円滑の言い換え語のおすすめは?ビジネスやカジュアルに使える類義語のまとめ!
本記事では、円滑の言い換え語・同義語(類義語)を解説します。
- ビジネスで使えるきっちりした類語
- 友達同士でカジュアルで使える類語
に分けていくつかのアイデアをまとめました。
また、カタカナ・英語でかっこよく言い換えたい場合のワードもいくつか紹介します。
実際に使われているワードばかりです。ぜひ参考にしてください。
![]() →ビジネスの言い換えを見る | ![]() →カジュアルの言い換えを見る | ![]() →英語・カタカナの言い換えを見る |
円滑とは? そもそもどんな意味か?
まずは円滑とはどんな意味なのかをおさらいします。
すでに意味をご存知の方は、次の項目まで飛ばしていただき大丈夫です。
意味
まず意味は以下のとおりです。
物事が滞らずに、すっと進むこと。
—
会議や物事が滞らずにすらすらと運ぶことを意味し、また、その状態を指します。
—
滞りなく、という意味
意味を全て見る
- 物事がよどむことなく進んでいくこと
- 詰まることなく、順調に進むこと。
- 邪魔や故障がなく物事がすらすらといくことです。
例文
つづいて、円滑を用いた例文を紹介します。
彼は、中国語をしっていたので、私たちは計画を円滑に実行できた。
会議の前に、主要なメンバーには根回しをしていたので、円滑に進めることができた。
例文を全て見る
- 我々は、何よりも会議が円滑に進行して結論が出ることを望んでいます。
- 想像以上に円滑に交渉を進めることができて、安堵の息をつきました。
- そのコンサートは、段取りがよくとても円滑にスケジュールが進んだ。
- 作業場の仕事が円滑に進むように、改善しないといけない事が多々あります。
- 中古車を購入したが、トラブルなども怒らず円滑にドライブが出来た。
- 円滑な人間関係を築ければ、仕事は大抵上手くいくのではないだろうか。
- 万全の準備をしていたおかげで、今日のプレゼンテーションが円滑に進んだ。
- 円滑にこのプロジェクトを進めるためには、社員全員の協力が必要だ。
注意点(違和感のある、または失礼な使い方)
この言葉を使ううえでの注意点は以下のとおりです。違和感のある使い方にならぬよう注意しましょう。
物事が滞り、すらすら運ばない場合にこの表現を使用してはいけません。
—
かどばっておらず、滑らかなことにも使われる。
—
「会議を円滑に進めるためには、賄賂めいた手立てを用いることも大事です」のような使い方は違和感があります。会議の円滑な進行には、率直な意見交換が何よりも大切であるからです。
注意点を全て見る
- やや固い響きがあり、フランクな会話にはあまり向いていません。
- 物事の進行を表すときや、性格、態度などに対して使われます。
- 物事が淀みなく、真っ直ぐ進むことに使われる。
- 安いパソコンを購入したら、トラブルなどが起きて円滑に動作できた、という表現は、故障などが起きているのにスムーズに動作していることになり違和感があります。
- ポジティブな意味合いで使うことが多く、ネガティブな意味合いで使うのは違和感がある。
- 「円滑な人」といった使いかたもあるけれど、あまりメジャーではない。
- ピジネスで良く使われる言葉である。
ビジネスで使える丁寧な円滑の言い換え語のおすすめ
ビジネスで使えるフォーマルな言い換え語を紹介します。
それぞれ見ていきます。
順調
まずは、順調です。
意味やニュアンスの違いは以下のとおり。
「順調」とは物事が期待通りにスムーズに進むことを意味しており、「円滑」は物事の進行を表す時や性格・態度などに対して使われます。
流暢
2つ目は、流暢です。
意味やニュアンスの違いは以下のとおり。
すらすらと流れるように伸びやかなこと。言葉が明瞭で淀みなく、すらすらと話すこと。言葉が流れるように話すこと。
滞りなく
3つ目は、滞りなくです。
意味やニュアンスの違いは以下のとおり。
物事が途中でつっかえたり、止まったりすることなく進んでいく様子を表す言葉。物事が順調に進んでいく事。
スムーズ
4つ目は、スムーズです。
意味やニュアンスの違いは以下のとおり。
「スムーズな進行」などといった、物事が支障なく滑らかに運ぶさま、円滑などの表現に使用することがおすすめです。
快調
5つ目は、快調です。
