。脳を使っている際や考えている際に使用するのがおすすめです。
頭脳
10個目は頭脳です。
意味やニュアンスの違いは以下のとおり。
いわゆる頭脳労働を担当する人物の比喩的な表現です。戦術を立案したり、斬新なアイデアを提案する役割を形容します。
フィジカルのカジュアルな対義語・反対語のおすすめ
友達同士で使えるようなカジュアルな対義語のおすすめを紹介します。
気の持ちよう
まずは、気の持ちようです。
意味やニュアンスの違いは以下のとおり。
その人の心の状態を表す言葉のひとつとして用いられる言い換え言葉です。心の耐性を示す時に適した表現として長く用いられています
データ系
カジュアルの2つ目は、データ系です。
意味やニュアンスの違いは以下のとおり。
フィジカルではなく、持ち前の頭脳や膨大なデータを駆使して戦うサブカル系のキャラを表す俗語です。どんな漫画やアニメにも登場する参謀ポジションのキャラを連想させます。
デジタル
つづいて、デジタルです。
意味やニュアンスの違いは以下のとおり。
フィジカルが物理的な実体を指すのに対し、デジタルは非物理的な、コンピューター技術や電子技術に関連するものを意味します。
精神的
4つ目は、精神的です。
意味やニュアンスの違いは以下のとおり。
気持ちや気分、やる気などのことを言う。一般的な言葉であるが、スピリチュアル的なニュアンスを与えることもある。どのような場面でも使っていける。
内面的
5つ目は、内面的です。
意味やニュアンスの違いは以下のとおり。
「フィジカル」の身体や肉体など外側なことに対しての対義語となります。対義語にした場合のニュアンスとしては、精神や心理に関する内的なことです。見えている体格などの外見ではなく、中の心や精神、気持ちなどを指すような場面で使いやすい表現です。
技巧派
6つ目は、技巧派です。
意味やニュアンスの違いは以下のとおり。
経験に裏付けられた技術や感覚などを活かして、競争相手と戦うスタイルを指します。柔よく剛を制す、といったイメージを感じさせます。
フィジカルの横文字・カタカナ英語の対義語のおすすめ
最後は横文字・カタカナ英語での対義語を紹介します。
こちらはリストのみとなります。
- メンタリティー
- メンタル
- スピリチュアル
- サイコロジカル
- コンセプチュアル
- アブストラクト
- アンフィジカル
- religious song
- spiritual
- mental
かっこよく表現したい際、参考にしてください。
まとめ
以上がフィジカルの対義語のおすすめでした。
さまざまな言葉があることがわかりますね。
基本的な意味は同じでも、反対にした際、微妙にニュアンスが違ったりもするため、TPOに合わせて対義語を使い分けていきましょう。
振り返り用リンク↓
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