だらだらの言い換え語のおすすめは?ビジネスやカジュアルに使える類義語のまとめ!
本記事では、だらだらの言い換え語・同義語(類義語)を解説します。
- ビジネスで使えるきっちりした類語
- 友達同士でカジュアルで使える類語
に分けていくつかのアイデアをまとめました。
また、カタカナ・英語でかっこよく言い換えたい場合のワードもいくつか紹介します。
実際に使われているワードばかりです。ぜひ参考にしてください。
![]() →ビジネスの言い換えを見る | ![]() →カジュアルの言い換えを見る | ![]() →英語・カタカナの言い換えを見る |
だらだらとは? そもそもどんな意味か?
まずはだらだらとはどんな意味なのかをおさらいします。
すでに意味をご存知の方は、次の項目まで飛ばしていただき大丈夫です。
意味
まず意味は以下のとおりです。
気分などがゆるんでしまりのないさま。
—
道がゆるやかな傾斜になっているさま。変化の乏しい状態が長く続くさま。気分などがゆるんでしまりのないさま。
—
怠けている様子。とめどなく流れるさま。
意味を全て見る
- 物事がずっと続いているさまや、怠けているさまを指します。
- リラックスする
- 水などの液体がだらりと流れているさま、または、怠けていたり、気合が入っていないさま。
- やる気がない様子、または、やる気はあるのだが効果が上がらない様子、といった意味。
- 行動や思考が緩慢な状態。
- やるべきことをやらずに、ぐったりしていること指す言葉。
- 速度が遅いことまたは液状のものが垂れることを表します
例文
つづいて、だらだらを用いた例文を紹介します。
新しい訓練生はだらだらしていたので、仕事に本気で取り組まないと、くびにするといわれた。
彼は休みの日は何もしないで、だらだらと1日寝てばかりいるのが好きだ。
例文を全て見る
- だらだらと仕事をしている部下に厳しく叱責をする上司がいなかった。
- だらだらとお菓子を食べながらテレビを見ていたら、休日があっという間に終わってしまった。
- 昨日は家でだらだらしていたかったのに、仕事が入ってしまった。
- 外ではしっかりしているように見える人でも、家の中ではだらだらしている人も多いのではないだろうか。
- 開発部では、新商品を開発しようとして、だらだらと無駄な努力を続けている。
- 明日は仕事が休み。明日の天気予報は大雨予報。一歩も外に出ず、だらだらして過ごすことに決定。
- 一日中だらだらと過ごした。それによって体が鈍って運動不足になってしまった。
- 今日は1日だらだらしてすごしました。そんな日もあって良いと思います。
注意点(違和感のある、または失礼な使い方)
この言葉を使ううえでの注意点は以下のとおりです。違和感のある使い方にならぬよう注意しましょう。
気分などがゆるんでしまりのないさまではない場合にこの表現を使用してはいけません。
—
カタカナで「ダラダラ」とも表記します。「大量に液体が流れ続ける様子」を表す言葉でもあります。
—
液体が流れる意味と、ゆったりとという意味もある。
注意点を全て見る
- 俗っぽい印象を与える語であり、フォーマルな場で使うと違和感があります。
- 少し曖昧な言い回しなので具体的に何をしたのかハッキリわからない。
- 「だらだら」を人に対して使う場合は怠けているニュアンスのため、ポジティブな意味合いで使うのは違和感がある。
- 「だらだら」というのはオノマトペ(擬音語・擬態語)である。公的な文章中に使うのは、できるだけ避けたいが、使うにしても一文中に他のオノマトペがないようにしないと、文の品格が落ちてしまう。
- 口語的でありネガティブな様子に受け取れるのできちんとした文章に使うときは注意したい。
- あまり良い状態を表す言葉ではありませんが、言い換えにより捉え方も変化します。
ビジネスで使える丁寧なだらだらの言い換え語のおすすめ
ビジネスで使えるフォーマルな言い換え語を紹介します。
それぞれ見ていきます。
怠惰
まずは、怠惰 です。
意味やニュアンスの違いは以下のとおり。
「だらだら」は緩慢な動きでゆっくりと仕事などをすること。「怠惰」はなまけること、なまけてだらしないこと。また、そのさまのことを言います。
怠慢
2つ目は、怠慢です。
意味やニュアンスの違いは以下のとおり。
「怠慢」は怠けている様子を示す言葉。「彼は職務怠慢で処罰を受けた」というような使い方をするのがおすすめ。
冗長
3つ目は、冗長です。
意味やニュアンスの違いは以下のとおり。
文章や話の中に同じことが何度も繰り返されているなど無駄な部分が多く、いかにもだらだらと長い状態であることを表す言葉です。
長々と
