ご愛顧の言い換え語のおすすめは?ビジネスやカジュアルに使える類義語のまとめ!
本記事では、ご愛顧の言い換え語・同義語(類義語)を解説します。
- ビジネスで使えるきっちりした類語
- 友達同士でカジュアルで使える類語
に分けていくつかのアイデアをまとめました。
また、カタカナ・英語でかっこよく言い換えたい場合のワードもいくつか紹介します。
実際に使われているワードばかりです。ぜひ参考にしてください。
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ご愛顧とは? そもそもどんな意味か?
まずはご愛顧とはどんな意味なのかをおさらいします。
すでに意味をご存知の方は、次の項目まで飛ばしていただき大丈夫です。
意味
まず意味は以下のとおりです。
目をかけて引き立てること。ひいきにすること
—
いつもお金を支払ってくれる客、取引先などに対する感謝の言葉。
—
よく可愛がり、引き立てること。
意味を全て見る
- 客が商人や芸人など、目下の相手に目をかけ引き立てること。 かわいがってよく面倒をみること。
- 自分のことを贔屓してくれることを指す言葉。
- 商売において、顧客が気に入って利用及び消費活動をしてくれる事。
- 面倒をみたり可愛がることを表します
例文
つづいて、ご愛顧を用いた例文を紹介します。
ご愛顧賜りまして誠にありがとうございます。今後ともどうぞよろしくお願い申し上げます。
昨年は、ご愛顧頂きありがとうございました。
例文を全て見る
- 長年ご愛顧いただいておりましたが、来月閉店することになりました。
- 変わらぬご愛顧、本当にありがとうございます。これからも御社のために尽力いたします。
- 当店は、12月31日に閉店する運びとなりました。長きにわたりご愛顧を賜り、ありがとうございました。
- 日頃のご愛顧に対する感謝を込め格安セールを行いますので、是非お越しください。
- 日頃のご愛顧に感謝して、ゴールド会員様限定のサンキューセールを行います。
- 改装後も引き続きのご愛顧のほど、よろしくお願い申し上げます。
- 日頃からのご愛顧に感謝の気持ちを込めまして、心ばかりではありますがこちらをお受け取りください
- 当店では、日ごろの皆様のご愛顧に感謝し、このほど大謝恩セールを開催することにいたしました
注意点(違和感のある、または失礼な使い方)
この言葉を使ううえでの注意点は以下のとおりです。違和感のある使い方にならぬよう注意しましょう。
ご愛顧は受け身で使う。相手のことを「ご愛顧します」という表現は間違い
—
丁寧な言い方でお客さんに使う。
—
ご愛顧という表現は、自分が顧客や取引先などの他者に可愛がってもらっていることが前提にあって成り立ちます。そのため、自分が顧客や取引先などを可愛がっていることを表現したい場面では、この表現は使えません。
注意点を全て見る
- たとえお世話になっていたとしても、金銭の受領がない相手には使えないため注意が必要。
- 目上の相手に使わない。お客様に使う言葉で、先輩や上司、会社の偉い人に対しては使用しない。
- 目上の方に用いる場合は別の言葉が適切です
- お客様から気に入られる立場から発する言葉である。したがって、お客の側が「ご愛顧してやろう」というのは違和感がある使い方である。
ビジネスで使える丁寧なご愛顧の言い換え語のおすすめ
ビジネスで使えるフォーマルな言い換え語を紹介します。
それぞれ見ていきます。
お引き立て
まずは、お引き立てです。
意味やニュアンスの違いは以下のとおり。
元のワードよりも、具体的な厚意や言動に対して使うニュアンスが強いです。相手に何かしてもらった際に使うのがおすすめです。
お力添え
2つ目は、お力添えです。
意味やニュアンスの違いは以下のとおり。
顧客や取引先などから目をかけ引き立ててもらうというよりは、力を貸すことや助けるというニュアンスになります。日頃から力を貸してもらっていたり、助けてもらっていることに感謝している場面で使うことをおすすめします。
ご厚意
3つ目は、ご厚意です。
意味やニュアンスの違いは以下のとおり。
ビジネスシーンで取引先からご厚意を受けるなどと表現することがあります。特に気にかけてもらうという意味を孕んでいます。
ご厚情
4つ目は、ご厚情です。
意味やニュアンスの違いは以下のとおり。
厚い情けの心、心からの深い思いやりの気持ちというニュアンスの違いがあります。かしこまった言い方で、書き言葉や改まった場での話し言葉におすすめです。
ご高配
5つ目は、ご高配です。
意味やニュアンスの違いは以下のとおり。
