しかしの言い換え語のおすすめは?ビジネスやカジュアルに使える類義語のまとめ!
本記事では、しかしの言い換え語・同義語を解説します。
- ビジネスで使えるきっちりした類語
- 友達同士でカジュアルで使える類語
に分けていくつかのアイデアをまとめました。
ぜひ参考にしてください。
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しかしとは? そもそもどんな意味か?
まずはしかしとはどんな意味なのかをおさらいします。
すでに分かっている人は、次の項目まで飛ばしていただき大丈夫です。
意味
まず意味は以下のとおりです。
前に言われたことと対立することを述べる前に使う
—
前までの文脈を否定するときに使う。
—
前に話したことと逆のことを話すときの接続詞
意味を全て見る
- 逆説的なことを言うときにつなぐ言葉
- 相手の言ったことや、したことに対して否定すること
- 話している内容と真逆のことをいうときに使う
- 自分や相手が話題にしていたことへの印象や考えとは反対の意味合いを話す際に用いる接続語
例文
つづいて、しかしを用いた例文を紹介します。
君の意見は確かに合理的だ。しかし、かれらの気持ちも考えなければいけない。
夏休みは憧れの山岳リゾート地に避暑に行きました。しかし、全然涼しくなく参った。
例文を全て見る
- ビールと餃子はかなり合う。しかし、ワインはほとんど合わない.。
- 彼女は大丈夫と言った。しかし、酷いケガでとても大丈夫そうには見えなかった。
- 二人は服を買いに出かけた。しかし、突然の雨により早めに帰宅せざるを得なかった。
- 言っている事は合っている。しかし、それができるかどうかは別の話だ。
- 天気予報では晴れの予報でした。しかし、午後に雨が降りました。
- このコーヒーはとてもおいしくて毎日でも飲みたくなります。しかし、一杯1000円もするのでなかなか難しいです。
- 13時に駅前で彼と待ち合わせしていた。しかし、彼はその時間に現れなかった。
- このシステムは非常に便利で使いやすいです。しかし、使用料が高いというデメリットがあります。
注意点(違和感のある、または失礼な使い方)
この言葉を使ううえでの注意点は以下のとおり。
否定の接続詞なので、何度も使うとおかしく聞こえる。
—
しかしを連発すると相手の事を常に否定しているようなイメージを与えるので、使う回数には気を付けた方が良い。
—
話し言葉ではほとんど使わない。きつく感じてしまう。
注意点を全て見る
- 言い訳に聞こえないように注意して使う必要がある。
- 友達同士では使わない。
- 前提条件なしに「しかし」を使うことは間違っている。
- 前文と後文の脈絡が合っていないと文がおかしくなってしまうので、使い方には注意しなければならないと私は思います。
- 同じような意味合いの話題を続ける際には使えない。「このシステムは非常に便利だ。しかし、使いやすい。」などのようには使えない。
- どちらかというとプラスな内容からマイナスな内容を話すときに使われるイメージがある
- 話しを切り出すときに「しかしだね。」みたいに使うのは文法的には違和感がある。
ビジネスで使える丁寧なしかしの言い換え語のおすすめ
ビジネスで使えるフォーマルな言い換え語を紹介します。

おっしゃる通りですが
まずは、おっしゃる通りですがです。
意味やニュアンスの違いは以下のとおり。
「しかし」は、相手の言うことに対して全面的に否定する言葉である。相手の気を悪くさせないように気遣わなくてはならないときにおすすめ。
けれど
つづいて、けれどです。
意味やニュアンスの違いは以下のとおり。
会話の途中に「〜ですけれど、こちらの方は…」といったように挟むことで会話を切らずに他の否定的な意見を言える。
しかしながら
つづいて、しかしながらです。
意味やニュアンスの違いは以下のとおり。
しかしよりも意味合いをなめらかにし、ニュアンスはそのままで物腰柔らかい印象を与える言い換えだと思います。
だが
つづいて、だがです。
意味やニュアンスの違いは以下のとおり。
「だが」は書き言葉でよくお堅い文章で使われます。「だが」は会話で使われることもあり、男性に多いそうです。
ですが
つづいて、ですがです。
意味やニュアンスの違いは以下のとおり。
「しかし」に比べると「ですが」の方が口語として普段の会話でも使いやすいので、ビジネス上での会話などでも話し言葉としては使えると思う。
ですけれど
つづいて、ですけれどです。
意味やニュアンスの違いは以下のとおり。
丁寧に反対意見を伝えたいときにおすすめの言い換え語です。取引先など、波風を立てずにこれからも取引したい人に使います。
とはいえど
つづいて、とはいえどです。
意味やニュアンスの違いは以下のとおり。
「しかし」を使うと、人が話している感じには聞こえず文章の内容が機械的ですが「とはいえど」を使うと「しかし」と同じように書き言葉に近い気はするものの、まだ前述したことをしっかり受け止めてフォローするような感じに聞こえる。
但し
つづいて、但しです。
意味やニュアンスの違いは以下のとおり。
何かを言ったときに、条件を付け加えるような時に使うイメージ。前にいった内容を踏まえている点は共通している。
しかしのカジュアルな言い換え語のおすすめ
友達同士で使えるようなカジュアルな言い換え語のおすすめを紹介します。

けど
まずは、けどです。
意味やニュアンスの違いは以下のとおり。
会話で「しかし」を使うことはないので、「けど、だよね」みたいな感じで使うことが多い。
それだったら
つづいて、それだったらです。
意味やニュアンスの違いは以下のとおり。
いったん友たちの考えを肯定し、反対意見を伝える。
だけど
つづいて、だけどです。
意味やニュアンスの違いは以下のとおり。
だいぶフランクなイメージが強いです。かなり気楽な言い方なので、友達などと話しているときにはいいと思います。
でもさ
つづいて、でもさです。
意味やニュアンスの違いは以下のとおり。
「しかし」よりは否定の強さがやや弱い気がしますので、「しかし」よりも弱めの否定をする場合に使うと良いと思います。
でも
つづいて、でもです。
意味やニュアンスの違いは以下のとおり。
話し言葉でも書き言葉でも気軽に使える
しかしの横文字・カタカナ英語の言い換え語のおすすめ
最後は横文字・カタカナ英語での言い換え語を項目だけ紹介します。
この辺は似ている言葉となります。

- バット
- but
- even though
- however
かっこよく表現したい際は参考にしてください。
まとめ
以上がしかしの言い換え語のおすすめでした。
さまざまな言葉があることがわかりますね。
微妙にニュアンスが違ったりもするので、TPOに合わせて使い分けていきましょう。
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