断るの言い換え語のおすすめは?ビジネスやカジュアルに使える類義語のまとめ!
本記事では、「断る」の言い換え語・同義語(類義語)を解説します。
- ビジネスで使えるきっちりした類語
- 友達同士でカジュアルで使える類語
に分けていくつかのアイデアをまとめました。
また、カタカナ・英語でかっこよく言い換えたい場合のワードもいくつか紹介します。
実際に使われているワードばかりです。ぜひ参考にしてください。
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「断る」とは? そもそもどんな意味か?
まずは「断る」とはどんな意味なのかをおさらいします。
すでに意味をご存知の方は、次の項目まで飛ばしていただき大丈夫です。
意味
まず意味は以下のとおりです。
申し出を受け入れないこと、言い訳をすること。
—
相手の申し出などに応じられないことを告げること。
—
他人に依頼されたことに従えないことをその相手に伝えることです。
意味を全て見る
- 自分(側の者)がすることの影響が及ぶ人に対し、その事を(前もって)知らせたり言い訳をしたりする。また、そうして相手の許しを得る。
- 知らせておいて了解を得る、拒絶する。
- 相手の申し出や今までの契約を受けいれない態度に出る。拒絶・辞退・解約する。
- 拒否することや不本意であることを表します
- 他者からの依頼、要望を受け入れない、ということ。
例文
つづいて、「断る」を用いた例文を紹介します。
条件は自分にとって大変魅力的ではあったのですが、今回は断ることにした。
せっかくの申し出だが、これ以上引き受けることができないので断ることにした。
例文を全て見る
- 明日、○○さんとショッピングに行く約束をしていましたが、家の用事が急に決まり、断ることにしました。
- 彼女がお前のプロポーズを断ることは1万円かけてもいい。
- なにかを断る際に送るメールの文面には特に注意が必要だと認識している。
- 相手からお誘いがあったが、予定が合わなかったのでやむなく断った。
- 断るのは自由だけれど、この先の自分自身を想像すると本当にそれで良いのかな。
- 自分がしたくないことに対しては無理にやろうとせず断る勇気も大事だ。
- 残念ですがこの条件では承認できません。取引相手には断ると伝えてください。
- いつもお世話になっているところからの仕事のオファーを断るのは気が引けることだ。
注意点(違和感のある、または失礼な使い方)
この言葉を使ううえでの注意点は以下のとおりです。違和感のある使い方にならぬよう注意しましょう。
相手の申し出などに応じられないときに使う。
—
あらかじめ知らせておいて了解を得るという意味もある。
—
命令や重要なことをやめるときには「断る」という言葉を使うのは違和感があります。
注意点を全て見る
- 応じられないことを告げることに用いる。
- 複数の意味を持つ言葉なので、文章の流れに合わせて前後の言葉の選択に気を付ける。
- 厳しさのある言葉なので、言い換えによって印象も変わります
- はっきりと拒絶するというニュアンスなので、目上の方や取引先の方に使うのは失礼な言葉です。
- かなり明確に拒絶の意味を示しています。人に対して使うと相手によっては少し不快に思います。
- 自分にとって有利なことを断る際には、特別な理由に言及する必要が出てくるのが注意点。断る対象はたいてい悪い条件の事物であるため。
ビジネスで使える丁寧な「断る」の言い換え語のおすすめ
ビジネスで使えるフォーマルな言い換え語を紹介します。
それぞれ見ていきます。
辞退する
まずは、辞退するです。
意味やニュアンスの違いは以下のとおり。
頼まれた依頼などを遠慮して、丁重にお断りすることをわかりやすく説明する言葉として使われます。
拒否する
2つ目は、拒否するです。
意味やニュアンスの違いは以下のとおり。
受け入れないことや拒むことを表します。認めることのできない、または相応しくない物事を強く拒む場面に適しています
却下する
3つ目は、却下するです。
意味やニュアンスの違いは以下のとおり。
仕事で従業員のプレゼンや企画の提案を取り下げる時などに使うのがおすすめです。「却下する」という言葉の方が、「断る」よりも少し上から目線な使い方になります。
謝絶
4つ目は、謝絶です。
意味やニュアンスの違いは以下のとおり。
