とりあえずの言い換え語のおすすめは?ビジネスやカジュアルに使える類義語のまとめ!
本記事では、取り急ぎの言い換え語・同義語を解説します。
- ビジネスで使えるきっちりした類語
- 友達同士でカジュアルで使える類語
に分けていくつかのアイデアをまとめました。
実際に使われているワードばかりです。ぜひ参考にしてください。
取り急ぎとは? そもそもどんな意味か?
まずは取り急ぎとはどんな意味なのかをおさらいします。
すでに分かっている人は、次の項目まで飛ばしていただき大丈夫です。
意味
まず意味は以下のとおりです。
「とりあえず」と「急いで」が合わさった言葉。
—
この説明では不十分ではあるけれども、「とりあえず」「至急」伝えている、という意味。
—
とりあえず急いで何かを行うこと
例文
つづいて、取り急ぎを用いた例文を紹介します。
先ほどは大変お世話になりました。取り急ぎ見積書を添付いたします。詳細につきましては後ほどご説明いたします。
取り急ぎ、報告は以上です。詳細は追って明日、メールをお送りさせていただきます
注意点(違和感のある、または失礼な使い方)
この言葉を使ううえでの注意点は以下のとおり。
取り急ぎとは、急用などがあり、先方に対して十分な準備や報告ができていないことを伝える表現。敬語と組み合わせるのであれば、目上の相手に対して使うことができます。
—
取り急ぎで軽い内容か重い内容のとっかかりなのか、判断を委ねられることになる
—
目上の方には言い換えが必要です
ビジネスで使える丁寧な取り急ぎの言い換え語のおすすめ
ビジネスで使えるフォーマルな言い換え語を紹介します。
まずは
まずは、まずはです。
意味やニュアンスの違いは以下のとおり。
「取り急ぎ」は「とりあえず」といった意味を含むため場合によっては投げやりな印象。「まずは」にはそういった印象はない。
—
やや口語的な印象があるので、まずはご報告(お礼)のみで失礼致します、まずはご連絡申し上げます、など、丁寧な文末が必要。
まず最初に
2つ目は、まず最初にです。
意味やニュアンスの違いは以下のとおり。
情報の重い軽いにより、その場で話すか話さないかを相手にゆだねることができる。重いと感じられれば本題に切り込める。
一旦
3つ目は、一旦です。
意味やニュアンスの違いは以下のとおり。
取り急ぎだとお詫び系のメールに使いにくいが一旦だとマイナスな感じもなくてそこまで使いにくいイメージがない。
至急
4つ目は、至急です。
意味やニュアンスの違いは以下のとおり。
いま詳しく話している時間がないというニュアンスは同じだが、より緊急性が増していてとにかくこの案件だけは渡すといったニュアンスになる。
さしあたって
5つ目は、さしあたってです。
意味やニュアンスの違いは以下のとおり。
さしあたってを今のところっという意味で使用したので、元の取り急ぎのニュアンスとは少し意味が異なるかもしれない。
早急に
6つ目は、早急にです。
意味やニュアンスの違いは以下のとおり。
意味が「早く急いで」なので、とりあえず感が消えやってる感じを出すには取り急ぎよりも良いと思う。
大至急
7つ目は、大至急です。
意味やニュアンスの違いは以下のとおり。
取り急ぎはビジネス文書としては丁寧な言い方だけど、大至急の方が緊迫感が伝わりやすい。大至急のスタンプが1つあるかないかで受け取り方が違う。
—
ニュアンスの違い:最大限、急いでいるという意味になる
どんな時におすすめか:これ以上、急げないほど急いでいる時
略儀ながら
8つ目は、略儀ながらです。
意味やニュアンスの違いは以下のとおり。
「まずは」「一旦」「略儀ながら」「〜のみで」などに言い換えることができます。 丁寧に伝えたい場合や上司などへのビジネスメールには、このような表現方法を使ってみるといいでしょう。 ほかにも「末筆ながら」という言葉などは文末に使うものとして大変丁寧な表現になります。
