コメントの言い換え語のおすすめは?ビジネスやカジュアルに使える類義語のまとめ!
本記事では、「コメント」の言い換え語・同義語(類義語)を解説します。
- ビジネスで使えるきっちりした類語
- 友達同士でカジュアルで使える類語
に分けていくつかのアイデアをまとめました。
また、カタカナ・英語でかっこよく言い換えたい場合のワードもいくつか紹介します。
実際に使われているワードばかりです。ぜひ参考にしてください。
![]() →ビジネスの言い換えを見る | ![]() →カジュアルの言い換えを見る | ![]() →英語・カタカナの言い換えを見る |
「コメント」とは? そもそもどんな意味か?
まずは「コメント」とはどんな意味なのかをおさらいします。
すでに意味をご存知の方は、次の項目まで飛ばしていただき大丈夫です。
意味
まず意味は以下のとおりです。
ある問題について、意見や、補足的な解説などを加えること
—
相手に意見を伝えること。
—
英語の「comment」が日本語化した言葉であり、批評などを意味する言葉。
意味を全て見る
- ある人が特定の見解や出来事に対して表明した、考えや意見のこと。
- ある物事について自分の意見を述べるという意味。
- ある事柄に対して、意見・提案・評価を述べること
- 感想や意見や指摘の内容を述べること
- 文章や動画、社会事象などに対して意見を述べること
例文
つづいて、「コメント」を用いた例文を紹介します。
社内で新商品に関するコンペが開かれ、私もコメントを求められた。
昨年の高校野球で優勝した監督のコメントは、とても印象的で話題にもなりました。
例文を全て見る
- 先ほど生放送を見ていた方に「それは違うのではないか?」というコメントを頂きました。
- テレビのニュース番組では、芸人がレギュラー出演して事件に対してコメントすることが増えた。
- あの著名人のSNSの投稿が賛否両論を呼んでおり、投稿を擁護するコメントも殺到していれば、相当な拒否感を覚えるという旨のコメントも殺到している。
- 講演者は自分の取り上げた話題から最近の石油価格の上昇のコメントへ話を移した。
- とある野球選手はインタビューで成績について聞かれた際、「成績は気にしていない」とコメントした。
- お客様から頂いたコメントをもとに、今後の開発や改善を行なっていきます。
- 部下から事前に提出された報告資料に目を通した後コメントを返す
- 教育委員会の発表に対してコメントが多数寄せられた。多くは反対のものであった。
注意点(違和感のある、または失礼な使い方)
この言葉を使ううえでの注意点は以下のとおりです。違和感のある使い方にならぬよう注意しましょう。
コメントの中には単に批判をするだけという人も増えてきている。
—
自分の考えを短い文章や言葉で発信する事。
—
コメントは人によっては機械的に感じるかもしれない。
注意点を全て見る
- 「コメント」は意見や批評などを意味する言葉であり、返事のみのような受け答えに「コメント」を当てはめるのは違和感がある。
- 巧みに擬人法を使えない限り、動物が表題語のものを言うことはできない。表題語は、原則的に人が行なうものであるため。
- 「コメントを意見してください」という使い方は違和感がある。なぜなら「コメント」という単語にすでに「意見する」という意味合いがあるからである。
- 「コメント」の中には、意見を言う、提案する、評価を述べる、アドバイスをする、感想を言うなどいろんな意味があるので、どれかに限定したい場合は「コメントをください」ではなく例えば「アドバイスをください」など何を求めているかを限定した方がいい。
- コメントいただけますか、と目上のものに対して使うことは強制感があり、違和感がある
- 目上の人に対して何か伝えたい場合、「コメントする」という言葉は違和感を感じます。論評するといったニュアンスが含まれているからだと思います。
ビジネスで使える丁寧な「コメント」の言い換え語のおすすめ
ビジネスで使えるフォーマルな言い換え語を紹介します。
それぞれ見ていきます。
意見
まずは、意見です。
意味やニュアンスの違いは以下のとおり。
「コメント」には幅広い意味合いが含まれるため、はっきりとした意見が欲しい場合には「意見を述べて欲しい」など、分かりやすい言葉を使うのがおすすめ。
批評
2つ目は、批評です。
意味やニュアンスの違いは以下のとおり。
ある事物の是非、善悪、美醜などを指摘し、その価値を判断し論じて価値を決めること。批判、評論ともいう。
見解
3つ目は、見解です。
意味やニュアンスの違いは以下のとおり。
「コメント」のほうが主観的な感想、意見という意味合いが強い。「見解」は客観的、分析的な意味合いが強い。また「コメント」のほうが砕けた表現になる。
解説
4つ目は、解説です。
意味やニュアンスの違いは以下のとおり。
