育むの言い換え語のおすすめは?ビジネスやカジュアルに使える類義語のまとめ!
本記事では、育むの言い換え語・同義語(類義語)を解説します。
- ビジネスで使えるきっちりした類語
- 友達同士でカジュアルで使える類語
に分けていくつかのアイデアをまとめました。
また、カタカナ・英語でかっこよく言い換えたい場合のワードもいくつか紹介します。
実際に使われているワードばかりです。ぜひ参考にしてください。
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育むとは? そもそもどんな意味か?
まずは育むとはどんな意味なのかをおさらいします。
すでに意味をご存知の方は、次の項目まで飛ばしていただき大丈夫です。
意味
まず意味は以下のとおりです。
大事に世話をするということ。もしくは、大事に守って育てる、または発展させるということ。
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親が子供を育てるといった、誰かが誰かを育てるという意味。
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養い育てること。大切に慈しみ育てること。
意味を全て見る
- 長い時間をかけて育てていくこと。繋げていくこと。
- 大事に守って発展させる事。
- 面倒をみる。いつくしみ、大切に守ること。
- 育成する、あるいは大切に守りながら発展させるの意味があります。
- 育てる、育成するなど、なかったものや少なかったものを大きく育てていくこと
- 何かを成長・発展させるために手をかけたり、努力したり、世話をしたりすること
例文
つづいて、育むを用いた例文を紹介します。
現状において、児童の夢を育む教育が充実していると誰もが言い切ることはできない。
親ペンギンが赤ちゃんを産んだ。その赤ちゃんはすくすくと育った。これは親ペンギンが子ペンギンを育んだからだ。
例文を全て見る
- この画期的な方法を採用することによって若者の創造性を育むことができるだろう。
- 両親も祖母も、今の私達と同じように温かい家庭を育んできたのだろうか。
- 温暖な気候と肥沃な大地に育まれた、鹿児島県産の新茶でございます。
- 今までは苦労しましたが、結婚したら豊かな愛を育んでいきたいと思います。
- 幼いときからサッカーの楽しさを体験させることによって、世界レベルのサッカー選手を育むようにしたい。
- 恋人と愛情を育む。クラスメイトと友情を育む。業務経験を通じて責任感を育む。
- 人の心または礼儀を育むための訓練と教育を通じて社会化すること
- 健康な赤ちゃんを育むためには、栄養バランスの取れた食事が欠かせない。
注意点(違和感のある、または失礼な使い方)
この言葉を使ううえでの注意点は以下のとおりです。違和感のある使い方にならぬよう注意しましょう。
一部の人にとっては読みにくい恐れがあるため、「はぐくむ」というひらがな表記が好ましい場合もある。
—
純粋な愛の関係であればいいのですが、予期せぬことで生まれた子に関しては使わない方が無難だと思います。世の中的に誤解を与えるような気もします。
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「育む」とは自主的に優しく育てることであり、自然と成長することに対しては「育つ」を使い混同しないように気を付ける。
注意点を全て見る
- 子供を育む、というのは同じ漢字を使いますが、(多分)人に対して使うものではないと思います。形のないものに対して使う言葉かと思います。
- 手をかけて、生物の成長を助ける事。
- 人に対して使う方がしっくりくる。植物の成長には使われないと思います。
- 「敵国に対する憎しみを子供のときから育むことが大切である」は違和感のある使い方です。「育む」は、良い目標を意識して使用する言葉です。
- 愛情や友情など、抽象的ではあるがポジティブなものを育てるときに使用する
- 発展させるような行動をしていない場合には使いません
- 育てる相手や物事によっては、その環境や方法を適切に考える必要があることがある。
ビジネスで使える丁寧な「育む」の言い換え語のおすすめ
ビジネスで使えるフォーマルな言い換え語を紹介します。
それぞれ見ていきます。
育成する
まずは、育成するです。
意味やニュアンスの違いは以下のとおり。
