ギリギリの言い換え語のおすすめは?ビジネスやカジュアルに使える類義語のまとめ!
本記事では、ギリギリの言い換え語・同義語を解説します。
- ビジネスで使えるきっちりした類語
- 友達同士でカジュアルで使える類語
に分けていくつかのアイデアをまとめました。
ぜひ参考にしてください。
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ギリギリとは? そもそもどんな意味か?
まずはギリギリとはどんな意味なのかをおさらいします。
すでに分かっている人は、次の項目まで飛ばしていただき大丈夫です。
意味
まず意味は以下のとおりです。
時間や空間が、あともう少しで何か起きる様子
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切羽詰まって限界のようす
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限度いっぱいで、それ以上余地がないこと。
意味を全て見る
- 限度や限界にこの上なく近いこと
- 限界の一歩手前で留まる
- 最終的には間に有ったが制限間近なこと
- なんとか間に合うこと。
- 完全な状態の一歩手前
- 時間などの期限や合格ラインなどに限界間際でクリアすること
- それ以上は進めないところ
例文
つづいて、ギリギリを用いた例文を紹介します。
渋滞で道が混んでいたけれども、ギリギリ約束の時間に間に合った
走って階段を駆け上がったら、なんとかギリギリで電車の時間に間に合った。
例文を全て見る
- 良い噂を聞かないあの取り組み先は、毎度ぎりぎりの納期を要望してくる。
- 電車が遅れていて焦ったけれど、ギリギリ開始時刻には間に合った。
- 朝寝坊してしまったが、ギリギリ学校の始業時間には間に合った。
- 電車が遅れて遅刻しそうになったが、一生懸命走ったらギリギリ間に合った
- このクレジットカードは、限度額がギリギリだ。
- 待ち合わせ時間ギリギリまで待ってみたが、来なかったので諦めて帰った。
- 高速道路が事故で渋滞になってしまったおかげで、搭乗時間ギリギリになってしまった。
- 歩道を走ってくる自転車にぶつりそうだったがとっさに身をかわしギリギリで避けた。
注意点(違和感のある、または失礼な使い方)
この言葉を使ううえでの注意点は以下のとおり。
ギリギリはマイナスのイメージの言葉なので、使い方や場面、相手は選びましょう
—
ギリギリじゃないのに盛ってギリギリというとなんか違和感を感じる。
—
時間にギリギリ。気持ちにギリギリ。使い勝手はあまりよくないかも。
注意点を全て見る
- 「ギリギリの人」のような表現は違和感がある。時間や量などの指標に対してつかうものである。
- 丁寧な話し方をする際は使わない方がいい
- ギリギリはニュアンスの幅が広いので使う時に、注意が必要だと私は思います。
- 上司や目上の方には少し失礼で違和感が有ります。
- 普通は間に合ったことが帰結となるが、ギリギリアウトなど間に合わなかったなど逆の意味で使用されると違和感を感じます。
- 口語体でカジュアルなのでわきまえた場ではあまり使いません
- ギリギリ間に合わなかった、などのように、条件を満たすことができなかったなどの不首尾の結果について使うと違和感を感じます。
ビジネスで使える丁寧なギリギリの言い換え語のおすすめ
ビジネスで使えるフォーマルな言い換え語を紹介します。

