肩書きの言い換え語のおすすめは?ビジネスやカジュアルに使える類義語のまとめ!
本記事では、肩書きの言い換え語・同義語を解説します。
- ビジネスで使えるきっちりした類語
- 友達同士でカジュアルで使える類語
に分けていくつかのアイデアをまとめました。
実際に使われているワードばかりです。ぜひ参考にしてください。
肩書きとは? そもそもどんな意味か?
まずは肩書きとはどんな意味なのかをおさらいします。
すでに分かっている人は、次の項目まで飛ばしていただき大丈夫です。
意味
まず意味は以下のとおりです。
その人を特徴づける社会的な地位や称号
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名刺や印刷物などで、氏名の上部や右肩に官位・職名などを添えて書くこと。
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対象者の社会的な身分や立場を表す役職や称号などのこと。
意味を全て見る
- 社会的な地位や、組織内での役職のこと
- その人の職責を言い表したものです
例文
つづいて、肩書きを用いた例文を紹介します。
いただいた名刺には肩書きも何も刷ってはない、こうした時は本当に困る。
イタリア人は自分の印象で、相手に勝手な肩書きをつけることがよくある。
例文を全て見る
- 社長という肩書きを忘れて編集長としてやってきた。これからもそれは変わらない。
- 彼は弁護士をしながら医者という肩書きも持っているすごい人だ。
- 私は、世間に胸を張って言えるような肩書きをまだもっていない。
- 新規の商談で名刺交換をしました。肩書を見ると「営業部長」と書かれていました。
- まずは人の顔と名前、そして肩書きを覚えてもらうことから始めましょう
- どうしても肩書きが欲しくて、出世ができるようにがむしゃらに頑張った。
- 「彼らは私を博士という肩書きで呼んだ」「彼の公式の肩書きは環境庁長官です」など。
- 彼のふるまいは、その肩書きに恥じることのない、実に堂々としたものであった。
注意点(違和感のある、または失礼な使い方)
この言葉を使ううえでの注意点は以下のとおり。
肩書きと役職名に明確な違いはないらしい。
—
名刺に書くことが多いが、それだけではなく職名や地位のこととして一般的な言葉。
—
社会的地位や身分を示す職業のことを指す場合もある。
注意点を全て見る
- 「肩書き」と呼べる言葉に明確な基準がないので、個人によってその範囲がかわってくること。
- 名刺や印刷物で、氏名の上に書かれています。
- ネガティブな意味合いを持つこともあるので注意が必要です。
- 特徴づける社会的な地位・称号などがない場合にこの表現を使用してはいけません。
- 実態がともなっていない人物に対して、揶揄するようなニュアンスで用いる場合もありそうです。
ビジネスで使える丁寧な肩書きの言い換え語のおすすめ
ビジネスで使えるフォーマルな言い換え語を紹介します。
役職
まずは、役職です。
意味やニュアンスの違いは以下のとおり。
組織における役目や職務のことです。会社内におけるポジションを表す呼び名でもあります。特に管理職を表します。
地位
2つ目は、地位です。
意味やニュアンスの違いは以下のとおり。
名声よりも、その実態の価値に重きを置いたニュアンスが感じられます。確固たる権力や威勢がその背景にあるようです。
敬称
3つ目は、敬称です。
意味やニュアンスの違いは以下のとおり。
「敬称は省略させていただきます」などといった、人名や官職名などの下につけて、または単独に用いて、その人に対する敬意を表す語などの表現に使用することがおすすめです。
社会的地位
4つ目は、社会的地位です。
意味やニュアンスの違いは以下のとおり。
社会における身分や役割の高低や重要度を表し、社会的に優劣、影響力、社会からの認知度を表します。社会的地位が高いと信用度も高いです。
階級
5つ目は、階級です。
意味やニュアンスの違いは以下のとおり。
