起因するの言い換え語のおすすめは?ビジネスやカジュアルに使える類義語のまとめ!
本記事では、「起因する」の言い換え語・同義語(類義語)を解説します。
- ビジネスで使えるきっちりした類語
- 友達同士でカジュアルで使える類語
に分けていくつかのアイデアをまとめました。
また、カタカナ・英語でかっこよく言い換えたい場合のワードもいくつか紹介します。
実際に使われているワードばかりです。ぜひ参考にしてください。
「起因する」とは? そもそもどんな意味か?
まずは「起因する」とはどんな意味なのかをおさらいします。
すでに意味をご存知の方は、次の項目まで飛ばしていただき大丈夫です。
意味
まず意味は以下のとおりです。
引き金となった物事を表すときに用います
—
何かが生じたり起きたりする原因になること。
—
原因となってある事を起こす。 引き起こす。
意味を全て見る
- そのことの原因になる
- 物事の起こる原因となること
- 問題の発端となることです。
例文
つづいて、「起因する」を用いた例文を紹介します。
さまざまな問題について、人口の現象が起因することが多いのですが、実際はどうでしょうか。
今回発生した事故は、設備点検作業の不徹底に起因するもので、会社側は早急に見直しを行うと会見で述べた。
例文を全て見る
- 彼が提出した結果に明白に見られる誤りは、手順の欠陥というよりは不注意に起因するものである。
- 彼の悪擦れは、彼がまだ幼かったころの環境に起因すると考えられる。
- 今回の問題の原因は、彼が行った行動に起因していたことが判明した。
- 洪水が起きたのは、過度な森林伐採に起因するのではないかといわれている。
- 彼が提出した結果に明白に見られる誤りは、手順の欠陥というよりは不注意に起因するものである。
- 一人一人のメンバーが仕事に対して楽に済まそうという気持ちが起因してこの失敗に繋がった。
注意点(違和感のある、または失礼な使い方)
この言葉を使ううえでの注意点は以下のとおりです。違和感のある使い方にならぬよう注意しましょう。
原因となる、問題の発端となる意味で使う
—
簡単で簡潔な言い換えも存在します
—
ある事象に対して、原因になることがそれより過去にあった場合に使う。
注意点を全て見る
- 問題の発端となること、引き起こすことなどに使う。
- 最初のきっかけになったものを示す場合に用いる。
- 原因やきっかけを表す言葉なので、その結果などをかかる言葉にすることがあるため、選択に気を付ける。
- 軽い話題などではあまり用いられないかと思います。
- 物事の根本にかかわることと言う意味もある。
- 原因とならない、問題の発端とならない場合にこの表現を使用してはいけません。
ビジネスで使える丁寧な「起因する」の言い換え語のおすすめ
ビジネスで使えるフォーマルな言い換え語を紹介します。
それぞれ見ていきます。
原因となる
まずは、原因となるです。
意味やニュアンスの違いは以下のとおり。
先方や上司に物事が起こるきっかけとなる事象のことを伝えるときに、わかりやすく説明する言葉として使われます。
要因となる
2つ目は、要因となるです。
意味やニュアンスの違いは以下のとおり。
ほぼ同じニュアンスだが、学術的な文章などにはこちらの方が向いているイメージがある。また、若干固さも感じられる。
由来する
3つ目は、由来するです。
意味やニュアンスの違いは以下のとおり。
ルーツなどを話すときにおすすめです。ニュアンスの違いは、原因というより何を元にしたかがメインになっています。
引き金になる
4つ目は、引き金になるです。
意味やニュアンスの違いは以下のとおり。
ある物事が別の物事を始める理由や契機になることという意味で用いられ、いろいろなシチュエーションに使えるおすすめの語。
動機になる
5つ目は、動機になるです。
意味やニュアンスの違いは以下のとおり。
「起因する」よりもポジティブなニュアンスがあるワードです。変化の理由がはっきりしているときに使うことをおすすめします。
契機になる
6つ目は、契機になるです。
意味やニュアンスの違いは以下のとおり。
変化を遂げる要因や原因、きっかけをこのように言い表します。それ無しにはその後の展開も存在しない、という大切な要素を表現するための言葉です
