盤石の言い換え語のおすすめは?ビジネスやカジュアルに使える類義語のまとめ!
本記事では、盤石の言い換え語・同義語(類義語)を解説します。
- ビジネスで使えるきっちりした類語
- 友達同士でカジュアルで使える類語
に分けていくつかのアイデアをまとめました。
また、カタカナ・英語でかっこよく言い換えたい場合のワードもいくつか紹介します。
実際に使われているワードばかりです。ぜひ参考にしてください。
![]() →ビジネスの言い換えを見る | ![]() →カジュアルの言い換えを見る | ![]() →英語・カタカナの言い換えを見る |
盤石とは? そもそもどんな意味か?
まずは盤石とはどんな意味なのかをおさらいします。
すでに意味をご存知の方は、次の項目まで飛ばしていただき大丈夫です。
意味
まず意味は以下のとおりです。
大きい岩。きわめて堅固なこと。
—
堅固でしっかりしていてびくともしないこと。
—
ゆるぎないことやとてもしっかりとした物事を表しています
意味を全て見る
- 安定していて動かないこと。
- 重たくて大きな石の意味で、転じて、しっかりして揺るがないこと
例文
つづいて、盤石を用いた例文を紹介します。
どんな分野においても土台や基本的なことを盤石にしておくことが成功の秘訣といえるだろう。
今回の勝負は練りに練った盤石な作戦があり、絶対に勝つ自信がある。
例文を全て見る
- 無常の世に棲む人は依頼すべき盤石を得て始めて安心立命あり。我々の備えは盤石だ。
- 我々は常に磐石の構えで待機しているので、どこからでもかかってきなさい。
- 新規事業を始めるには、最初に人員・資材などの盤石な体制を作る必要がある。
- 東日本大震災を経験したので、災害に対する備えは盤石だと自信がある。
- 来季に向けて掲げた売上目標を達成するためには、今よりもっと盤石な組織を作り上げなくてはなりません。
- 地震や津波が来ても、この原子力発電所は、あらゆる災害にも備えが盤石だと説明されていたのが、結果的に嘘だと分かりました。
注意点(違和感のある、または失礼な使い方)
この言葉を使ううえでの注意点は以下のとおりです。違和感のある使い方にならぬよう注意しましょう。
ポジティブな意味合いで使われることが多く、ネガティブな意味合いで使うのは違和感がある。
—
強固で信頼性のあるものを表現する言葉です。重要な計画、組織、基盤に対して使用することが一般的です。
—
強さを示すため、欠陥があるものには適していません。
注意点を全て見る
- しっかりとなどの副詞を使うと意味が二重になることがあるので注意。
- 重く大きな石のことにも使われれる。
- 岩という意味もありますが、安定した状態を表す意味もあるため、状況に応じて意味を判断する必要があります。
- 「あの社長は、たとえこのまま円安が進行して原材料価格が高騰して経営が悪化しても、動揺しない盤石な人です。」と、人間を「盤石」と形容するのは、やや違和感があります。盤石は物や様子、外形に対して用いるので、この場合は、盤石ではなく、意志が固い、信念が強い、気高い、といった表現が、自然な表現です。
ビジネスで使える丁寧な盤石の言い換え語のおすすめ
ビジネスで使えるフォーマルな言い換え語を紹介します。
それぞれ見ていきます。
万全
まずは、万全です。
意味やニュアンスの違いは以下のとおり。
「万全を期する。」などといった、少しも手落ちのないこと、きわめて完全なこと。また、そのさまなどの表現に使用することがおすすめです。
強固
2つ目は、強固です。
意味やニュアンスの違いは以下のとおり。
強くしっかりしていて、揺るがない様子のことを意味する。相手との関係が以前よりもしっかりと確かなものになっている時。
鉄壁
3つ目は、鉄壁です。
意味やニュアンスの違いは以下のとおり。
鉄壁は主に防御的な要素や攻撃に対する抵抗力を表現するのに対し、盤石は基盤や組織の安定性、信頼性を強調する際に使われます。
堅固
4つ目は、堅固です。
意味やニュアンスの違いは以下のとおり。
「堅固な決心。」などといった、かたくて、こわれにくいこと。転じて、意志がかたく、しっかりしていること。また、そのさまなどの表現に使用することがおすすめです。
難攻不落
5つ目は、難攻不落です。
意味やニュアンスの違いは以下のとおり。
こちらからいろいろと働きかけても、相手がなかなか承諾しないことを意味する。いろいろな手を使って、アプローチしてもなかなか心を開いてくれない人に対して使う。
