コンセプトの言い換え語のおすすめは?ビジネスやカジュアルに使える類義語のまとめ!
本記事では、「コンセプト」の言い換え語・同義語を解説します。
- ビジネスで使えるきっちりした類語
- 友達同士でカジュアルで使える類語
に分けていくつかのアイデアをまとめました。
実際に使われているワードばかりです。ぜひ参考にしてください。
「コンセプト」とは? そもそもどんな意味か?
まずは「コンセプト」とはどんな意味なのかをおさらいします。
すでに分かっている人は、次の項目まで飛ばしていただき大丈夫です。
意味
まず意味は以下のとおりです。
概念。観念。企画・広告などで、全体を貫く基本的な観点・考え方。貫く基本的構想という意味で使うことが多い。
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基本的な考え方や概念のこと。
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物事のあり方や進め方について、全体的なの方針や方向性のこと。
意味を全て見る
- 背景を踏まえ、制作者の意図や想いを伝えるもの。
- 概念を表し、物事の特徴的な部分を示します。
例文
つづいて、「コンセプト」を用いた例文を紹介します。
誰もが喜ぶサービスを提供することをコンセプトに、皆で案を出し合った。
どのような打ち出し方をすべきか迷いが生じたときには、根底にあるコンセプトに立ち返ることが大切だ。
例文を全て見る
- 今回の企画のコンセプトはとても難解なので、理解するのに時間がかかる。
- クライアントに新商品のコンセプトを発表し、商品の方向性の合意を得た。
- プロジェクトを始めていく上で、今までにないコンセプトを考えていきたいと思います。
注意点(違和感のある、または失礼な使い方)
この言葉を使ううえでの注意点は以下のとおり。
単なる目的を指す場合ではなく、基本的な方向性を意味します。
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すべての物事について明確に示されている訳ではないので「この案件のコンセプトは?」などと、いたずらに明示するように求めるのは野暮な感じがします。
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モノでは無いので、コンセプトを売るというのは違和感があります。
注意点を全て見る
- 抽象的な言葉なので、多用しすぎるとかえって意味がわかりづらくなる
ビジネスで使える丁寧な「コンセプト」の言い換え語のおすすめ
ビジネスで使えるフォーマルな言い換え語を紹介します。
理念
まずは、理念です。
意味やニュアンスの違いは以下のとおり。
こちらもニュアンス自体は同じワードだと思いますが、少し堅苦しい印象を受けてしまいます。ビジネス向きだと思います。
目論見
2つ目は、目論見です。
意味やニュアンスの違いは以下のとおり。
「コンセプト」に比べて結果や到達点、利点の方により重きを置いた印象を受けます。その取り組みがもたらす意義や歓びなどについては、やや扱いが軽くなる印象です。
商品に込められた想い
3つ目は、商品に込められた想いです。
意味やニュアンスの違いは以下のとおり。
「コンセプト」の定義が拡大解釈できてしまうので「込められた想い」とすることで誰によるものかが分かりやすく、ご年配のお客さんにも伝わりやすいです。
構想
4つ目は、構想です。
意味やニュアンスの違いは以下のとおり。
考え方の土台となる部分。これから始めようとする物事について、その内容、規模や実現方法についての骨組みをまとめる事こと。
基本思想
5つ目は、基本思想です。
意味やニュアンスの違いは以下のとおり。
「コンセプト」よりも確固たるものであるという印象を与えます。思っていることを強調したいときに使うのをおすすめします。
基本概念
6つ目は、基本概念です。
意味やニュアンスの違いは以下のとおり。
「コンセプト」よりも直接的で分かりやすいワードだと思います。カタカナ語に抵抗がある年配の方などに使うことをおすすめします。
企画の枠組や骨組み
7つ目は、企画の枠組や骨組みです。
意味やニュアンスの違いは以下のとおり。
企画全体を通しての方向性を示すこと。全体像と考え方や方針、どのような方向性で進めていくのかを表すこと。
概念
8つ目は、概念です。
意味やニュアンスの違いは以下のとおり。
ニュアンスと意味合いは全く同じで、日本語の意訳の言葉です。とても堅苦しい印象を受けるワードですが、ビジネス向きです。
意図
9つ目は、意図です。
意味やニュアンスの違いは以下のとおり。
「コンセプト」は会話でも文章でも使えますが、言い換え語は文字制限のある文章の中で、少しでも文字数を削減することが可能です。
「コンセプト」のカジュアルな言い換え語のおすすめ
友達同士で使えるようなカジュアルな言い換え語のおすすめを紹介します。
理想
まずは、理想です。
意味やニュアンスの違いは以下のとおり。
実現性についてはややおざなりな印象があるものの、その取り組みの結果がもたらすものに対する崇高な精神性や気高さを感じさせる言葉です。
目的
つづいて、目的です。
意味やニュアンスの違いは以下のとおり。
自分が目指す方向に向けて行動する事。「コンセプト」は元になる部分で「目的」はこれからの方向性を指す。
根拠
つづいて、根拠です。
意味やニュアンスの違いは以下のとおり。
物事が存在するための理由となるもの。物事の根底にある理由や原因など。本来の目的や根底にある考え方など。
考え方
つづいて、考え方です。
意味やニュアンスの違いは以下のとおり。
構えることなく本質を突いている平易な言葉です。その発想や手法、目指すべき到達点などあらゆるフェーズに対して言及することが可能です。
概念
つづいて、概念です。
意味やニュアンスの違いは以下のとおり。
広義な単語だと思うので、難しい単語を用いることで、友達や同僚に知性マウントを取るのに有効だと思います。
「コンセプト」の横文字・カタカナ英語の言い換え語のおすすめ
最後は横文字・カタカナ英語での言い換え語を項目だけ紹介します。
この辺は似ている言葉となります。
- concept
- コンセプション
- notion
- ノーション
- idea
かっこよく表現したい際は参考にしてください。
まとめ
以上が「コンセプト」の言い換え語のおすすめでした。
さまざまな言葉があることがわかりますね。
微妙にニュアンスが違ったりもするので、TPOに合わせて使い分けていきましょう。
振り返り用リンク↓
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