重ね重ねの言い換え語のおすすめは?ビジネスやカジュアルに使える類義語のまとめ!
本記事では、重ね重ねの言い換え語・同義語(類義語)を解説します。
- ビジネスで使えるきっちりした類語
- 友達同士でカジュアルで使える類語
に分けていくつかのアイデアをまとめました。
また、カタカナ・英語でかっこよく言い換えたい場合のワードもいくつか紹介します。
実際に使われているワードばかりです。ぜひ参考にしてください。
重ね重ねとは? そもそもどんな意味か?
まずは重ね重ねとはどんな意味なのかをおさらいします。
すでに意味をご存知の方は、次の項目まで飛ばしていただき大丈夫です。
意味
まず意味は以下のとおりです。
念入りに相手に頼み込むさま。
—
たびたび繰り返して。いくえにも。重々。
—
同じようなことが繰り返されることです。
意味を全て見る
- 不備や不足を繰り返し行うこと。
- 続く表現を強調する、何度も繰り返す、念入りに相手に頼み込むなどの意味。
例文
つづいて、重ね重ねを用いた例文を紹介します。
重ね重ね申し訳ありませんが、契約についてご検討のほどよろしくお願いします。
この度は私共の不手際からご迷惑を掛け、申し訳ありませんでした。重ね重ねお詫び申し上げます。
例文を全て見る
- この度の当方への多大なるおもてなしに重ね重ね御礼申し上げます。
- この度は当方のミスで大変ご迷惑をおかけし、重ね重ね申し訳ございませんでした。
- 重ね重ねお世話になりました。
- 重ね重ね申し訳ありませんが、ご検討のほどよろしくお願いいたします。
- 重ね重ねで大変申し訳ありませんが、再度のお願いにうかがわせていただきました
- ご協力いただいた上に貴重なご意見、重ね重ねありがとうございます
- 重ね重ね、ご迷惑をおかけいたします。
- 重ね重ねお礼申し上げます。
注意点(違和感のある、または失礼な使い方)
この言葉を使ううえでの注意点は以下のとおりです。違和感のある使い方にならぬよう注意しましょう。
同じようなことが繰り返されるさまに使う。
—
自分の心情の深さを相手に伝える場合に用いる。
—
ビジネスシーンなどのフォーマルな場面で敬語表現一緒に使われます。
注意点を全て見る
- 同じようなことが繰り返されない場合にこの表現を使用してはいけません。
- 念入りに相手に頼み込むことにも使う。
- 忌み言葉のひとつですので弔事にはNGです
- この度は重ね重ねありがとうございました
- 重ね重ねのあとに、それに似た言葉(何度も)などを付け加えないようにする。
- 繰り返しを強調する言葉なので、初めてミスをしてしまった時の謝罪や初めての挨拶時などには使わない。
ビジネスで使える丁寧な重ね重ねの言い換え語のおすすめ
ビジネスで使えるフォーマルな言い換え語を紹介します。
それぞれ見ていきます。
度々
まずは、度々です。
意味やニュアンスの違いは以下のとおり。
ある行い・事柄が繰り返して何度も行われていることという意味合いの語で、その行いや現象などが一回限りではないことにおすすめ。
お手間を取らせてしまい
2つ目は、お手間を取らせてしまいです。
意味やニュアンスの違いは以下のとおり。
重ね重ねを使う際、その後にはお詫びの言葉を用いる事が多い。また、「重ねて迷惑をかける、手間を取らせる」の「手間を取らせる」だけを引き抜くことにより、スッキリとした言い回しになるようになる。
くどくど
3つ目は、くどくどです。
意味やニュアンスの違いは以下のとおり。
「くどくど小言を言う」というように、、しつこく繰り返して言う表現に使用することがおすすめです。
くれぐれも
4つ目は、くれぐれもです。
意味やニュアンスの違いは以下のとおり。
相手に何か依頼する場合に念を押す言い方です。作業工程やお願いするなどした物をしっかりと受け止めて欲しい時に使用するのがおすすめでしょう。
ごてごて
5つ目は、ごてごてです。
意味やニュアンスの違いは以下のとおり。
「ごてごて不平を並べる」「つまらないことをごてごて言うな」などといった、ぐずぐず言うさまを表現するのに使用することがおすすめです。
幾重にも
6つ目は、幾重にもです。
意味やニュアンスの違いは以下のとおり。