引き起こす
7つ目は、引き起こすです。
意味やニュアンスの違いは以下のとおり。
ある物事や状態を生じさせるという意味合いの語で、横になったりしたものを引っ張って起こすことにも使えます。
端を発する
8つ目は、端を発するです。
意味やニュアンスの違いは以下のとおり。
ほぼ同じニュアンスで使えるが、より重大な問題について述べる場合に向いているイメージがある。ニュースで国際問題を取り上げる場合などでもよく使われる。
発端
9つ目は、発端です。
意味やニュアンスの違いは以下のとおり。
取引先や上司に、物事の始まりとなるきっかけの事を伝えるときに、わかりやすく説明する言葉として使われます。
起爆剤
10個目は起爆剤です。
意味やニュアンスの違いは以下のとおり。
大変大きな影響を与えた要因や出来事についてこのように言い表すことができます。言葉のとおり、とても重要かつ衝撃の強い物事に適した言い回しです。
「起因する」のカジュアルな言い換え語のおすすめ
友達同士で使えるようなカジュアルな言い換え語のおすすめを紹介します。
要因
まずは、要因です。
意味やニュアンスの違いは以下のとおり。
「事件の要因を探る」などといった、物事がそうなった主要な原因などの表現に使用することがおすすめです。
原因
カジュアルの2つ目は、原因です。
意味やニュアンスの違いは以下のとおり。
ある物事や状態をひき起こす元として働くことという意味で用いられ、事故の原因を調べるなどのフレーズにおすすめの語。
発端
つづいて、発端です。
意味やニュアンスの違いは以下のとおり。
はじまり。おこり。事の発端。「兄弟ゲンカの発端は、いつもささいなことばかり。今日はチョコレートの大きさが同じだ違うだと揉めている」のように使う。
きっかけになる
4つ目は、きっかけになるです。
意味やニュアンスの違いは以下のとおり。
相手に物事や事件の原因となることを伝えるときに、ストレートに分かりやすく言い換えた言葉になります。幅広い年齢層に訴えかける場面に適したやさしい言い換えです。
ちなんだ
5つ目は、ちなんだです。
意味やニュアンスの違いは以下のとおり。
「起因する」よりもかなりラフな言い方になります。成り立っている要因をはっきりさせたいときに使うことをおすすめします。
引き金になる
6つ目は、引き金になるです。
意味やニュアンスの違いは以下のとおり。
物事を引き起こす原因となるという意味合いの語で、あることを引き起こす誘因になる場合に使うのがおすすめ。
~による
7つ目は、~によるです。
意味やニュアンスの違いは以下のとおり。
ひらがなでも通じるので若い人相手にも使いやすく、高圧的な雰囲気になりません。幅広いニュアンスが特徴的です。
契機
8つ目は、契機です。
意味やニュアンスの違いは以下のとおり。
「失敗を契機に体制を立て直す」などといった、きっかけ。動機。などの表現に使用することがおすすめです。
由来する
9つ目は、由来するです。
意味やニュアンスの違いは以下のとおり。
それほど重大ではないことや、事象について軽く語りたい時に使える。「彼の鹿児島弁は母親に由来するものだ」と言えば自然だが、由来を起因に代えると、若干ネガティブなイメージがする。
動因
10個目は、動因です。
意味やニュアンスの違いは以下のとおり。
物事を引き起こす原因。あらゆる行動の起こる直接の原因のこと。行動を起こしたり、決意したときの直接的なきっかけという意味でも使われます。
「起因する」の横文字・カタカナ英語の言い換え語のおすすめ
最後は横文字・カタカナ英語での言い換え語を紹介します。
こちらはリストのみとなります。
- トリガー
- ベース
- ファクター
- ascribe
- ascribable
- be caused by
- to originate from
かっこよく表現したい際、参考にしてください。
まとめ
以上が「起因する」の言い換え語のおすすめでした。
さまざまな言葉があることがわかりますね。
基本的な意味は同じでも微妙にニュアンスが違ったりもするため、TPOに合わせて言い換え語を使い分けていきましょう。
振り返り用リンク↓
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