着実にの言い換え語のおすすめは?ビジネスやカジュアルに使える類義語のまとめ!
本記事では、「着実に」の言い換え語・同義語(類義語)を解説します。
- ビジネスで使えるきっちりした類語
- 友達同士でカジュアルで使える類語
に分けていくつかのアイデアをまとめました。
また、カタカナ・英語でかっこよく言い換えたい場合のワードもいくつか紹介します。
実際に使われているワードばかりです。ぜひ参考にしてください。
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「着実に」とは? そもそもどんな意味か?
まずは「着実に」とはどんな意味なのかをおさらいします。
すでに意味をご存知の方は、次の項目まで飛ばしていただき大丈夫です。
意味
まず意味は以下のとおりです。
確実に物事を行うこと。
—
物事を少しずつきちんと進めていく
—
落ち着いて確実性のある物事を表します
意味を全て見る
- 派手な面はないが、うわつかず確実である。
- 物事を確実に少しずつ進めていくこと
- 落ち着いて確かなこと
- 物事を正確に、または落ち着いて実行すること。
- 一歩一歩確実に積み上げていること
例文
つづいて、「着実に」を用いた例文を紹介します。
彼はいつもスローペースだが、現在の作品は着実に完成の方向に向かっている。
トンネルで漏水するなどのトラブルに見舞われたが、工事は着実に進んでいる。
例文を全て見る
- 昨年入った新入社員はこの一年で着実に成長しています。今後の活躍が期待できます。
- 私は、営業事務の仕事をしているので、営業さんに与えられた仕事を毎日、着実にこなしています。
- 着実に前進し続けることが何よりも大切で、このプロセスを疎かにすると後が大変になります
- 工事は着実に完成に向かっている。この四半期で売上は着実に伸びています。
- 彼は遊んでいるように見えるけど、着実に仕事を進めてくれている。
- 私は今のお仕事に対して着実に成果をあげられるよう、毎日真摯に取り組んでいる。
- 一つひとつの問題を着実に解いて理解していけば、志望校の合格は間違いない。
- 彼は入社以来、着実に成長を遂げている社員の1人という評価だ。
注意点(違和感のある、または失礼な使い方)
この言葉を使ううえでの注意点は以下のとおりです。違和感のある使い方にならぬよう注意しましょう。
一歩一歩確実に積み上げていることに対して用いる。
—
少しづつ進んでいってるというイメージです。
—
「自分の部屋の片付けなどを着実にします」など、私用のことに使うのは違和感があります。私用の場合は「早く進めていきます」などの言い方のほうが合っていると思います。
注意点を全て見る
- 言い換え言葉も概ね近い意味ものがほとんどです
- 落ち着いて物事を確かに行うということを表す際に使用します。
- 対象となるものが必要です。また、現状維持など進んでいない場合は使用するとおかしいです。
- 着実とは、落ち着いている様を表しており、確実と似ているが、後者は失敗や間違いが無い様をいう。
- 特に口語でカジュアルな場面で使用する際、違和感を感じることがあります。主に文語として使用されることが多く、口語でも比較的フォーマルなシーンで使用されることが多いためです。
- あぶなげなく手堅いことにも使われる。
ビジネスで使える丁寧な「着実に」の言い換え語のおすすめ
ビジネスで使えるフォーマルな言い換え語を紹介します。
それぞれ見ていきます。
堅実に
まずは、堅実にです。
意味やニュアンスの違いは以下のとおり。
やり方や生き方が手堅く確実に進めていくこと。確かで危なげがない、しっかりとしていて安心して見ていられるというニュアンス。
手堅く
2つ目は、手堅くです。
意味やニュアンスの違いは以下のとおり。
「着実に」と同じく、物事を確実に進めていくという意味は変わらないです。ただし、より危険を冒さず慎重にという意味が含まれています。
地道に
3つ目は、地道にです。
意味やニュアンスの違いは以下のとおり。
地味ながら着実で前進し続ける様子を表します。人目に触れない場面でも間違いなく手を抜かない様子を表すときに便利です。
確実に
4つ目は、確実にです。
意味やニュアンスの違いは以下のとおり。
「確実に」は「着実に」に比べて、対象となる動作を「確かに」行うというニュアンスが加わります。そのため、各ステップやプロセスを確かめながら行う活動や行動の際に使用することがおすすめです。
