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本記事では、多かれ少なかれの言い換え語・同義語(類義語)を解説します。
に分けていくつかのアイデアをまとめました。
また、カタカナ・英語でかっこよく言い換えたい場合のワードもいくつか紹介します。
実際に使われているワードばかりです。ぜひ参考にしてください。
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まずは多かれ少なかれとはどんな意味なのかをおさらいします。
すでに意味をご存知の方は、次の項目まで飛ばしていただき大丈夫です。
まず意味は以下のとおりです。
ある程度の影響がある事柄や多少の物事を表します
—
たくさんあったとしても、反対に少なかったとしても結果は同じである
—
数量や程度に多い少ないの差はあっても。 多くもないが少なくもない。 どれだけの数量や程度かには違いがあるものの、それでも一定の影響や効果がある。
つづいて、多かれ少なかれを用いた例文を紹介します。
学生時代、誰にでも多かれ少なかれ、不得意な科目はあったはずだ。
多かれ少なかれ、大体の人は音楽を聴けば感動をすることもある。
この言葉を使ううえでの注意点は以下のとおりです。違和感のある使い方にならぬよう注意しましょう。
一般論としてよく使うため個人の話で使うと違和感がある。
—
多かれ少なかれは、多い少ないの違いはあったとしてもという意味で使われることが多いため、ぴったりという使い方は違和感があります。
—
多かれ少なかれは、ある程度の変動があることを示すときに使われることが多いですが、計算などはっきりしたことの答えを示す場合は違和感があります。
ビジネスで使えるフォーマルな言い換え語を紹介します。
それぞれ見ていきます。
まずは、幾許かはです。
意味やニュアンスの違いは以下のとおり。
いくつか、いくらか、明確でない数量、分量に関する表現とのニュアンスの違いがあるので、どのくらい補償したかは分からないが、僅かな金額を払ったという時におすすめです。
2つ目は、近似値です。
意味やニュアンスの違いは以下のとおり。
近い数値を表す言葉です。正解に限りなく近い数値であることや許容範囲であることなどを表す時に用いる表現です
3つ目は、多寡です。
意味やニュアンスの違いは以下のとおり。
多いことと少ないこと、多いか少ないかの、その量や額といった意味というニュアンスの違いがあります。ビジネスシーンをはじめとして、大人にふさわしい配慮の行き届いた会話やメールなどにおすすめです。
4つ目は、多少の差こそあれです。
意味やニュアンスの違いは以下のとおり。
分量のあまり多くないことや、程度に差があってもという意味の部分が違います。悩みなど、一般的に大体の人が持っていることなどを言うときにおすすめです。
5つ目は、大なり小なりです。
意味やニュアンスの違いは以下のとおり。
多かれ少なかれは多い少ないの差があったとしてもというニュアンスで、大なり小なりは、大きさの違いがあってもというニュアンスになる。
6つ目は、程度の差こそあれです。
意味やニュアンスの違いは以下のとおり。
元のワードと全く同じ意味で、物事や物質の状態が多かろうと少なかろうとまったく関係ないということを指す言葉です。
7つ目は、濃淡はありますがです。
意味やニュアンスの違いは以下のとおり。
元ワードより利用シーンは少ないと思いますが、言葉が「濃い」と「薄い」という相反するものだと、相手にニュアンスが伝わりやすくなります。
友達同士で使えるようなカジュアルな言い換え語のおすすめを紹介します。
まずは、いずれにしてもです。
意味やニュアンスの違いは以下のとおり。
多かれ少なかれは多い少ないの差があったとしてもというニュアンスがある。いずれにしてもは、どちらであってもというニュアンスになる。
カジュアルの2つ目は、どちらにしろです。
意味やニュアンスの違いは以下のとおり。
元のワードとほぼ同じ意味を持つ言葉で、物事や物質の分量にかかわらず、状況などに影響を及ぼすことはないというニュアンスです。
つづいて、多寡にかかわらずです。
意味やニュアンスの違いは以下のとおり。
多かれ少なかれは多い少ないの差があったとしてもというニュアンスで、多寡にかかわらずは、多い少ないに関わらないというニュアンスになる。
4つ目は、多少の差こそあれです。
意味やニュアンスの違いは以下のとおり。
数量、分量のあまり多くないさまとのニュアンスの違いがあるので、案を提出したことで、いくらかは良い方向に向かっているという時におすすめです。
5つ目は、多少はです。
意味やニュアンスの違いは以下のとおり。
友人が何か始めるときに迷っている場合など、「多少はきついと思うよ」「多少は苦戦するかもね」と現実を述べながらも背中を後押しする場合に使えます。
6つ目は、大なり小なりです。
意味やニュアンスの違いは以下のとおり。
数量の用い方よりも分量の用い方をするというニュアンスの違いがあります。分量を表現するのにおすすめです。
7つ目は、程度によってです。
意味やニュアンスの違いは以下のとおり。
元のワードは、何かがある程度変動や差異が含むことを強調したいときにおすすめで、程度によっては、何かの事象や状況がその程度に応じて変化することを指したいときにおすすめです。
8つ目は、無きにしもあらずです。
意味やニュアンスの違いは以下のとおり。
ないことはないと2重否定をすることで、多少なりともあるとの表現というニュアンスの違いがあります。比較的少量のものことに用いるのにおすすめです。
最後は横文字・カタカナ英語での言い換え語を紹介します。
こちらはリストのみとなります。
かっこよく表現したい際、参考にしてください。
以上が多かれ少なかれの言い換え語のおすすめでした。
さまざまな言葉があることがわかりますね。
基本的な意味は同じでも微妙にニュアンスが違ったりもするため、TPOに合わせて言い換え語を使い分けていきましょう。
振り返り用リンク↓
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