4つ目は、長々とです。
意味やニュアンスの違いは以下のとおり。
だらだらは同じ状態がずっと続いているニュアンスがある。長々とは、話などが終わらずにずっと続いているニュアンスになる。
際限なく
5つ目は、際限なくです。
意味やニュアンスの違いは以下のとおり。
同僚は仕事が終わったのにオフィスでグダグダしているなどと使います。その場に止まっていることを指す言葉です。
緩慢
6つ目は、緩慢です。
意味やニュアンスの違いは以下のとおり。
緩やかで途切れ目のない様子を表した言葉の言い換えです。純粋にそのような状態を表しているためネガティブな意味合いは少ない言い換えです。
グダグダ
7つ目は、グダグダです。
意味やニュアンスの違いは以下のとおり。
同僚は仕事が終わったのにオフィスでグダグダしているなどと使います。その場に止まっていることを指す言葉です。
ノロノロ
8つ目は、ノロノロです。
意味やニュアンスの違いは以下のとおり。
先輩はいつもノロノロ仕事をしているなどと使います。行動が遅いというニュアンスが込められた言葉の一つです。
自由
9つ目は、自由です。
意味やニュアンスの違いは以下のとおり。
思いどおりにふるまえて、束縛や障害がないこと。また、そのさま、思うままなどの表現に使用することがおすすめです。
気を緩める
10個目は気を緩めるです。
意味やニュアンスの違いは以下のとおり。
「だらだらする」よりも無駄な感じはないが、美化しすぎてもいないためビジネスだけでなく様々な場で使える。
だらだらのカジュアルな言い換え語のおすすめ
友達同士で使えるようなカジュアルな言い換え語のおすすめを紹介します。
ゆっくり
まずは、ゆっくりです。
意味やニュアンスの違いは以下のとおり。
だらだらとは、ペースが遅いニュアンスで、ゆっくりは、動作が遅いニュアンスになる。だらだらの方がネガティブなニュアンスになる。
怠ける
カジュアルの2つ目は、怠ける です。
意味やニュアンスの違いは以下のとおり。
だらだらは、ゆっくりとして怠けているようすを表すニュアンスがある。怠けるは、怠惰のニュアンスになる。
のろのろ
つづいて、のろのろです。
意味やニュアンスの違いは以下のとおり。
「作業がのろのろしてはかどらない。」などといった、動きがにぶく、ゆっくりしているさま、などの表現に使用することがおすすめです。
もさもさ
4つ目は、もさもさです。
意味やニュアンスの違いは以下のとおり。
「もさもさしてないで、さっさとしなさい。」などといった、動作がのろいさま、機敏でないさま、もたもたなどの表現に使用することがおすすめです。
たらたら
5つ目は、たらたら です。
意味やニュアンスの違いは以下のとおり。
もともと「だらだら」は「たらたら」の強調語として生まれたとも言われています。「だらだら」より意味は狭く「少量ずつ液体が流れる様子」と「苦情やお世辞などを言い続ける様子」の2つです。
ぐだぐだ
6つ目は、ぐだぐだです。
意味やニュアンスの違いは以下のとおり。
ほとんど同じ意味として活用できる言い換え言葉です。しまりがなく、だらだらとした様子やゆるんだ状態を表現するのに適しています。
のんびりする
7つ目は、のんびりするです。
意味やニュアンスの違いは以下のとおり。
「だらだら」のほうが少し悲観的なニュアンスを持っている気がする。「のんびりする」の方が楽しんでいるようなイメージがある。
ゴロゴロ
8つ目は、ゴロゴロです。
意味やニュアンスの違いは以下のとおり。
ほとんど同じニュアンスだが、「ゴロゴロ」のほうが寝転んでいる感じがする。友達などと話すときにも使いやすい。
ズルズル
9つ目は、ズルズルです。
意味やニュアンスの違いは以下のとおり。
一定の状態に留まらずにゆっくりと変化する様子を表します。あまり気持ちの良い表現ではなく、悪い変化を暗示するものです。
ゆるい
10個目は、ゆるいです。
意味やニュアンスの違いは以下のとおり。
だらだらして過ごすことに悪い印象を持っていない場合、ゆる~く=だらだら、どちらもふんわりして良い感じに受け取れます。
だらだらの横文字・カタカナ英語の言い換え語のおすすめ
最後は横文字・カタカナ英語での言い換え語を紹介します。
こちらはリストのみとなります。
- スロー
- リラックス
- レイジー
- lazy
- sluggishly
かっこよく表現したい際、参考にしてください。
まとめ
以上がだらだらの言い換え語のおすすめでした。
さまざまな言葉があることがわかりますね。
基本的な意味は同じでも微妙にニュアンスが違ったりもするため、TPOに合わせて言い換え語を使い分けていきましょう。
振り返り用リンク↓
コメント