場数を踏むの言い換え語のおすすめは?ビジネスやカジュアルに使える類義語のまとめ!
本記事では、場数を踏むの言い換え語・同義語(類義語)を解説します。
- ビジネスで使えるきっちりした類語
- 友達同士でカジュアルで使える類語
に分けていくつかのアイデアをまとめました。
また、カタカナ・英語でかっこよく言い換えたい場合のワードもいくつか紹介します。
実際に使われているワードばかりです。ぜひ参考にしてください。
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場数を踏むとは? そもそもどんな意味か?
まずは場数を踏むとはどんな意味なのかをおさらいします。
すでに意味をご存知の方は、次の項目まで飛ばしていただき大丈夫です。
意味
まず意味は以下のとおりです。
ある分野において時間や努力を費やして、経験や実績を積むこと
—
たくさんの経験などを積むこと。
—
たくさんの経験を積んで成長しようとすること
意味を全て見る
- 経験を重ねることで力をつけることです
- 自身が実際にある事柄を経験すること
- 多くの経験を積んで慣れること。
例文
つづいて、場数を踏むを用いた例文を紹介します。
場数を踏むには、自ら行動しなければ、何も得ることはできないのだ
今日の仕事は苦手な業務だが、これまで場数を踏んだのでなんとか乗り切ろう。
例文を全て見る
- 何事も場数を踏むことが大切なんだよ
- 場数を踏むことで度胸をつけると、自信につながり仕事も楽しくなります
- 私はプレゼンがうまくできないので、場数を踏むことで今後上達していきたいと思います。
- この状況に適応するには場数を踏むしかないので、辛抱することが必要だ。
- 面接の独特の雰囲気に慣れるためには、様々な企業の求人に応募した上で、とにかく場数を踏むことが必須である。
- 若いうちは、しり込みせず、場数を踏むことが何より大事だと教えられた。
- これだけ場数を踏んでいれば、大きな大会でも緊張せずに臨めるはずです。
- 私はこれまでの10年間という長い期間で、様々な経験を積んできました。
注意点(違和感のある、または失礼な使い方)
この言葉を使ううえでの注意点は以下のとおりです。違和感のある使い方にならぬよう注意しましょう。
「場数を踏む」と言ってしまうと、どうしてもストイックな意味に聞こえてしまい相手にプレッシャーをかけやすい
—
目上の人が行うことに対しては言わないと思います。違和感のある例:(上司が行うことに対し)場数を踏んだので大丈夫ですよ!など
—
その言葉をかける人は、かけられる人より上の立場である必要があると思う。
注意点を全て見る
- 概ね経験を言い表す言葉がほとんどです
- 自分自身に対して多用することで、過剰に自分をアピールしてしまうことのないように気をつける必要がある。
- 「場数を踏む」という言葉はやや固いイメージがあるので、友達や同僚との会話には使わない。
- 積んできた経験が多い年配の人に向けて使うのはあまり望ましくない。表題語は、経験豊富な年配の人たちが、今までしてきた経験が少ない若年層に向けて使いたい表現であるため。
- 経験することに重きを置いているので、成功や失敗にはあまりこだわらない。
- 敬語的な表現ではないため、目下の人から目上の人の行動や態度を示す際に使うのには不向きです。
ビジネスで使える丁寧な場数を踏むの言い換え語のおすすめ
ビジネスで使えるフォーマルな言い換え語を紹介します。
それぞれ見ていきます。
経験を重ねる
まずは、経験を重ねるです。
意味やニュアンスの違いは以下のとおり。
物事を直接見たり聞いたり触れたりして学んでいくことを意味する。新入社員が、色々な仕事に携わっていくような時に用いる。
経験を積む
2つ目は、経験を積むです。
意味やニュアンスの違いは以下のとおり。
同じような意味合いでよく使用される表現です。「場数を踏む」の場合は、主に公の場における経験を指しますが、「経験を積む」はより幅広い経験を指して使われます。
経験を蓄積する
3つ目は、経験を蓄積するです。
意味やニュアンスの違いは以下のとおり。
漢字の熟語を二つ盛り込まれていることにより、フォーマルな雰囲気が強くなっている。「経験を蓄積したいなら、恐れずに何事にチャレンジしなさい」という風に、経験不足の部下に発破をかける時におすすめされる。
経験値を上げる
4つ目は、経験値を上げるです。
意味やニュアンスの違いは以下のとおり。
自分自身の経験を積んでレベルアップすることを表します。可視化をイメージした言葉の置き換えで伝わりやすいです
経験値を得る
5つ目は、経験値を得るです。
意味やニュアンスの違いは以下のとおり。