丁寧に
5つ目は、丁寧にです。
意味やニュアンスの違いは以下のとおり。
細かい部分にまで注意や気配りが行き届いているさま。物事を一気に進めるのではなく、一つ一つ注意深く入念に進めていくこと。
実着に
6つ目は、実着にです。
意味やニュアンスの違いは以下のとおり。
着実には、落ち着いて軽々しくないという意味合いで実着には、浮ついたところがないという意味合いになります。まじめで落ち着いていること、誠実でうわついたところがないさまを表す際に用います。
規則的
7つ目は、規則的です。
意味やニュアンスの違いは以下のとおり。
行為や事務手続きなどが、それに基づいて行われるように定めれているさまという意味で用いられるおすすめの語。
「着実に」のカジュアルな言い換え語のおすすめ
友達同士で使えるようなカジュアルな言い換え語のおすすめを紹介します。
手堅く
まずは、手堅くです。
意味やニュアンスの違いは以下のとおり。
「着実に」は、落ち着いて軽々しくないという意味合いで「手堅い」は、あぶなげがないという意味合いになります。やりかたが堅実でリスクの少ない方法のこと、相場が安定して、下がる気配がなく堅実なことを表す際に用います。
確かに
カジュアルの2つ目は、確かにです。
意味やニュアンスの違いは以下のとおり。
「確かに」は「着実に」より幅広い意味合いで使用することができ、実際の行動における着実性だけでなく、感情的なニュアンスも含まれます。フランクなシチュエーションはもちろん、フォーマルで使用してもおかしくない語のため、プライベートからビジネスまでさまざまなシーンで使用することをおすすめします。
丁寧に
つづいて、丁寧にです。
意味やニュアンスの違いは以下のとおり。
細かい部分に注意や気配りが行き届いている様子のことを意味する。礼儀正しいことや、配慮が行き届いている人に対して使う。
一歩一歩
4つ目は、一歩一歩です。
意味やニュアンスの違いは以下のとおり。
物事を少しずつ確実に進めていくさま、少しずつ目標に近づくさまという意味で用いられ、確かな前進に対しておすすめの語。
コツコツと
5つ目は、コツコツとです。
意味やニュアンスの違いは以下のとおり。
「着実に」はビジネスで使うのにまず間違いないです。「コツコツと」はもう少し身近な話し言葉的な雰囲気がします。
しっかりと
6つ目は、しっかりとです。
意味やニュアンスの違いは以下のとおり。
「しっかりと」は「着実に」より語の持つ意味合いが曖昧で、被修飾語の程度を表すようなニュアンスが加味されます。そのため、主にプライベートな口語で使用することをおすすめします。
きちんと
7つ目は、きちんとです。
意味やニュアンスの違いは以下のとおり。
「着実に」という言い方ですと、同僚や友達には少しかしこまりすぎた表現になると思います。「きちんと」のほうがフランクな言い方だと思うのでおすすめです。
ちょっとずつ
8つ目は、ちょっとずつです。
意味やニュアンスの違いは以下のとおり。
「着実に」と物事を進めていくという意味合いは変わらないです。確実性より少しずつという意味合いの方が強く伝わります。
堅調
9つ目は、堅調です。
意味やニュアンスの違いは以下のとおり。
堅実な調子であることや、その様子のことを意味する。株価が順調に伸びている時。
一歩ずつ
10個目は、一歩ずつです。
意味やニュアンスの違いは以下のとおり。
「着実に」と物事を進めていくという意味合いは変わらないです。確実性より少しずつという意味合いの方が強く伝わります。
「着実に」の横文字・カタカナ英語の言い換え語のおすすめ
最後は横文字・カタカナ英語での言い換え語を紹介します。
こちらはリストのみとなります。
- スムーズ
- オーソドックス
- ステディリー
- コツコツ
- steadily
- step by step
- systematically
かっこよく表現したい際、参考にしてください。
まとめ
以上が「着実に」の言い換え語のおすすめでした。
さまざまな言葉があることがわかりますね。
基本的な意味は同じでも微妙にニュアンスが違ったりもするため、TPOに合わせて言い換え語を使い分けていきましょう。
振り返り用リンク↓
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