道半ばの言い換え語のおすすめは?ビジネスやカジュアルに使える類義語のまとめ!
本記事では、道半ばの言い換え語・同義語(類義語)を解説します。
- ビジネスで使えるきっちりした類語
- 友達同士でカジュアルで使える類語
に分けていくつかのアイデアをまとめました。
また、カタカナ・英語でかっこよく言い換えたい場合のワードもいくつか紹介します。
実際に使われているワードばかりです。ぜひ参考にしてください。
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道半ばとは? そもそもどんな意味か?
まずは道半ばとはどんな意味なのかをおさらいします。
すでに意味をご存知の方は、次の項目まで飛ばしていただき大丈夫です。
意味
まず意味は以下のとおりです。
まだ目標を達成していない状態の例えです
—
まだ満足していない、完璧ではない
—
物事が進む中でまだ完了していない、途中であることをいう
意味を全て見る
- 目的に対して途中までしか進んでいない。
- 目標がまだ達成されていない状態。
例文
つづいて、道半ばを用いた例文を紹介します。
実は私も道半ばにしてプロゴルファーをあきらめた男だ。君の気持ちはいたいほど分かるよ。
彼は度重なる無理がたたって、それが完成する道半ばで倒れてしまった。
例文を全て見る
- まだ道半ばですが、今回の人事異動により、この仕事を最後までやり遂げられないのが非常に残念です。
- 目標を持って取り組んだのですが、道半ばで諦めることになり残念な結果となりました。
- 私は道半ばにしてこれまでの努力がすべて無駄だと知ってしまった。
- ミシュランの星を獲得したとはいえ、料理人としてはまだ道半ばなのでさらに精進したい。
- 作家志望だった◯◯さんは、不慮の事故により道半ばで亡くなってしまった。
- 30歳を過ぎたけれど、人生はまだ道半ばである。先はまだまだ長い。
- まだまだ自分の夢の達成は道半ばなので、これからも精進していきたいと思います。
- 研究の場は時間と忍耐が必要で、多くが道半ばであきらめる人が多いのは残念だ
注意点(違和感のある、または失礼な使い方)
この言葉を使ううえでの注意点は以下のとおりです。違和感のある使い方にならぬよう注意しましょう。
元の意味を外さなければ言い換えも振り幅があります
—
道や、物事の進行状況を表す言葉なので、文章の流れを読み前後の言葉の選択に気を付ける。
—
実際の道の途中であるというよりも、比喩的に使うことが多い。
注意点を全て見る
- 夢や目標に到達していない状態で使う。
- 目的地に対して道の途中に現在いる場合に用いる。
- 道半ばという言葉には、志をたててという印象が強い。中途半端に夢を見ているだけとか、その人が努力していないときには「道半ば」とは言わないと思う。
- 少しかしこまった言い方であり、あまりカジュアルには使わない。
- やや比喩的・文学的な感じがする言葉なので、文脈にそぐわないと思った時は、別語を選択するなどの配慮があっても良いでしょう。
- 「道半ば」は始めてから完了するまでのことを言うのであって、半分くらいのことを言うものではない。また目的地に着くまでの途中のことも使うことがあるが、どちらかと言えば何かを行っている途中のことで使うことの方が多い。
ビジネスで使える丁寧な道半ばの言い換え語のおすすめ
ビジネスで使えるフォーマルな言い換え語を紹介します。
それぞれ見ていきます。
志半ば
まずは、志半ばです。
意味やニュアンスの違いは以下のとおり。
最後までやり遂げることができなかった状態を表します。元の言葉よりも初心があったことを言い表す言葉です
通過点
2つ目は、通過点です。
意味やニュアンスの違いは以下のとおり。
「通過点」は場所Aから場所Bに向かう途中のように、地理的に使われることが多い。また、物事が進行中でその途中であるときにも使われる。
途中
3つ目は、途中です。
意味やニュアンスの違いは以下のとおり。
まだ終了はしていないが続行中であるときなどに使われる。そんなに悲観的な状況ではない。行事や業務の進行中のときにおすすめ。
道の途中
4つ目は、道の途中です。
意味やニュアンスの違いは以下のとおり。