相手からの配慮・気遣い全般を表すため、金銭のやり取りがなくても使えるニュアンスとなる。いつも世話になっている目上の人へのかしこまった挨拶に使うことがおすすめ。
ご尽力
6つ目は、ご尽力です。
意味やニュアンスの違いは以下のとおり。
精一杯努力をする様子、持っているすべての力で取り組むというニュアンスの違いがあります。相手にかなりの労力を払ってもらった時におすすめです。
ご贔屓
7つ目は、ご贔屓です。
意味やニュアンスの違いは以下のとおり。
元のワードよりフランクなニュアンスになります。飲食店などで使われることも多いです。文語よりは口語で使うのにおすすめです。
引き立て
8つ目は、引き立てです。
意味やニュアンスの違いは以下のとおり。
ご愛顧よりも、具体的に引き立ててもらったお客さんに「お引き立てをいただきありがとうございました」などと使う。
気にかける
9つ目は、気にかけるです。
意味やニュアンスの違いは以下のとおり。
心配するという意味も含むため注意。相手に感謝を示すときに「いつも気にかけてくださりありがとうございます」というとよい。少し軽めな雰囲気
ご愛顧のカジュアルな言い換え語のおすすめ
友達同士で使えるようなカジュアルな言い換え語のおすすめを紹介します。
ひいき
まずは、ひいきです。
意味やニュアンスの違いは以下のとおり。
店員が常連客に「これからもごひいきに」と使うことがある。ある程度関係が深まった仲で、経済的なやりとりが発生している時に使いやすい
お引き立て
カジュアルの2つ目は、お引き立てです。
意味やニュアンスの違いは以下のとおり。
気に入った人や物などに目をかけ、世話をするというニュアンスの違いがあります。感謝を伝える時におすすめです。
お気に入り
つづいて、お気に入りです。
意味やニュアンスの違いは以下のとおり。
元のワードよりも、親しい間柄で使うニュアンスの言葉です。サービスを行う対象に使うのではなく、平等な対象に対して使用します。SNSなどで使うのもおすすめです。
ご厚情
4つ目は、ご厚情です。
意味やニュアンスの違いは以下のとおり。
人情が厚いことを意味します。人からの思いやりや親切に対して、尊敬の気持ちをもって表現する際に用います。
ご支援
5つ目は、ご支援です。
意味やニュアンスの違いは以下のとおり。
力を添えて助けることというニュアンスの違いがあります。かしこまった言い方ではなく、話し言葉におすすめです
よくする
6つ目は、よくするです。
意味やニュアンスの違いは以下のとおり。
「いつもよくしてくれてありがとう」のように使うことができる。相手に感謝を伝える場面で使う言い回し。自分から「よくしてあげる」とは使わない
レコメン
7つ目は、レコメンです。
意味やニュアンスの違いは以下のとおり。
レコメンド=推薦することを表します。おすすめするくらい内容に自信があることや、品質が優れていることを表す場合に適しています
愛用
8つ目は、愛用です。
意味やニュアンスの違いは以下のとおり。
好んで利用する個とを表します。それだけ贔屓にしていることを表す時に便利で、使い勝手の良い言い換え言葉です
援助
9つ目は、援助です。
意味やニュアンスの違いは以下のとおり。
顧客や取引先などから、目をかけ引き立ててもらうというよりは、困っている人に対して力を貸して助けるというニュアンスになります。関係性の近い人が困っている場面で、是全体的に力を貸して助けるという際に使うことをおすすめします。
推し
10個目は、推しです。
意味やニュアンスの違いは以下のとおり。
元のワードが店やものや商売などにも使うのに対し、人に対して気に入ったことを示すニュアンスが強いです。好きなアイドルやキャラクターについて説明する際に使うのがおすすめです。
ご愛顧の横文字・カタカナ英語の言い換え語のおすすめ
最後は横文字・カタカナ英語での言い換え語を紹介します。
こちらはリストのみとなります。
- パトロネージ
- アシスト
- プッシュ
- バックアップ
- フォロー
- フェイバリット
- ファン
- patronage
- Use every time
- support
かっこよく表現したい際、参考にしてください。
まとめ
以上がご愛顧の言い換え語のおすすめでした。
さまざまな言葉があることがわかりますね。
基本的な意味は同じでも微妙にニュアンスが違ったりもするため、TPOに合わせて言い換え語を使い分けていきましょう。
振り返り用リンク↓
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