多くの経験を経て成長する様子のことを意味する。自分が経験したことで、得られた知識などに対して使う。
見識を広げる
6つ目は、見識を広げるです。
意味やニュアンスの違いは以下のとおり。
自身も広い見解や様々な物事を見聞きして目を肥やすことを表します。それだけ卓越した状態を表すのに適した言い換え言葉です
実践を重ねる
7つ目は、実践を重ねるです。
意味やニュアンスの違いは以下のとおり。
どちらもある分野で経験を積み上げるという意味では同じですが、「実践を重ねる」は、実際に行動に移すことで経験を積み上げるというニュアンスが強く、理論的な学習よりも、現場での実践的な経験を重視するという点が強調される。
場慣れする
8つ目は、場慣れするです。
意味やニュアンスの違いは以下のとおり。
実践的な場に何度も出て、その空気感に慣れているという意味合いの言葉です。場数を踏むことで良い経験ができている、というプラスのニュアンスが含まれています。
数をこなす
9つ目は、数をこなすです。
意味やニュアンスの違いは以下のとおり。
「場数を踏む」には経験値が上がるという意味がある。「数をこなす」には、基本的には場数を踏むと同じニュアンスに加え、反復する事で体に染みつかせる様な印象がある。
遍歴を重ねる
10個目は遍歴を重ねるです。
意味やニュアンスの違いは以下のとおり。
多種多様な経験をするということを比喩的に、そして改まった形で示している。「現社長は、この会社でおよそ半世紀にわたって遍歴を重ねてきた」という風に、ある人が特定の組織内で長く経験を積んでいるということを説明する上で使いたい。
場数を踏むのカジュアルな言い換え語のおすすめ
友達同士で使えるようなカジュアルな言い換え語のおすすめを紹介します。
やりこむ
まずは、やりこむです。
意味やニュアンスの違いは以下のとおり。
どちらも経験を積むという意味合いでは同じですが、「やりこむ」の方が熱中して取り組むということが強調された意味合いで使われることが多く、繰り返し練習して熱中することである一定のレベルに到達するというニュアンスが強い。
回数をこなす
カジュアルの2つ目は、回数をこなすです。
意味やニュアンスの違いは以下のとおり。
いわゆる身体で覚えることを表します。何度も繰り返し行うことで身につけることを表し、職人的な要素のある言葉です
経験を重ねる
つづいて、経験を重ねるです。
意味やニュアンスの違いは以下のとおり。
「経験を重ねる」という言葉は日常生活でもよく聞く言葉なので、「場数を踏む」という言葉の意味を説明する時に使う。
経験値を得る
4つ目は、経験値を得るです。
意味やニュアンスの違いは以下のとおり。
ゲームなどでも経験値というので、元のワードより耳馴染みがあるワード。ビジネスの場ではなく、友人などに使うと良い。
見聞を広める
5つ目は、見聞を広めるです。
意味やニュアンスの違いは以下のとおり。
見たり聞いたりして、知識を自分の物にすることを意味する。知らない分野を経験して、そこで得た知識を自分の身につけるような時に用いる。
場慣れする
6つ目は、場慣れするです。
意味やニュアンスの違いは以下のとおり。
経験を重ねて、その場所や物事になれることを意味する。何度も同じようなことを経験することで、だんだん慣れていくような時におすすめ。
数をこなす
7つ目は、数をこなすです。
意味やニュアンスの違いは以下のとおり。
単語がシンプルで分かりやすく、こなすという表現が友人・同僚などの同じ立場の人に使いやすい言葉。
物慣れる
8つ目は、物慣れるです。
意味やニュアンスの違いは以下のとおり。
経験を重ねることで慣れている、というニュアンスを強調したい場合は、「物慣れる」や「手慣れる」といった表現を使うとニュアンスが伝えやすいです。
場数を踏むの横文字・カタカナ英語の言い換え語のおすすめ
最後は横文字・カタカナ英語での言い換え語を紹介します。
こちらはリストのみとなります。
- トライアンドエラー
- キャリア
- ステップ
- トレーニング
- チェンジ
- オーバー
- step in the line
- just do it.
- accumulate experience
- be used to
かっこよく表現したい際、参考にしてください。
まとめ
以上が場数を踏むの言い換え語のおすすめでした。
さまざまな言葉があることがわかりますね。
基本的な意味は同じでも微妙にニュアンスが違ったりもするため、TPOに合わせて言い換え語を使い分けていきましょう。
振り返り用リンク↓
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