度重なるの言い換え語のおすすめは?ビジネスやカジュアルに使える類義語のまとめ!
本記事では、度重なるの言い換え語・同義語(類義語)を解説します。
- ビジネスで使えるきっちりした類語
- 友達同士でカジュアルで使える類語
に分けていくつかのアイデアをまとめました。
また、カタカナ・英語でかっこよく言い換えたい場合のワードもいくつか紹介します。
実際に使われているワードばかりです。ぜひ参考にしてください。
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度重なるとは? そもそもどんな意味か?
まずは度重なるとはどんな意味なのかをおさらいします。
すでに意味をご存知の方は、次の項目まで飛ばしていただき大丈夫です。
意味
まず意味は以下のとおりです。
何度も繰り返し、という意味です。
—
同じようなことが連続して起こることを表します
—
同じ事柄や状況が何度も繰り返されることを指す。
意味を全て見る
- 一度ではなく何度も繰り返し起きること。
- 事象が繰り返し起きること
例文
つづいて、度重なるを用いた例文を紹介します。
度重なる身内の不幸で、彼女は精神的にまいってしまい元気がない。
皆さまには度重なるご迷惑をおかけしたことを、深くおわび致します。
例文を全て見る
- 最近、度重なるミーティングの変更がストレスの原因となっている。
- 度重なる敗退により、そのサッカーチームは2部リーグに降格することが決定的になった。
- 度重なる不祥事によって、企業のブランドイメージは低下してしまいました。
- 度重なる不運にもめげずに努力を続けた彼らがいつか救われることを強く望みます。
- 「度重なるご無礼をお赦し下さい。」とその手紙は陳謝の言葉から始まった。
- ペットの件で度重なるご迷惑をおかけし、誠に申し訳ございません。
- 自動運転の自動車の度重なる事故によって、アメリカの運輸当局が、事故原因の調査にのりだしています。
- 度重なるご無礼、心よりお詫び申し上げます。 度重なる不祥事で、あの会社はもう終わりだ。
注意点(違和感のある、または失礼な使い方)
この言葉を使ううえでの注意点は以下のとおりです。違和感のある使い方にならぬよう注意しましょう。
基本的に悪いことが重なったときに使用され、良い出来事には使用されない。
—
同じようなことが何度も続く時に使う。
—
状況や事柄の繰り返しを表す言葉であり、使いすぎると文が長くなる可能性があるため注意が必要である。
注意点を全て見る
- 堅苦しい響きがあり、フランクな会話には不向きです。
- どちらかと言えば良くないことが続く意味を持つため、良い場面では用いられません
- ややフォーマルな表現であるため、くだけた会話や日常の言葉遣いにはあまり適していません。より公式な文書や報告、重要な状況で使用すると適切です。
- 一度ではなく何度も繰り返されることに対して使う言葉であり、一度だけの場合には使えない。
- 「この度の、度重なる御不幸には心より哀悼の意を表します。」と、お悔やみ言葉を述べることは違和感があります。度重なるという重ね言葉を不幸なことが起きた場合に使うことは、避けるべき忌み言葉になるため、「この度の、御不幸には心より哀悼の意を表します。」とだけ伝えるのが適切です。
- 基本的にマイナスな内容でよく使われる言葉。 あまりプランの内容では使わないので注意。
ビジネスで使える丁寧な度重なるの言い換え語のおすすめ
ビジネスで使えるフォーマルな言い換え語を紹介します。
それぞれ見ていきます。
反芻する
まずは、反芻するです。
意味やニュアンスの違いは以下のとおり。
繰り返し考え、よく味わうことを意味する。尊敬する恩師から言われた言葉をよく思い出して行動するという時。
反復
2つ目は、反復です。
意味やニュアンスの違いは以下のとおり。
強調された繰り返しを表現し、「度重なる」よりも強く繰り返している印象を与えます。指示を強調する場合に使用する。
度々
3つ目は、度々です。
意味やニュアンスの違いは以下のとおり。
同じ事が繰り返されるというニュアンス。何度も迷惑をかけてしまった場合に「度々申し訳ございません」というような使い方をするのがおすすめ。
再三起きる
4つ目は、再三起きるです。
意味やニュアンスの違いは以下のとおり。
ある動作が度々繰り返されることを表します。しばしばそのようなことがあり、やはり良い意味合いでは用いられない言葉です。
再三にわたり
5つ目は、再三にわたりです。
意味やニュアンスの違いは以下のとおり。
「再三にわたり」は一定期間の間に2回、3回と続けて起きる様子を表した言葉。「再三にわたりお願いをしているのですが、一向に返事が無く…」というような使い方をするのがおすすめ。
