ぼちぼちの言い換え語のおすすめは?ビジネスやカジュアルに使える類義語のまとめ!
本記事では、ぼちぼちの言い換え語・同義語(類義語)を解説します。
- ビジネスで使えるきっちりした類語
- 友達同士でカジュアルで使える類語
に分けていくつかのアイデアをまとめました。
また、カタカナ・英語でかっこよく言い換えたい場合のワードもいくつか紹介します。
実際に使われているワードばかりです。ぜひ参考にしてください。
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ぼちぼちとは? そもそもどんな意味か?
まずはぼちぼちとはどんな意味なのかをおさらいします。
すでに意味をご存知の方は、次の項目まで飛ばしていただき大丈夫です。
意味
まず意味は以下のとおりです。
ものごとがゆっくりと進行している様子
—
ゆっくりと。そろそろ。
—
ゆっくり物事にとりかかるさま。
意味を全て見る
- そこそこ、まあまあ、徐々に、少しずつといった意味を持つ言葉。
- それほど大きな成果はないことを表します
- 物事の進み方がわずかである様子。
- 性急ではなく、徐々にゆっくりと物事が進行すること。
例文
つづいて、ぼちぼちを用いた例文を紹介します。
4月も下旬になると校庭の桜がぼちぼち咲き始めて、春の到来を感じる。
しばらく休憩したので、ぼちぼち行きましょうかと、声をかけた。
例文を全て見る
- ぼちぼちやっていますよ。ぼちぼち行かないとまずい。
- 来年度に向けたプロジェクトのの進行はぼちぼちと順調に進んでいます。
- 予定よりもずっと長い時間休憩をしてしまったので、ぼちぼち出発しますか。
- 彼は久しぶりに会った友人に、「最近どう?」と聞かれ、「ぼちぼちやってるよ」と答えた。
- 「もう暗くなってきたし、ぼちぼち帰ろう」と、公園で遊んでいる子どもに声をかけた。
- 時間になったし、ぼちぼちミーティングはじめよか~。ぼちぼち、時間じゃない?
- ここからは坂道が続くので、焦らずぼちぼち登って行こうかと思う。
- まぁ、こちらもぼちぼちやっております。お互い元気に頑張っていきましょう。
注意点(違和感のある、または失礼な使い方)
この言葉を使ううえでの注意点は以下のとおりです。違和感のある使い方にならぬよう注意しましょう。
動作としての速さに対して使用するのは違和感がある。
—
丁寧な言い方ではないため目上の人に使うと違和感がある。
—
カジュアルな言葉のため、フォーマルな場面やビジネスの公式な場面での使用は適切でない場合が多い。
注意点を全て見る
- 人間関係を円満に保とうとした大阪商人の生活の知恵が育んだ言葉で、大阪のみならず関西地方でよく使われる言葉です。
- 小声で話す様子についても使われる。
- 全体的に標準語で話しているときに、「ぼちぼち」という単語・言い回しはあまり使われない。
- 性急にではなくゆっくりと物事が進行する意味で使うので、せっかちや急いでという意味での使い方は違和感があります。
- 雑な言い回しのため、目上の方にはあまり適していない言葉です。
ビジネスで使える丁寧なぼちぼちの言い換え語のおすすめ
ビジネスで使えるフォーマルな言い換え語を紹介します。
それぞれ見ていきます。
徐々に
まずは、徐々にです。
意味やニュアンスの違いは以下のとおり。
ゆるやかに進むことや、 少しずつ変化していくことです。ある物事が、ゆっくりや段々と変わっていくときにおすすめです。
次第に
2つ目は、次第にです。
意味やニュアンスの違いは以下のとおり。
順々にや次々、変化が少しずつ目立たない程度に進むこと。ある状態や事態が、時間の経過によって緩やかに推移していくときにおすすめです。
緩やかに
3つ目は、緩やかにです。
意味やニュアンスの違いは以下のとおり。
「ぼちぼち」には、「緩やかに」動作や線形の勢いが激しくないさま、少しずつ変わってゆくさまを指す意味もあります。
段階を踏んで
4つ目は、段階を踏んでです。
意味やニュアンスの違いは以下のとおり。
状況を見ながら段階的に変化させてゆくことを表しています。いくつかのターンに分かれていることや状況を確認する必要がある場面に適しています。
ゆっくり
5つ目は、ゆっくりです。
意味やニュアンスの違いは以下のとおり。
動作を急がず、時間をかけて行うさまという意味合いですので、徐々にゆっくりと物事が進行しているという点で同じようなシーンで使えます。
そろそろ