目標を達成していない状態のところにいながらまだ進むつもりがあるというニュアンスがあり、これから達成に向かう場面で使いやすい。
不完全
5つ目は、不完全です。
意味やニュアンスの違いは以下のとおり。
相手に、出来上がったものがまだ問題点を改善しておらず完成していない状態のことをわかりやすく説明する言葉として使われます。
未完
6つ目は、未完です。
意味やニュアンスの違いは以下のとおり。
相手に、物事の進行状況が完了せず途中であることを伝える時に、わかりやすく説明する言葉として使われます。
未完成
7つ目は、未完成です。
意味やニュアンスの違いは以下のとおり。
まだ完成していない事。出来上がっていない状態の事。一見完成したように見えるが、まだ何かが足りない状態の事。
未達成
8つ目は、未達成です。
意味やニュアンスの違いは以下のとおり。
元の言葉の意味を崩さずにビジネス用語寄りに変えたものです。実績が目標数値に満たない場面に用いられます
道半ばのカジュアルな言い換え語のおすすめ
友達同士で使えるようなカジュアルな言い換え語のおすすめを紹介します。
折り返し地点
まずは、折り返し地点です。
意味やニュアンスの違いは以下のとおり。
まだ道のりの途中であることを表現する意味合いを残しながら、もう一踏ん張りが必要な場面に用いられる言い換え言葉です
まだまだこれから
カジュアルの2つ目は、まだまだこれからです。
意味やニュアンスの違いは以下のとおり。
むしろまだこれから何とでもなる、という意味で用いる言葉です。道の途中だからこそ何とでも取り返しができることを言い表しています
まだ途中
つづいて、まだ途中です。
意味やニュアンスの違いは以下のとおり。
まだ完成していない状態の事。物事を進めている段階の事。完成していない。まだまだこれからやるべき事が残っている状態。
まだ道の途中
4つ目は、まだ道の途中です。
意味やニュアンスの違いは以下のとおり。
「道半ば」より「まだ道の途中」という言葉のほうが、言葉としては分かりやすく伝わりやすい。シンプルかつ直球に意味が伝わり、若い世代には聞き取りやすい。
志半ば
5つ目は、志半ばです。
意味やニュアンスの違いは以下のとおり。
相手に、自分が立てた目標を達成していないことを伝える時に、わかりやすく説明する言葉として使われます。
中途半端
6つ目は、中途半端です。
意味やニュアンスの違いは以下のとおり。
物事が不完全で未完成なさま。「道半ば」はまだ途中の状態ですが、中途半端はどっちつかずで徹底していない事。物事がいい加減で完全ではない。
途中
7つ目は、途中です。
意味やニュアンスの違いは以下のとおり。
言う場面が、「未完」や「志半ば」ほど限られない。進捗状況や達成状況を伝えるときに使われる。場面によっては不誠実さが伝わってしまうワード。
不完全
8つ目は、不完全です。
意味やニュアンスの違いは以下のとおり。
欠けたり十分でないところがあったりして、完全でないことを意味する。必要な条件などがすべてそろっているわけではないという場面で用いる。
不完全燃焼
9つ目は、不完全燃焼です。
意味やニュアンスの違いは以下のとおり。
カジュアルな場で使う。「時間や余裕があればもっとうまくやれた」など、くやしさを伝えるときに使う。
未完成
10個目は、未完成です。
意味やニュアンスの違いは以下のとおり。
でき上がっていないさま、完成していないことというニュアンスで用い、作品や課題などがまだできていない場面で使いやすい。
道半ばの横文字・カタカナ英語の言い換え語のおすすめ
最後は横文字・カタカナ英語での言い換え語を紹介します。
こちらはリストのみとなります。
- ハーフウェイ
- ミドル
- アンフィニッシュ
- プロセス
- ノーゴール
- incomplete
- unfinished
- half way through
- midway
- half way
かっこよく表現したい際、参考にしてください。
まとめ
以上が道半ばの言い換え語のおすすめでした。
さまざまな言葉があることがわかりますね。
基本的な意味は同じでも微妙にニュアンスが違ったりもするため、TPOに合わせて言い換え語を使い分けていきましょう。
振り返り用リンク↓
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