繰返す
6つ目は、繰返すです。
意味やニュアンスの違いは以下のとおり。
「失敗を繰返す。」などといった、同じことをもう一度、あるいは何度もする、反復する、などの表現に使用することがおすすめです。
重ね重ね
7つ目は、重ね重ねです。
意味やニュアンスの違いは以下のとおり。
同じことを何度も繰り返すことを指し、「度重なる」と比べてまだその回数が少ない時に使用されるイメージ。謝罪する際に使われる。
幾重にも
8つ目は、幾重にもです。
意味やニュアンスの違いは以下のとおり。
度重なるは、事象が繰り返し起きることで、幾重にもは何重にもおり重なる、なんども、という意味です。洋服を何枚も着る場合など、複数枚を重ね合わせる場合にも、おすすめの言葉です。
断続的に
9つ目は、断続的にです。
意味やニュアンスの違いは以下のとおり。
続けざまに起こることや途切れながらも継続的に繰り返されることを表します。良くも悪くもその状況を表すため、感情を含まない事務的な言葉でもあります。
ループする
10個目はループする です。
意味やニュアンスの違いは以下のとおり。
主にプログラミング言語の世界で使われており、同じ問題が何度も繰り返される時にも使われることがあります。
度重なるのカジュアルな言い換え語のおすすめ
友達同士で使えるようなカジュアルな言い換え語のおすすめを紹介します。
何度も
まずは、何度もです。
意味やニュアンスの違いは以下のとおり。
わかりやすいニュアンス。 どんな時も使える。繰り返し同じことが繰り返されている状況すべての際におすすめ。これはプラスの内容でも使用可能。
何回も
カジュアルの2つ目は、何回もです。
意味やニュアンスの違いは以下のとおり。
「一度ではなく2回3回と繰り返される様を表した言葉。「何回も電話したのだけど」というような使い方をするのがおすすめ。
しょっちゅう
つづいて、しょっちゅうです。
意味やニュアンスの違いは以下のとおり。
物事が短い間隔で何度も起きること。「度重なる」はかたい表現で文章で使用されることが多いが、こちらは文章よりも口頭で使われることが多い。
繰り返し
4つ目は、繰り返しです。
意味やニュアンスの違いは以下のとおり。
より平易で噛み砕いたニュアンスを持つ言い方です。響きがやわらかく、日常的な会話にしっくり馴染みます。
度々
5つ目は、度々です。
意味やニュアンスの違いは以下のとおり。
何度も繰り返し行われる様子のことを意味する。 落ち込んでいる時に、何度も上司から優しい言葉をかけて励ましてもらったという時。
続く
6つ目は、続くです。
意味やニュアンスの違いは以下のとおり。
「不幸が続く。」などといった、同じ物事が次々に起こる、ある事柄が前の事柄のすぐあとに起こる、などの表現に使用することがおすすめです。
絶え間なく
7つ目は、絶え間なくです。
意味やニュアンスの違いは以下のとおり。
度重なるは、事象が繰り返し起きることで、絶え間なくとは止むことがない、中断することがないという意味です。度重なって起きることが、果てしなく終わりがわからないというニュアンスを強調する場合に、おすすめの言葉です。
立て続け
8つ目は、立て続けです。
意味やニュアンスの違いは以下のとおり。
時間をおかずに次々と物事が起きることを「立て続け」と表現する。「度重なる」と異なり、予想外のことが次々起きたときに使われることが多い。
ループ
9つ目は、ループです。
意味やニュアンスの違いは以下のとおり。
何度も繰り返しているという状態の時におすすめ。比喩的なニュアンス。 「反省がないので、ずっと同じミスを繰り返している」等、同じことをループしている様子をカジュアルに表現している。
往々
10個目は、往々です。
意味やニュアンスの違いは以下のとおり。
ある物事がよくある、ということを意味する。 多くの人が似たような理解をして間違ってしまうという時。
度重なるの横文字・カタカナ英語の言い換え語のおすすめ
最後は横文字・カタカナ英語での言い換え語を紹介します。
こちらはリストのみとなります。
- リピート
- ループ
- サムタイム
- repeated
- frequent
かっこよく表現したい際、参考にしてください。
まとめ
以上が度重なるの言い換え語のおすすめでした。
さまざまな言葉があることがわかりますね。
基本的な意味は同じでも微妙にニュアンスが違ったりもするため、TPOに合わせて言い換え語を使い分けていきましょう。
振り返り用リンク↓
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