布のようなものが何層にも渡り重なりあう様を言い表した言葉ですが、転じて度重なるお願いやお詫びを示すときにも用いられます
再三
7つ目は、再三です。
意味やニュアンスの違いは以下のとおり。
重ね重ねは相手への感謝の意味も含められているが、再三は逆に迷惑をかけた時にも使うことがあるので注意が必要
重ねて
8つ目は、重ねてです。
意味やニュアンスの違いは以下のとおり。
同じことを繰り返すさまという意味で用いられ、重ねてお詫び申し上げますなどのフレーズで使うのがおすすめの語。
重々
9つ目は、重々です。
意味やニュアンスの違いは以下のとおり。
相手側から言葉に対して深く受け止める言い方です。依頼人や取引先、または上司に謝罪をする場面で使われる事が多いでしょう。
返す返す
10個目は返す返すです。
意味やニュアンスの違いは以下のとおり。
くりかえしくりかえし、何度考えてもという意味合いの語で、「くれぐれも」「つくづく」といいたい場合におすすめ。
重ね重ねのカジュアルな言い換え語のおすすめ
友達同士で使えるようなカジュアルな言い換え語のおすすめを紹介します。
再三
まずは、再三です。
意味やニュアンスの違いは以下のとおり。
ある動作が二度も三度も行われることという意味合いの語で、しばしばであることに対して使うのが特におすすめ。
うんざりするくらい
カジュアルの2つ目は、うんざりするくらいです。
意味やニュアンスの違いは以下のとおり。
言葉を繰り返さずにその様子を言い表した言葉です。良い意味では用いられることはありませんので、しつこい物事に適しています
くだくだしい
つづいて、くだくだしいです。
意味やニュアンスの違いは以下のとおり。
「くだくだしい説明」などといった、同じことを何度も繰り返したりして、長ったらしいさまを表現するのに使用することがおすすめです。
くどくど
4つ目は、くどくどです。
意味やニュアンスの違いは以下のとおり。
しつこく繰り返して言うことを意味する。うるさく長々と注意する人に対して使う。
くれぐれも
5つ目は、くれぐれもです。
意味やニュアンスの違いは以下のとおり。
心をこめて依頼・懇願したり、忠告したりするさま。何度考えても、かえすがえすという意味。
しょっちゅう
6つ目は、しょっちゅうです。
意味やニュアンスの違いは以下のとおり。
方言になるかもしれませんが、重ね重ねと同じように何度も繰り返していることで、友人などに気軽に使える言葉です
ちょいちょい
7つ目は、ちょいちょいです。
意味やニュアンスの違いは以下のとおり。
重ね重ねと同じように繰り返していることですが、ビジネスで使うには相手に失礼になるので親しい間柄の相手だけにした方がいい
ちょくちょく
8つ目は、ちょくちょくです。
意味やニュアンスの違いは以下のとおり。
元のワードよりだいぶ砕けた言い方なので、友人や特に親しい同僚のみに使うのがおすすめです。ちょくちょくごめんね等。
何度も
9つ目は、何度もです。
意味やニュアンスの違いは以下のとおり。
「何度もごめんね」や「何度も頼んで申し訳ない」等、より砕けた雰囲気で用いる事ができる。
再三再四
10個目は、再三再四です。
意味やニュアンスの違いは以下のとおり。
繰り返して何度もという意味で再三を強調した言葉として用いられ、再三再四注意したなどのフレーズにおすすめの語。
重ね重ねの横文字・カタカナ英語の言い換え語のおすすめ
最後は横文字・カタカナ英語での言い換え語を紹介します。
こちらはリストのみとなります。
- ループ
- リフレイン
- オーバーラッピング
- sincerely
- frequently
- intensely
- greatly
- Overlapping
- exceedingly
- repeatedly
かっこよく表現したい際、参考にしてください。
まとめ
以上が重ね重ねの言い換え語のおすすめでした。
さまざまな言葉があることがわかりますね。
基本的な意味は同じでも微妙にニュアンスが違ったりもするため、TPOに合わせて言い換え語を使い分けていきましょう。
振り返り用リンク↓
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