6つ目は、そろそろです。
意味やニュアンスの違いは以下のとおり。
ぼちぼちはゆっくりとはじめるニュアンスがある。そろそろはなにかをはじめるのに適した時間のニュアンスになる。
漸次
7つ目は、漸次です。
意味やニュアンスの違いは以下のとおり。
時間の経過とともに、物事や状態がゆっくりと変化していく様子のことを意味する。時代の変化に伴い、仕事のやり方も少しずつ変わってきているという時。
順調
8つ目は、順調です。
意味やニュアンスの違いは以下のとおり。
「順調」は物事がスムーズに、計画通りに進んでいることを指す言葉。ビジネスの場面で「ぼちぼち」よりも正式な表現として使われる。
進行中
9つ目は、進行中です。
意味やニュアンスの違いは以下のとおり。
「進行中」は何かが現在も続いている状態、進行していることを示す言葉。「ぼちぼち」がある程度進んでいることを示すのに対し、「進行中」は進行していることだけを強調する。
普通
10個目は普通です。
意味やニュアンスの違いは以下のとおり。
ぼちぼちは関西弁でまあまあというニュアンスがある。普通は、良くもなく悪くもなく中くらいというニュアンスになる。
ぼちぼちのカジュアルな言い換え語のおすすめ
友達同士で使えるようなカジュアルな言い換え語のおすすめを紹介します。
ゆっくり
まずは、ゆっくり です。
意味やニュアンスの違いは以下のとおり。
ぼちぼちは、少しずつというニュアンスもある。ゆっくりは、速度を早めずのんびりとというニュアンスになる。
緩やかに
カジュアルの2つ目は、緩やかにです。
意味やニュアンスの違いは以下のとおり。
動きが急でないさま、勢いが激しくないさま、ゆっくりしたさま、緩慢なさま、などの表現に使用することがおすすめです。
のろのろ
つづいて、のろのろです。
意味やニュアンスの違いは以下のとおり。
動きがどんくさくゆっくりしている様子のことを「のろのろ」と表現する。「ぼちぼち」と異なり実際の動作に対して使用される。
ゆるゆる
4つ目は、ゆるゆるです。
意味やニュアンスの違いは以下のとおり。
動作や気分がゆったりとしている様子のことを意味する。有給休暇をとって5日間、リゾートホテルでくつろいで過ごす時など。
まあまあ
5つ目は、まあまあです。
意味やニュアンスの違いは以下のとおり。
「ぼちぼち」と似たニュアンスで、中程度や普通の状態を指す際に使用される。カジュアルな場面での会話や友人とのやり取りで使いやすい。
じわじわ
6つ目は、じわじわです。
意味やニュアンスの違いは以下のとおり。
ゆっくりとわずかずつ、しかし確実に物事が進んで行くさまという意味合いですので、徐々にゆっくりと物事が進行しているという点で同じようなシーンで使えます。
そろそろ
7つ目は、そろそろです。
意味やニュアンスの違いは以下のとおり。
「そろそろ歩く。」などといった、動作が静かにゆっくりと行われるさま、そろり、などの表現に使用することがおすすめです。
ちょっとずつ
8つ目は、ちょっとずつです。
意味やニュアンスの違いは以下のとおり。
ぼちぼちは少しずつゆっくりとというニュアンスがある。ちょっとずつは、一気にではなくちょっとずつのニュアンスになる。
だらだら
9つ目は、だらだらです。
意味やニュアンスの違いは以下のとおり。
あまり変化しない状態が長く続く様子を「だらだら」と表現する。「ぼちぼち」と異なり否定的な意味が含まれている。
そこそこ
10個目は、そこそこです。
意味やニュアンスの違いは以下のとおり。
「ぼちぼち」や「まあまあ」と似た意味を持ち、中程度の良さや進行を示す言葉。日常の会話やカジュアルな状況での使用が適している。
ぼちぼちの横文字・カタカナ英語の言い換え語のおすすめ
最後は横文字・カタカナ英語での言い換え語を紹介します。
こちらはリストのみとなります。
- スローリー
- アンダンテ
- little by little
- gradually
- so-so
- bit by bit
- step by step
かっこよく表現したい際、参考にしてください。
まとめ
以上がぼちぼちの言い換え語のおすすめでした。
さまざまな言葉があることがわかりますね。
基本的な意味は同じでも微妙にニュアンスが違ったりもするため、TPOに合わせて言い換え語を使い分けていきましょう。
振り返り用リンク↓
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