最初から最後までの言い換え語のおすすめは?ビジネスやカジュアルに使える類義語のまとめ!
本記事では、最初から最後までの言い換え語・同義語(類義語)を解説します。
- ビジネスで使えるきっちりした類語
- 友達同士でカジュアルで使える類語
に分けていくつかのアイデアをまとめました。
また、カタカナ・英語でかっこよく言い換えたい場合のワードもいくつか紹介します。
実際に使われているワードばかりです。ぜひ参考にしてください。
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最初から最後までとは? そもそもどんな意味か?
まずは最初から最後までとはどんな意味なのかをおさらいします。
すでに意味をご存知の方は、次の項目まで飛ばしていただき大丈夫です。
意味
まず意味は以下のとおりです。
範囲全体が対象となるさま。 全て。
—
はじめから終わりまで一貫して。
—
一連の物事のはじまりから終わりまでの、途切れることなく継続している何か
意味を全て見る
- 最初から最後までと初めから終わりまでを形容する時に使う言葉
- 始まりから終わりに至るまでずっと、という意味です。
- 範囲全体が対象となることです。全てやそっくり、そっくりそのままといった意味もあります。
例文
つづいて、最初から最後までを用いた例文を紹介します。
彼の言い分は、最初から最後まで自分に酔った感じの説明であった。
昨日のバレーボールの試合は、最初から最後まで日本の勢いが止まらなかった
例文を全て見る
- この映画は、最初から最後まで集中して観ていないとラストの意味がわからない。
- 最初から最後まで曲がったところがない姿勢は見上げたものです。正に初志貫徹です。
- 最初から最後まで集中し続けることが、何より大事なことでしょう。
- これまでの人生、最初から最後までやると決めたことは、なにが何でもやり通して来た自負がある。
- 最初から最後まで、完璧にこなされた演技でしたね。見事でした。
- 今日は運動会だった。最初から最後まで応援し続けた。
- 最初から最後まで楽譜を見ないでピアノを弾けるように、練習する。
- この映画は、最初から最後まで目が離せない展開で面白かった。
注意点(違和感のある、または失礼な使い方)
この言葉を使ううえでの注意点は以下のとおりです。違和感のある使い方にならぬよう注意しましょう。
この言葉を使うということは、最初と最後が決まっている必要があります。
—
継続している何かに対して使います。例えば「最初から最後まで走ったりした」などはずっとその状態であったのか曖昧でやや違和感があります。「最初から最後まで走っていた」だと初めから終わりまでずっと走っていたということが明確で正しい使い方です。
—
意味の範囲は開くさまざまな場面で使われる。
注意点を全て見る
- 全部を表す言葉の言い換えが望ましいです
- やや説明的な表現のため、多用するとしつこい印象を与えてしまいます。
- 最初から最後までで形容しているので誰が何をしているのかを書かないと理解ができない
- 何かを見て感想を言うときや、何かをするときに言われることが多いです。
- 物事の事柄により、最初と最後の間の長さが異なるので注意。それぞれによってことなる。
- 誰に対して使っても意味が通じる言い方ですが、かしこまった場で使う堅い言い方ではありません。
ビジネスで使える丁寧な最初から最後までの言い換え語のおすすめ
ビジネスで使えるフォーマルな言い換え語を紹介します。
それぞれ見ていきます。
一部始終
まずは、一部始終です。
意味やニュアンスの違いは以下のとおり。
ドラマや映画などでよく使われる言い回しです。「一部始終見ていた」等、説明を受けずとも一通りのことは分かっている、という場合に使います。
一貫して
2つ目は、一貫してです。
意味やニュアンスの違いは以下のとおり。
方針や行動が変わらずに最後まで続くことを表します。ビジネスの場では誠意や忠誠心などを表す時に用いることがあります
首尾一貫して
3つ目は、首尾一貫してです。
意味やニュアンスの違いは以下のとおり。
どちらかと言うと、理念や考え方に使うのがおおいニュアンス。古風な言い方なので文語にした時や口頭ではなく書面に書くときはオススメ。
終始
4つ目は、終始です。
意味やニュアンスの違いは以下のとおり。
より知的でスマートなニュアンスを持つ表現です。端的に短く言い表せるため、スムーズにやり取りを進めやすいです。
終始一貫
5つ目は、終始一貫です。
意味やニュアンスの違いは以下のとおり。
