くれぐれもの言い換え語のおすすめは?ビジネスやカジュアルに使える類義語のまとめ!
本記事では、「くれぐれも」の言い換え語・同義語(類義語)を解説します。
- ビジネスで使えるきっちりした類語
- 友達同士でカジュアルで使える類語
に分けていくつかのアイデアをまとめました。
また、カタカナ・英語でかっこよく言い換えたい場合のワードもいくつか紹介します。
実際に使われているワードばかりです。ぜひ参考にしてください。
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「くれぐれも」とは? そもそもどんな意味か?
まずは「くれぐれも」とはどんな意味なのかをおさらいします。
すでに意味をご存知の方は、次の項目まで飛ばしていただき大丈夫です。
意味
まず意味は以下のとおりです。
何がなんでも。抜けのないように。
—
相手にそれをどうしてもしてほしいと、強調・念押しする言葉。
—
何度も心をこめて依頼すること。
意味を全て見る
- どうかなんとしてでもと相手に何度も願うことを意味します。
- 念入りに何度も懇願したり忠告するさま。
- 「何度も心を込めて懇願する」「かえすがえす」という意味
- 自分の望みを相手に伝えることです
- 何度も心を込めて懇願すること
例文
つづいて、「くれぐれも」を用いた例文を紹介します。
この原稿の仕上がりですが、くれぐれも納期を守ってくださいね。
明日は天気が崩れるようですので、くれぐれも足元にはご注意ください。
例文を全て見る
- 最近お母様とお話していませんので、くれぐれもよろしくお伝え下さい。
- 今日のお客様はうちにとってとても大切な方なので、くれぐれも失礼のないようにお願いします。
- 寒い日が続いておりますので、くれぐれもお体に気をつけてください。
- 契約が締結できるように、打ち合わせ中の発言にはくれぐれも気をつけてくれよ。
- 彼に今回の問題の解決のあと、くれぐれも新たな問題を起こさないようにお願いをした。
- 暑さ厳しき折、皆様ご健康にはくれぐれもお気をつけくださいますよう、お祈り申し上げます。
- あの方は、期限が悪くなると顔に出やすいので、くれぐれも気を付けてください。
注意点(違和感のある、または失礼な使い方)
この言葉を使ううえでの注意点は以下のとおりです。違和感のある使い方にならぬよう注意しましょう。
目上の人に使うには砕けすぎた、少し失礼な印象。
—
相手に対してお願いする時に使う表現なので、自分の行動に「くれぐれも気をつけよう」などと使うのは不自然なので注意する。
—
お願いしたり、忠告する場面に用いる。
注意点を全て見る
- 依頼、懇願、忠告などに対して使われる。
- 願いを強く何度も伝える意味合いがあるので「軽くつまみでも食べて!」のような気軽な場合には使えません。
- なにかに注意を念入りに払うときに使う言葉なので、その必要性がないときに使うのは違和感があります。
- 相手へのお願いを繰り返し強調する言葉なので、文章の流れを読み前後の動詞等の選択に気を付ける。
- 願いを伝える意味の言葉に置き換えられますが、無理強いする表現は芳しくないです
- 相手のことを思って何度も忠告するときにも使う。
ビジネスで使える丁寧な「くれぐれも」の言い換え語のおすすめ
ビジネスで使えるフォーマルな言い換え語を紹介します。
それぞれ見ていきます。
何卒
まずは、何卒です。
意味やニュアンスの違いは以下のとおり。
ビジネス文書では定番の枕詞です。「何卒よろしくお願いします」のように丁重なご挨拶に適した置き換え言葉です
どうか
2つ目は、どうかです。
意味やニュアンスの違いは以下のとおり。
「頼むからどうか見逃してくれ」などといった、心から丁重に頼み込む気持ちを表す。どうぞ。なにとぞ。などの表現に使用することがおすすめです。
どうぞ
3つ目は、どうぞです。
意味やニュアンスの違いは以下のとおり。
丁重に頼んだり、心から願ったりする気持ちを意味する。相手に対して、頭を下げて何かを頼むときなどに使う。
是非
4つ目は、是非です。
意味やニュアンスの違いは以下のとおり。
「是非」は相手だけではなく話し手の行動を強調したい際にも使えるので「是非ご一緒させてください」等、自分の意思を強調したい際におすすめ。
「くれぐれも」のカジュアルな言い換え語のおすすめ
友達同士で使えるようなカジュアルな言い換え語のおすすめを紹介します。
どうか
まずは、どうかです。
意味やニュアンスの違いは以下のとおり。
どうにか、なんとかなどの意味で用いられ、なにとぞなどの人に対して丁寧に頼む気持ちを伝える表現としておすすめの語。
是非
カジュアルの2つ目は、是非です。
意味やニュアンスの違いは以下のとおり。
「是非おいでください」などといった、心をこめて強く願うさま。「なにとぞ」などの表現に使用することがおすすめです。
なんとしてでも
つづいて、なんとしてでもです。
意味やニュアンスの違いは以下のとおり。
どうかと同じで、何度もというより一度で強く相手に願い出るイメージが強くなります。体調面などでは使いづらく、仕事や作業などの面で使用しやすいです。
抜かりなく
4つ目は、抜かりなくです。
意味やニュアンスの違いは以下のとおり。
失敗はしないようにという念押しに用いる言葉です。ミスを避けたい場面に、念には念を入れるよう促す意味があります
お願いだから
5つ目は、お願いだからです。
意味やニュアンスの違いは以下のとおり。
「くれぐれも」より「お願いだから」のほうが砕けたニュアンスがあるので、友人同士の日常会話やメッセージにおすすめ。
よろしく
6つ目は、よろしくです。
意味やニュアンスの違いは以下のとおり。
「よろしく願います」の省略で使われ、人に好意を示したり頼んだりするとき、別の人への好意を伝えてもらうときに使うのがおすすめ。
願わくは
7つ目は、願わくはです。
意味やニュアンスの違いは以下のとおり。
どちらも念入りに何かを懇願することを表現できますが、後者は忠告する場面ではあまり使われなくなっている表現です。
何卒
8つ目は、何卒です。
意味やニュアンスの違いは以下のとおり。
「何卒お許しください」などといった、相手に強く願う気持ちを表す。どうぞ、どうか、などの表現に使用することがおすすめです。
絶対に
9つ目は、絶対にです。
意味やニュアンスの違いは以下のとおり。
「くれぐれも」より威圧感が少ない気がする。堅苦しさが無い。そのかわり「くれぐれも」の方が「絶対に」より強いニュアンス。
とにかく
10個目は、とにかくです。
意味やニュアンスの違いは以下のとおり。
「とにかく」にはいろんな事情を含めて、全体的に、というニュアンスがあるので、いろいろなことをひとまとめにして相手に伝えたい際におすすめ。
「くれぐれも」の横文字・カタカナ英語の言い換え語のおすすめ
最後は横文字・カタカナ英語での言い換え語を紹介します。
こちらはリストのみとなります。
- プリーズ
- best regards
- earnestly
- be sure to
- make sure
かっこよく表現したい際、参考にしてください。
まとめ
以上が「くれぐれも」の言い換え語のおすすめでした。
さまざまな言葉があることがわかりますね。
基本的な意味は同じでも微妙にニュアンスが違ったりもするため、TPOに合わせて言い換え語を使い分けていきましょう。
振り返り用リンク↓
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