苦戦の言い換え語のおすすめは?ビジネスやカジュアルに使える類義語のまとめ!
本記事では、「苦戦」の言い換え語・同義語(類義語)を解説します。
- ビジネスで使えるきっちりした類語
- 友達同士でカジュアルで使える類語
に分けていくつかのアイデアをまとめました。
また、カタカナ・英語でかっこよく言い換えたい場合のワードもいくつか紹介します。
実際に使われているワードばかりです。ぜひ参考にしてください。
「苦戦」とは? そもそもどんな意味か?
まずは「苦戦」とはどんな意味なのかをおさらいします。
すでに意味をご存知の方は、次の項目まで飛ばしていただき大丈夫です。
意味
まず意味は以下のとおりです。
不利な状況で苦しい戦いをすること。
—
状況が悪い苦しい、相手が強く苦しい戦いをするという意味になります。
—
相手が強く、不利に苦しみながら戦うこと。また、その戦い。
例文
つづいて、「苦戦」を用いた例文を紹介します。
日本代表の次の相手は優勝回数の多いブラジルなので、苦戦を強いられるだろう。
彼は不器用なので、カレーのために野菜を切るのにも苦戦している。
例文を全て見る
- 久しぶりに友人と大会で試合をしたが、以前よりもはるかに強くなっていて苦戦した。
- 全国選手権大会で優勝候補と言われた母校サッカー部が初戦から苦戦する。
- 来期に苦戦しないように、大口のクライアントをもっと増やしておいた方がよさそうですね。
注意点(違和感のある、または失礼な使い方)
この言葉を使ううえでの注意点は以下のとおりです。違和感のある使い方にならぬよう注意しましょう。
相手の方が自分より強い場合に用いられる。
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悪戦苦闘することやうまくいかないことに使う。
—
必ずしも勝負や戦いのみに使われるわけではない。
注意点を全て見る
- 名詞でもあり、「する」を付けることによって動詞として扱うこともあるので、文章の流れをよく読み前後の言葉の選択に気を付ける。
ビジネスで使える丁寧な「苦戦」の言い換え語のおすすめ
ビジネスで使えるフォーマルな言い換え語を紹介します。
それぞれ見ていきます。
劣勢
まずは、劣勢です。
意味やニュアンスの違いは以下のとおり。
こちらは意味合いは異なりますが、現在では同じような文脈で同じ意味合いのワードとして使うことができると思います。
厳しい戦い
2つ目は、厳しい戦いです。
意味やニュアンスの違いは以下のとおり。
容易に勝つことのできない戦いという意味で用いられ、苦しみながら一心に努力をすることを表すのにおすすめの語。
苦慮
3つ目は、苦慮です。
意味やニュアンスの違いは以下のとおり。
「対策に苦慮する」といった、苦心していろいろと考えること、いい方法はないかと胸を痛めること、などの表現に使用することがおすすめです。
苦闘
4つ目は、苦闘です。
意味やニュアンスの違いは以下のとおり。
ニュアンスや意味合い自体はほとんど同じで、同じ使い方ができるワードだと思います。ビジネスでも使えます。
悪戦苦闘
5つ目は、悪戦苦闘です。
意味やニュアンスの違いは以下のとおり。
悪い状況の中で苦しい戦いをすることを意味する。不利な状況で、懸命に頑張っているときに使う。
「苦戦」のカジュアルな言い換え語のおすすめ
友達同士で使えるようなカジュアルな言い換え語のおすすめを紹介します。
劣勢を強いられる戦い
まずは、劣勢を強いられる戦いです。
意味やニュアンスの違いは以下のとおり。
相手に、こちらが常に不利でそのまま状況をひっくり返すのが大変だったことを伝えるときに、わかりやすく説明する言葉として使われます。
劣勢
カジュアルの2つ目は、劣勢です。
意味やニュアンスの違いは以下のとおり。
勢力が劣っていること、形勢が不利であることという意味合いの語で、勝負の状況が劣っていることに対しておすすめ。
不利な戦い
つづいて、不利な戦いです。
意味やニュアンスの違いは以下のとおり。
容易に勝つことのできない戦いのことのことを意味する。強敵に死に物狂いで立ち向かっているときに使う。
難渋
4つ目は、難渋です。
意味やニュアンスの違いは以下のとおり。
「交渉は難渋している」など、物事の処置や進行がむずかしくてすらすらいかないこと、そのさま、などの表現に使用することがおすすめです。
手こずる
5つ目は、手こずるです。
意味やニュアンスの違いは以下のとおり。
処置に手間取り、すんなりとは対処・解決できないことを「手こずる」という。「苦戦」ほど苦しくはないイメージで使う。
厳しい戦い
6つ目は、厳しい戦いです。
意味やニュアンスの違いは以下のとおり。
劣勢を強いられるような戦いのことを意味する。非常に困難な状況で苦しみながら相手に立ち向かっているときに使う。
苦闘
7つ目は、苦闘です。
意味やニュアンスの違いは以下のとおり。
相手が手ごわくて苦しい戦いをすることという意味合いの語で、強敵を相手にしている場合に使うのがおすすめ。
悪戦苦闘
8つ目は、悪戦苦闘です。
意味やニュアンスの違いは以下のとおり。
強大な敵に対して、非常に苦しい戦いをすることという意味で用いられ、困難な状況で努力するさまにおすすめの語。
ピンチ
9つ目は、ピンチです。
意味やニュアンスの違いは以下のとおり。
元々の意味合いは異なりますが、現在では同じような文脈で同じ意味合いのワードとして使うことができると思います。
「苦戦」の横文字・カタカナ英語の言い換え語のおすすめ
最後は横文字・カタカナ英語での言い換え語を紹介します。
こちらはリストのみとなります。
- hard fight
- struggle
- close game
- ピンチ
かっこよく表現したい際、参考にしてください。
まとめ
以上が「苦戦」の言い換え語のおすすめでした。
さまざまな言葉があることがわかりますね。
基本的な意味は同じでも微妙にニュアンスが違ったりもするため、TPOに合わせて言い換え語を使い分けていきましょう。
振り返り用リンク↓
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