無尽蔵
6つ目は、無尽蔵です。
意味やニュアンスの違いは以下のとおり。
尽きることのないことを表すときに用いられます。策がいくらでもあることや手の打ちようが幅広い時に適しています。
文句なしの
7つ目は、文句なしのです。
意味やニュアンスの違いは以下のとおり。
主に会話の際や説明時に使用する。「盤石」は会話・文章の両方で使用できるが、「文句なしの」は会話時のみ。
志操堅固
8つ目は、志操堅固です。
意味やニュアンスの違いは以下のとおり。
盤石はしっかりして揺るがないことで、志操堅固とは、志、思想、主義が固く、何があっても変えない様子を意味します。頑固とも言える意志の強さを表現する場合に、おすすめの表現です。
泰然自若
9つ目は、泰然自若です。
意味やニュアンスの違いは以下のとおり。
盤石はしっかりして揺るがないことで、泰然自若とは泰然という落ちつぃている様子と、自若という普段通りの自分という意味の故事成語で、緊迫した場面でも常に落ち着いているとう意味です。トラブルにあっても、うろたえない様子を表現する場合におすすめの表現です。
盤石のカジュアルな言い換え語のおすすめ
友達同士で使えるようなカジュアルな言い換え語のおすすめを紹介します。
強固な
まずは、強固なです。
意味やニュアンスの違いは以下のとおり。
「強固な」は主に物理的または抽象的な強さを強調し、しっかりとした構造や堅牢な性質を指します。一方で、「盤石」は基盤や組織の安定性を強調しています。
隙がない
カジュアルの2つ目は、隙がないです。
意味やニュアンスの違いは以下のとおり。
「隙がない」は完璧で、攻撃や批判の隙間がない、非常に用心深く注意深い様子を指します。「盤石」は、物事の基盤が堅牢である様子を表現します。
抜け目ない
つづいて、抜け目ないです。
意味やニュアンスの違いは以下のとおり。
策に抜かりがないことや準備が万端であることを示す時にとても適した言い換え言葉として活用できます。完璧であることを意味します。
ブレない
4つ目は、ブレないです。
意味やニュアンスの違いは以下のとおり。
動揺することがあっても平然としている状態を表し、「磐石」よりも日常的に使う頻度は高いため、相手に伝わりやすい言葉に変わります。
不動
5つ目は、不動です。
意味やニュアンスの違いは以下のとおり。
ほかの力によって動かされないことを意味する。絶大な人気を誇っていて、他の追随を許さないような人気タレントなどに対して使う。
安定
6つ目は、安定です。
意味やニュアンスの違いは以下のとおり。
物事が落ち着いていて、激しい変動がないことを意味する。定職に就いていて毎月決まった収入があり、家計が安泰であるという時。
堅牢
7つ目は、堅牢です。
意味やニュアンスの違いは以下のとおり。
「堅牢なつくり」などといった、物がしっかりと壊れにくくできていること。また、そのさまなどの表現に使用することがおすすめです。
バランスが取れる
8つ目は、バランスが取れるです。
意味やニュアンスの違いは以下のとおり。
盤石はしっかりして揺るがないことで、バランスが取れるとは、極端でなく平衡が保たれるというニュアンスです。安定しているというニュアンスを表現する場合におすすめの表現です。
クール
9つ目は、クールです。
意味やニュアンスの違いは以下のとおり。
動揺することがあっても平然としている状態を表します。「磐石」よりも日常的に使う頻度は高いため、相手に伝わりやすい言葉に変わります。
丈夫
10個目は、丈夫です。
意味やニュアンスの違いは以下のとおり。
頑丈でこわれにくいというニュアンス。ちょっとやそっとでは壊れないものに対して「丈夫に出来ているから壊れないよ」というような使い方をするのがおすすめ。
盤石の横文字・カタカナ英語の言い換え語のおすすめ
最後は横文字・カタカナ英語での言い換え語を紹介します。
こちらはリストのみとなります。
- パーフェクト
- stable
- robust
- firmness
- rock solid
- staunch
- solid foundation
かっこよく表現したい際、参考にしてください。
まとめ
以上が盤石の言い換え語のおすすめでした。
さまざまな言葉があることがわかりますね。
基本的な意味は同じでも微妙にニュアンスが違ったりもするため、TPOに合わせて言い換え語を使い分けていきましょう。
振り返り用リンク↓
コメント