意味やニュアンスの違いは以下のとおり。
とても気持ちよく、運行や進行できることを意味する。調子が悪いところが一つもなく、スムーズに物事が進められるとき。
障害がない
6つ目は、障害がないです。
意味やニュアンスの違いは以下のとおり。
物事を進めていくのに障害になるようなものがない様子。円滑とほとんど同じ意味の言葉である。ビジネスでもカジュアルでも使う。
つつがなく
7つ目は、つつがなくです。
意味やニュアンスの違いは以下のとおり。
丁寧な印象を受けるため、相手に物事の進捗具合を聞かれたときに、「つつがなく進んでおります」といった受け答えをするときに相手に好印象を持たれやすい。
予定通り
8つ目は、予定通りです。
意味やニュアンスの違いは以下のとおり。
「この会議にご出席の方々は皆ご多忙ですので、予定通りの時刻に開始し、予定通りの時間、議論を行って結論を出すようにしたいと思います」のように使うのがおすすめです。
円満
9つ目は、円満です。
意味やニュアンスの違いは以下のとおり。
物事の様子や、人柄などが調和がとれていて、穏やかなことを意味する。夫婦で隠しごとなく何でも話すようにしていて、とても良い関係という時。
円滑のカジュアルな言い換え語のおすすめ
友達同士で使えるようなカジュアルな言い換え語のおすすめを紹介します。
なめらか
まずは、なめらかです。
意味やニュアンスの違いは以下のとおり。
「滑らかな話しぶり」などといった、物事がすらすらと滞りなく進むさま、などの表現に使用することがおすすめです。
手際よく
カジュアルの2つ目は、手際よくです。
意味やニュアンスの違いは以下のとおり。
物事を要領よく進行させるさまを言います。作業の出来上がりが良い感じです。例えば、彼女は普段から料理を作っていて手際よく夕食の準備をしている。
滞りなく
つづいて、滞りなくです。
意味やニュアンスの違いは以下のとおり。
物事が遅れたりトラブルが起こったりすることがないことです。途中で止まらない感じです。例えば、今日の授業は滞りなく終わることが出来ました。
支障なく
4つ目は、支障なくです。
意味やニュアンスの違いは以下のとおり。
「この会議の議論の対象は難問に対し結論を出して今後の方向を決めることですが、支障なく議論が進んで方向が定まったことは嬉しいかぎりです」のように使うのがおすすめです。
スムーズ
5つ目は、スムーズです。
意味やニュアンスの違いは以下のとおり。
「円滑」というのはかしこまった言い方で、カジュアルな時に使うと大げさな感じがします。「スムーズ」の方が自然です。
トントン拍子
6つ目は、トントン拍子です。
意味やニュアンスの違いは以下のとおり。
物事が順調に進んでいく事。特に苦戦することなく、順調に駆け上がっていくというニュアンス。かなり順調に進んでいるという印象。
順調
7つ目は、順調です。
意味やニュアンスの違いは以下のとおり。
調子が良く物事が進んでいく様子を表した言葉である。円滑と似たようなニュアンスを持つ言葉。ビジネスでもカジュアルでも使う。
着々と
8つ目は、着々とです。
意味やニュアンスの違いは以下のとおり。
物事を少しづつ積み重ねていく様子。物事が一気に進むのではなく、一歩一歩、少しづつ着実に進んでいく事。
あんばいよく
9つ目は、あんばいよくです。
意味やニュアンスの違いは以下のとおり。
「この会議の議論の対象は難問に対し結論を出して今後の方向を決めることですが、あんばいよく良案が出て方向が定まったことは嬉しいかぎりです」のように使うのがおすすめです。
いい感じ
10個目は、いい感じです。
意味やニュアンスの違いは以下のとおり。
「いい感じに進んでいる」といった表現は砕けた印象があるので、近しい関係性で使えます。
円滑の横文字・カタカナ英語の言い換え語のおすすめ
最後は横文字・カタカナ英語での言い換え語を紹介します。
こちらはリストのみとなります。
- スムーズ
- smoothly
- fluent
- without delay
- undisturbed
かっこよく表現したい際、参考にしてください。
まとめ
以上が円滑の言い換え語のおすすめでした。
さまざまな言葉があることがわかりますね。
基本的な意味は同じでも微妙にニュアンスが違ったりもするため、TPOに合わせて言い換え語を使い分けていきましょう。
振り返り用リンク↓
コメント