自分の意志や意見を最初から最後まで曲げなかった、というような使い方をします。その人の態度や信条を示すときに使われる言葉です。
森羅万象
6つ目は、森羅万象です。
意味やニュアンスの違いは以下のとおり。
バリエーションのある言い換えです。ありとあらゆる物事を示し、すべての物事を指してこのように言い換えることもできます
全て
7つ目は、全てです。
意味やニュアンスの違いは以下のとおり。
「この資料全てに目を通しておいてください」など、物事の範囲を表す方の意味で使い、だいたい全部ではなく、残さず全部というニュアンスです。
全部
8つ目は、全部です。
意味やニュアンスの違いは以下のとおり。
残らず集められた範囲のものです。また、本来は一揃いになるもので書物などのすべてを指します。物事のすべてなニュアンス。
朝から晩まで
9つ目は、朝から晩までです。
意味やニュアンスの違いは以下のとおり。
最初から最後までは、何か特定の物事に対して使うのに対し、朝から晩まではものの例えです。
徹頭徹尾
10個目は徹頭徹尾です。
意味やニュアンスの違いは以下のとおり。
四字熟語で言い表わすことで、より重々しく畏まったニュアンスを感じさせます。ニュアンスを強調しやすいため、スピーチなどで使うと効果的です。
最初から最後までのカジュアルな言い換え語のおすすめ
友達同士で使えるようなカジュアルな言い換え語のおすすめを紹介します。
ずっと
まずは、ずっとです。
意味やニュアンスの違いは以下のとおり。
カジュアルなニュアンス。フランクな言い方。ある物事が起こっている間ずっと〇〇な状態だということを表す時におすすめ。
そっくり
カジュアルの2つ目は、そっくりです。
意味やニュアンスの違いは以下のとおり。
よりやわらかで親しみやすいニュアンスを持つ言い方です。語感が軽やかで、普段の会話で気軽に使いやすいです。
フルタイム
つづいて、フルタイムです。
意味やニュアンスの違いは以下のとおり。
最初から最後までよりも、アルバイトやパートの勤務時間を表すときにはよく使う。できるだけたくさん働きたいときにおすすめ。
一から十まで
4つ目は、一から十までです。
意味やニュアンスの違いは以下のとおり。
子供とかに説明や教育する時に使うイメージ。怒っている時とかに使うので、聞いている方はあまり良い印象じゃないかもしれません。
丸ごと
5つ目は、丸ごとです。
意味やニュアンスの違いは以下のとおり。
切ったり分けたりしないで、そのまま全部のことです。分割や変形などをしてない感じです。
今の今まで
6つ目は、今の今までです。
意味やニュアンスの違いは以下のとおり。
始まったときから現在までの状態を表します。その状態が継続していたことを表す時に用いられる強調言葉です。責め句として使われます
残らず
7つ目は、残らずです。
意味やニュアンスの違いは以下のとおり。
より平易で噛み砕いたニュアンスを帯びた言い方です。短い言葉で言い表すことができ、テンポよく会話が弾みやすいです。
常に
8つ目は、常にです。
意味やニュアンスの違いは以下のとおり。
“常に”の方がより継続という意味としては強いです。また、”最初から最後まで”の方は過去の出来事に対して使うことが多いです。
総て
9つ目は、総てです。
意味やニュアンスの違いは以下のとおり。
対象となる範囲がとても広くなりますが、簡単に言ってしまえば「総て」と言いかえることで意味は充分通じます。
余さず
10個目は、余さずです。
意味やニュアンスの違いは以下のとおり。
範囲全体が対象となることです。対象外になるところがなく全てが対象となるニュアンス。
最初から最後までの横文字・カタカナ英語の言い換え語のおすすめ
最後は横文字・カタカナ英語での言い換え語を紹介します。
こちらはリストのみとなります。
- トータル
- オール
- オールタイム
- オール スルーアウト
- A to Z
- without leaving
- consistency
- all time
- all the way
- from start to goal
かっこよく表現したい際、参考にしてください。
まとめ
以上が最初から最後までの言い換え語のおすすめでした。
さまざまな言葉があることがわかりますね。
基本的な意味は同じでも微妙にニュアンスが違ったりもするため、TPOに合わせて言い換え語を使い分けていきましょう。
振り返り用リンク↓
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