かろうじて
まずは、かろうじてです。
意味やニュアンスの違いは以下のとおり。
ビジネスでギリギリとは言わないです。フランクすぎる感じがします。このため、「かろうじて間に合った」などに言い換えます。意味は同じかもしれませんが、より日本語らしく丁寧に響きます。
スレスレ
つづいて、スレスレです。
意味やニュアンスの違いは以下のとおり。
「ギリギリ」はかなり危機感が強い言葉なので、もう少しニュアンスが柔らかい「スレスレ」のほうがビジネスシーンでは使い良い。
滑り込み
つづいて、滑り込みです。
意味やニュアンスの違いは以下のとおり。
ギリギリはカタカナ言葉で擬音的なところがあり誰でも使いやすいですが、滑り込みという言葉を使うとスマートな感じがします。
間一髪
つづいて、間一髪です。
意味やニュアンスの違いは以下のとおり。
ギリギリよりも更に危うい状態であったことを表現するに相応しい言葉です。相手にも危機を伝える時に有効です
間際
つづいて、間際です。
意味やニュアンスの違いは以下のとおり。
ギリギリは若者言葉っぽく、悪い印象を与えかねないので、期限間際などと期限に近いって意味に置き換えるといい
限界
つづいて、限界です。
意味やニュアンスの違いは以下のとおり。
こちらの余裕がないことをダイレクトに伝えることができる。また、メールや手紙などの文章では「ギリギリ」はあまり使わないように思う。
紙一重
つづいて、紙一重です。
意味やニュアンスの違いは以下のとおり。
ビジネスの場面だけでなく、目上の人やフォーマルな場での会話においてくだけた「ギリギリ」という表現は似つかわしくないため、紙一重などの表現を使った方が良い。
寸前
つづいて、寸前です。
意味やニュアンスの違いは以下のとおり。
ニュアンスの違いは堅さです。寸前は堅い話し方をする時にふさわしく、ギリギリは友人との会話に使用する時に使用するのがふさわしい。
瀬戸際
つづいて、瀬戸際です。
意味やニュアンスの違いは以下のとおり。
ニュアンスの違い:ギリギリのほうが、時間、物事など広い意味で使いやすいどんな時におすすめか:当落線上にある2つの物事からどちらかを選ぶとき
制限
つづいて、制限です。
意味やニュアンスの違いは以下のとおり。
ギリギリは、本当に間に合うか間に合わないか直前まで分からない臨場感が感じられますが、制限は少し緩く聞こえます。しかし、きちんとした場所では制限の方が丁寧に聞こえます。
ギリギリのカジュアルな言い換え語のおすすめ
友達同士で使えるようなカジュアルな言い換え語のおすすめを紹介します。

いっぱいいっぱい
まずは、いっぱいいっぱいです。
意味やニュアンスの違いは以下のとおり。
ギリギリよりも、より切実さが伝わると思う
ギリで
つづいて、ギリでです。
意味やニュアンスの違いは以下のとおり。
友人との会話の際は、「ギリ間に合った」など略して使う場合が多く、ギリギリよりもさらに口語調でフランクに使える。
ギリチョン
つづいて、ギリチョンです。
意味やニュアンスの違いは以下のとおり。
ニュアンスとしてはかなりくだけた感じになる。友人と雑な会話をする時におすすめ
すれすれ
つづいて、すれすれです。
意味やニュアンスの違いは以下のとおり。
ギリギリセーフ、すれすれセーフと似たような使い方をする言葉です。気持ち、時間に余裕がないような印象を与えてしまいます。
何とか
つづいて、何とかです。
意味やニュアンスの違いは以下のとおり。
滑り込みよりは何とかの方がフランクな感じがすると思います。滑り込みよりは固くなく、誰にでも使いやすい言葉だとは思います。
限界
つづいて、限界です。
意味やニュアンスの違いは以下のとおり。
限界のほうがより限度スレスレな感じがするため、スレスレなのを伝えたい時におすすめである。
ジャスト
つづいて、ジャストです。
意味やニュアンスの違いは以下のとおり。
時間について、「15時ジャストでした」というように使うとちょうどという意味となります。
転じて、「ジャストで電車に乗れました」などはぎりぎりと似た意味となります。
スライディングで
つづいて、スライディングでです。
意味やニュアンスの違いは以下のとおり。
スライディングで滑り込んだ、などの表現でぎりぎりを表現できます。
駆け込むをさらに強めるニュアンスです。
タッチの差で
つづいて、タッチの差でです。
意味やニュアンスの違いは以下のとおり。
ぎりぎりで間に合わなかった場合に使う表現です。
タッチの差でクリアできたなど肯定的な意味にはあまり使いません。
例:タッチの差で優勝できなかった
ギリギリの横文字・カタカナ英語の言い換え語のおすすめ
最後は横文字・カタカナ英語での言い換え語を項目だけ紹介します。
この辺は似ている言葉となります。

- ジャスト
- ジャスト・インタイム
- ボーダーライン
- ラストリミット
- リミット
かっこよく表現したい際は参考にしてください。
まとめ
以上がギリギリの言い換え語のおすすめでした。
さまざまな言葉があることがわかりますね。
微妙にニュアンスが違ったりもするので、TPOに合わせて使い分けていきましょう。
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