—
「取り急ぎ」よりもかなり形式ばった言い方になるので、例えば目上の人や取引先の相手への手紙などに用いると丁寧な印象を与えられる
草草(そうそう)
9つ目は、草草(そうそう)です。
意味やニュアンスの違いは以下のとおり。
メールや手紙の最終行に使われることが多い。走り書きで推敲されていないことを謝罪する意図で、取り急ぎと似た意味。
簡単ですが以上となります
10個目は簡単ですが以上となりますです。
意味やニュアンスの違いは以下のとおり。
取り急ぎで要件のみを書いた場合などに「簡単ですが以上となります」と添えることでクッションが生まれる。
取り急ぎのカジュアルな言い換え語のおすすめ
友達同士で使えるようなカジュアルな言い換え語のおすすめを紹介します。
いったん
まずは、いったんです。
意味やニュアンスの違いは以下のとおり。
いったんというワードはフランクなので、同世代の相手などどちらかというと親しい間柄のほうが適している。
—
汎用性が高いので、どんなシーンでも使いやすく、「取り急ぎ」に近いニュアンスも含められる
スピーディーに
つづいて、スピーディーにです。
意味やニュアンスの違いは以下のとおり。
スピーディーは、学校の先生などが生徒に言うと伝わりやすい。相手が目下の人や部下には良い。
できるだけ早く
つづいて、できるだけ早くです。
意味やニュアンスの違いは以下のとおり。
これ以上、早くできないというニュアンスではなくなる。可能な限り急いでいる時に用いる。
とりあえず
つづいて、とりあえずです。
意味やニュアンスの違いは以下のとおり。
「とりあえず送っておく」などあとで説明が入ることは同じだが、かなり口語的なので仲間内だけの連絡で使う。
—
ニュアンスもほとんど一緒
—
とりあえず、にすることで、取り急ぎと比べてより口語的になり、砕けた印象となる。他にも「一旦」や「まずは」もある。
とりま
つづいて、とりまです。
意味やニュアンスの違いは以下のとおり。
「とりま」のほうが語数が少なくて言いやすく、友人間では義務感なく使える言葉として使いやすい。
なるはや
つづいて、なるはやです。
意味やニュアンスの違いは以下のとおり。
細かいことは置いておき、時間を優先させてほしいという自己中心的な意味合いを言葉の響きのポップさだけでカバーした言い換えです。後からのフォローもセットになっていれば心配ないでしょう
まず
つづいて、まずです。
意味やニュアンスの違いは以下のとおり。
「取り急ぎ」だとかしこまったビジネス的なイメージがあるが、「まず」は口語的なイメージで気軽さがより伝わりやすい。
一旦
つづいて、一旦です。
意味やニュアンスの違いは以下のとおり。
汎用性が高いのでどんなシーンでも使いやすく、「取り急ぎ」に近いニュアンスも含められる
急いでやって
つづいて、急いでやってです。
意味やニュアンスの違いは以下のとおり。
友達に言う時は、急いでやっての方が気軽に言いやすいと思います。
大至急
つづいて、大至急です。
意味やニュアンスの違いは以下のとおり。
とにかく急いでるの表現としてこの言葉を使用しますが、お願いするには失礼かもしれません。
取り急ぎの横文字・カタカナ英語の言い換え語のおすすめ
最後は横文字・カタカナ英語での言い換え語を項目だけ紹介します。
この辺は似ている言葉となります。
- インスタント
- エーエスエーピー
- エクスプレス
- スピーディー
- a quick note
- farst
- hurry up
- In haste
- Just a quick note
- Urgent
かっこよく表現したい際は参考にしてください。
まとめ
以上が取り急ぎの言い換え語のおすすめでした。
さまざまな言葉があることがわかりますね。
微妙にニュアンスが違ったりもするので、TPOに合わせて使い分けていきましょう。
振り返り用リンク↓
コメント