その人の思いや意見というよりも、対象の物事に対する説明を聞きたいときに「解説して欲しい」というような使い方をするのがおすすめ。
注釈
5つ目は、注釈です。
意味やニュアンスの違いは以下のとおり。
解説が足りていない事項に対して加える説明というニュアンスが強い。「注釈を入れる」というように、さらに詳しく説明したいものに対して使うのが推奨される。
発言
6つ目は、発言です。
意味やニュアンスの違いは以下のとおり。
言葉を発すること。自分の考えや意見を言葉に出して発信すること。フランクな場ではなく、真面目な場で発した言葉を指す。
評価
7つ目は、評価です。
意味やニュアンスの違いは以下のとおり。
「コメント」のほうが主観的な感想、意見を述べる意味合いが強く、「評価」は良し悪し、優劣を判断を下す意味合いが強く、より客観的な使い方。
論評
8つ目は、論評です。
意味やニュアンスの違いは以下のとおり。
ある物事の内容や結果などを論じ批評することを意味する。決められた物事に対して、意見を求められて述べるとき。
評する
9つ目は、評するです。
意味やニュアンスの違いは以下のとおり。
「諸家の近作を評する」などといった、人物・事物について、その善悪・価値などを論じ定める、批評するなどの表現に使用することがおすすめです。
概評
10個目は概評です。
意味やニュアンスの違いは以下のとおり。
「展示作品について概評する」などといった、だいたいのところを大まかにとらえた批評、おおよその批評などの表現に使用することがおすすめです。
「コメント」のカジュアルな言い換え語のおすすめ
友達同士で使えるようなカジュアルな言い換え語のおすすめを紹介します。
意見
まずは、意見です。
意味やニュアンスの違いは以下のとおり。
声に出されて表に出る、人の考えというニュアンスが色濃い。友達や同僚のような相手が率直に自分の考えに対してどう思っているかを聞くうえで「意見を聞きたい」という風に言うのが奨励される。
感想
カジュアルの2つ目は、感想です。
意味やニュアンスの違いは以下のとおり。
「コメント」だと多少堅苦しさを感じるため、気軽に読んだ本や見た映画などについて感想を聞きたいときに使うのがおすすめ。
考え
つづいて、考えです。
意味やニュアンスの違いは以下のとおり。
自分のコメントを友達に伝えるというと文章的に違和感を感じるので、自分の考えを友達に伝えるの方がいいと思います。
話す
4つ目は、話すです。
意味やニュアンスの違いは以下のとおり。
コメントというとネットを思い出し、実際の友達に使うのは違和感を感じるので、シンプルに「話す」でいいと思います。
批評
5つ目は、批評です。
意味やニュアンスの違いは以下のとおり。
物事の長所や短所などを指摘して価値を決めることを意味する。物事に対して、自分がどう評価をしているかを述べる時。
説明
6つ目は、説明です。
意味やニュアンスの違いは以下のとおり。
事柄の内容や意見をよく分かるように解き明かすこと。みんなにわかりやすいように言ったり、書いたりして示すこと。
解説
7つ目は、解説です。
意味やニュアンスの違いは以下のとおり。
事柄の内容や意味を、よくわかるように解き明かすことを意味する。ある事柄について、わかりやすいように説明する時。
ひとこと
8つ目は、ひとことです。
意味やニュアンスの違いは以下のとおり。
コメントというと、ある程度しっかりした回答を求められている感じがするが、ひとことは思ったことを伝えるだけという軽いニュアンス。
メッセージ
9つ目は、メッセージです。
意味やニュアンスの違いは以下のとおり。
コメントには意見のニュアンスが出ますが、メッセージでは単に連絡というニュアンスがあります。最近のコメント欄には特に意見が強く出ているものが多いわけではないので、友達同士であればメッセージを使う方がおすすめです。
レビュー
10個目は、レビューです。
意味やニュアンスの違いは以下のとおり。
「コメント」と違い、物やサービスを使用した後の評価というニュアンスがある。自分が気になっていた物を友人が使っていて、使い心地を聞きたいときにおすすめの表現である。「その掃除機のレビュー聞かせてよ」のように使うことができる。
「コメント」の横文字・カタカナ英語の言い換え語のおすすめ
最後は横文字・カタカナ英語での言い換え語を紹介します。
こちらはリストのみとなります。
- レビュー
- メッセージ
- メモ
- comment
- criticism
- correspondence
- commentary
- opinion
- remark
- thought
かっこよく表現したい際、参考にしてください。
まとめ
以上が「コメント」の言い換え語のおすすめでした。
さまざまな言葉があることがわかりますね。
基本的な意味は同じでも微妙にニュアンスが違ったりもするため、TPOに合わせて言い換え語を使い分けていきましょう。
振り返り用リンク↓
コメント