位、位の段階、特に軍隊での位。社会における経済的利害・地位などを同じくする群。主にその社会の生産関係から生じ、制度化されて固定する場合もある。
ポスト
6つ目は、ポストです。
意味やニュアンスの違いは以下のとおり。
会社内での肩書きを言う場合によく使う言葉なので、職業の肩書きなどを説明する場合には使わない言葉です。
所属
7つ目は、所属です。
意味やニュアンスの違いは以下のとおり。
自分がどこの部署でどのような仕事を承っているのか、組織内での立ち位置や役割を伝えるたいときに示したい。
称号
8つ目は、称号です。
意味やニュアンスの違いは以下のとおり。
「人間国宝の称号を贈られる」などといった、呼び名。特に、身分・資格などを表す呼び名。などの表現に使用することがおすすめです。
尊号
9つ目は、尊号です。
意味やニュアンスの違いは以下のとおり。
君主およびその祖先とその一族、貴族や高僧など、その国家や社会においてその遺徳の顕彰や哀悼の祈念を込めて贈られる尊称におすすめの語。
肩書きのカジュアルな言い換え語のおすすめ
友達同士で使えるようなカジュアルな言い換え語のおすすめを紹介します。
地位
まずは、地位です。
意味やニュアンスの違いは以下のとおり。
社会や組織などの中での、その人の置かれている位置、その人の身分や能力などの段階という意味合いの語でおすすめ。
立場
つづいて、立場です。
意味やニュアンスの違いは以下のとおり。
その人の置かれている地位や状況のこと。また、その人の面目などを言う。「肩書き」とは違い、役職とは関係なく、置かれている立場を指す場合もあり、広い意味で使われる。
ポスト
つづいて、ポストです。
意味やニュアンスの違いは以下のとおり。
会社内での肩書きを言う場合によく使う言葉。
ポジション
つづいて、ポジションです。
意味やニュアンスの違いは以下のとおり。
「肩書き」よりもより具体的で、自分がいま会社でどのような位置にいるのかということを表したいときにおすすめです。
立ち位置
つづいて、立ち位置です。
意味やニュアンスの違いは以下のとおり。
「会社内ではどういった立ち位置で仕事をしているの?」と言ったような感じで使えるのではないかと思います。あまりビジネス向けではなく、友人同士で話したりする時に使いそうです。
表題
つづいて、表題です。
意味やニュアンスの違いは以下のとおり。
「斜字体の活字の表題」などといった、書物の表紙などに記してある題名などの表現に使用することがおすすめです。
タイトル
つづいて、タイトルです。
意味やニュアンスの違いは以下のとおり。
「彼の報告書のタイトルが委員会の注意を引いた」などといった、肩書き・称号などの表現に使用することがおすすめです。
呼び名
つづいて、呼び名です。
意味やニュアンスの違いは以下のとおり。
そのものを普通そう呼んでいる名。とくに人の実名に対し、普通に呼ぶ名。通称。名前を呼ぶこと。名詞・名前を名付けて呼ぶこと。その呼び名。
通り名
つづいて、通り名です。
意味やニュアンスの違いは以下のとおり。
普通にそれで通っている名前。通称。世間一般に通用している名。一家の主人が先祖から代々受け継いで用いる同一の名。
職名
つづいて、職名です。
意味やニュアンスの違いは以下のとおり。
「肩書き」よりも直接的に自分の職業を表すときに使います。ネガティブな意味合いもないので、誰に対して使っても大丈夫です。
肩書きの横文字・カタカナ英語の言い換え語のおすすめ
最後は横文字・カタカナ英語での言い換え語を項目だけ紹介します。
この辺は似ている言葉となります。
- ポスト
- ポジション
- ニックネーム
- タイトル
- position
- title
- nickname
かっこよく表現したい際は参考にしてください。
まとめ
以上が肩書きの言い換え語のおすすめでした。
さまざまな言葉があることがわかりますね。
微妙にニュアンスが違ったりもするので、TPOに合わせて使い分けていきましょう。
振り返り用リンク↓
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