「要求を謝絶する」などといった、相手の申し入れを断ること、などの表現に使用することがおすすめです。
不承諾
5つ目は、不承諾です。
意味やニュアンスの違いは以下のとおり。
不賛成の表明、承諾しないことという意味合いの語で、不承諾の手紙、不承諾の意などの言い回しで使うのがおすすめ。
否む
6つ目は、否むです。
意味やニュアンスの違いは以下のとおり。
辞退する、いやがる、否定するという意味で用いられ、むげに否むわけにもいかないなどのフレーズにおすすめの語。
難色
7つ目は、難色です。
意味やニュアンスの違いは以下のとおり。
それはむずかしいとしぶる様子、不承知らしい様子という意味で用いられ、難色を示すなどのフレーズにおすすめの語。
遠慮
8つ目は、遠慮です。
意味やニュアンスの違いは以下のとおり。
自分に都合が悪いことなどだった場合に、遠回しに拒否するときにわかりやすく説明する言葉として使われます。
都合が合わない
9つ目は、都合が合わないです。
意味やニュアンスの違いは以下のとおり。
「断る」という強い拒絶よりはやわらかいニュアンスになった言葉で、相手を嫌な気持ちにさせないよう配慮のある言葉です。
「断る」のカジュアルな言い換え語のおすすめ
友達同士で使えるようなカジュアルな言い換え語のおすすめを紹介します。
拒む
まずは、拒むです。
意味やニュアンスの違いは以下のとおり。
相手の要求・依頼などをはねつけることを意味する。相手の要求を受け入れない時に使う。
退ける
カジュアルの2つ目は、退けるです。
意味やニュアンスの違いは以下のとおり。
それに対して否定的な態度をとる、後方へ下がらせるという意味合いの語で、寄せつけず追い返したりすることにおすすめ。
拒絶
つづいて、拒絶です。
意味やニュアンスの違いは以下のとおり。
「要求を拒絶される」などといった、相手の頼みや要求をこばむこと、などの表現に使用することがおすすめです。
辞退
4つ目は、辞退です。
意味やニュアンスの違いは以下のとおり。
勧められたことを遠慮して断ることを意味する。次期委員長にとすすめられても、それを受けないときなど。
嫌だと言う
5つ目は、嫌だと言うです。
意味やニュアンスの違いは以下のとおり。
「断る」より口語感がある一方、相手の依頼を受け入れる余地が必ずしも皆無ではないというニュアンスがある。直感的に好ましいと思えない依頼に対して使うのがおすすめ。
難しい
6つ目は、難しいです。
意味やニュアンスの違いは以下のとおり。
「断る」という強いニュアンスよりは「せっかく言ってきてくれたけど」と相手を気遣うようなニュアンスが含まれた言葉です。
蹴る
7つ目は、蹴るです。
意味やニュアンスの違いは以下のとおり。
拒むことを簡単に言い換えた言葉です。“一蹴”とも置き換えられ、拒む姿勢を率直に表し、はね除けるような場面に適しています。
やめる
8つ目は、やめるです。
意味やニュアンスの違いは以下のとおり。
友達同士や同僚に使うときには、やめるという方が距離感もなくとても伝わりやすいので、やめるという言葉の方がお勧めです。
つっぱねる
9つ目は、つっぱねるです。
意味やニュアンスの違いは以下のとおり。
物事が自分にとって不本意なものであることを伝えるときに、わかりやすく説明する言葉として使われます。
ノーと言う
10個目は、ノーと言うです。
意味やニュアンスの違いは以下のとおり。
英語のフレーズを入れているため、言い換え語はカジュアルな響きを有している。カジュアルでありながら、強い拒否感があるため、友達との会話で依頼をきっぱりと断りたいときに使うのがおすすめ。
「断る」の横文字・カタカナ英語の言い換え語のおすすめ
最後は横文字・カタカナ英語での言い換え語を紹介します。
こちらはリストのみとなります。
- キャンセル
- エヌジー
- ノー
- ノーサンキュー
- turn down
- refuse
- reject
- No
- decline
かっこよく表現したい際、参考にしてください。
まとめ
以上が「断る」の言い換え語のおすすめでした。
さまざまな言葉があることがわかりますね。
基本的な意味は同じでも微妙にニュアンスが違ったりもするため、TPOに合わせて言い換え語を使い分けていきましょう。
振り返り用リンク↓
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