育むが抽象的なものを対象としている一方、育成するは、人材や動物など、実体があるものに使われる印象がある。
養成する
2つ目は、養成するです。
意味やニュアンスの違いは以下のとおり。
養成は主に新人や人材、専門家など、人を育てる場合に使われる。スキルや知識のない人を教育して、業務で活躍できる人にするという意味合いが強い。
育て上げる
3つ目は、育て上げるです。
意味やニュアンスの違いは以下のとおり。
育て上げるは一人前にする、というゴールがある。育む、はゴールがない(あるいは設けていない)。作物や人の成長に対して使う。
涵養する
4つ目は、涵養するです。
意味やニュアンスの違いは以下のとおり。
何らかの事物を少しずつ養い育てることというニュアンスが強い。会話では用いにくいため、文書上での使用が望ましい。「お客様に貢献する精神を涵養するには」など。
培う
5つ目は、培うです。
意味やニュアンスの違いは以下のとおり。
育むは優しく育てることに用い、培うは能力や性質などを時間をかけて育てることを言う。自分や他人の能力について表現する時等は育むより培うの方が相応しいように思う。
保育
6つ目は、保育です。
意味やニュアンスの違いは以下のとおり。
乳幼児を保護して育てることという意味合いのため、育むと同じような子供の成長に関する会話シーンで使うことが出来ます。
哺育
7つ目は、哺育です。
意味やニュアンスの違いは以下のとおり。
動物の親が乳を飲ませたり食物を与えたりして、子を育てることという意味合いですので、同じようなシーンで使えます。
培養
8つ目は、培養です。
意味やニュアンスの違いは以下のとおり。
動植物の胚や組織または、微生物を人工的に生活、発育、増殖させる事。微生物の細胞や組織の一部を人工的な環境下で育てること。
育むのカジュアルな言い換え語のおすすめ
友達同士で使えるようなカジュアルな言い換え語のおすすめを紹介します。
養う
まずは、養うです。
意味やニュアンスの違いは以下のとおり。
子供を産み育てる場合や世帯主として家族を食べさせていく場合など、主に自分よりも無力なものを一から育てる、責任を負う場合に使われる。
育てる
カジュアルの2つ目は、育てるです。
意味やニュアンスの違いは以下のとおり。
一人前になるまでの過程をうまく進むように、世話をやき助け導くという意味合い。育むはある物事を成長発展させること、育てるは具体的な手段や方法を用いて育て上げることに主眼が置かれている言葉である。
育成
つづいて、育成です。
意味やニュアンスの違いは以下のとおり。
育てて成長させていくこと。育てて立派にすること。プロ野球での育成は、まだ戦力にはなってないが、有望な選手育てるためにできた制度。
保育
4つ目は、保育です。
意味やニュアンスの違いは以下のとおり。
乳幼児が健康で安全に過ごせるよう保ち、育てる意味に使います。人の育ちに対して、使われている言葉です。
成長させる
5つ目は、成長させるです。
意味やニュアンスの違いは以下のとおり。
成長させるとい言葉はある状態からより良い状態に変化させることを表していて、個人や組織が発展成長するようにサポートすることを意味する。
面倒を見る
6つ目は、面倒を見るです。
意味やニュアンスの違いは以下のとおり。
面倒を見るとは世話をすることを表し、育むより客観的な行動を表す表現。軽口の通じる友人や同僚に、自分が育んできたことをフランクに説明する時に使える。
築いていく
7つ目は、築いていくです。
意味やニュアンスの違いは以下のとおり。
一つ一つに重ねていって作り上げていくこと。一気に出来上がるのではなくて、ちょっとづつの積み重ねという印象。
可愛がる
8つ目は、可愛がるです。
意味やニュアンスの違いは以下のとおり。
育むとは愛情を持って育てることであり、「可愛がる」はそこから愛情のみを注視した表現。気心の知れた相手に自分が大切に育てて来たものを説明する時などに使う表現。
育むの横文字・カタカナ英語の言い換え語のおすすめ
最後は横文字・カタカナ英語での言い換え語を紹介します。
こちらはリストのみとなります。
- フォスター
- トレーニング
- クリエイト
- アップ・ブリンギング
- grow up
- bring up
- foster
- cultivate
- nourish
- nurture
かっこよく表現したい際、参考にしてください。
まとめ
以上が育むの言い換え語のおすすめでした。
さまざまな言葉があることがわかりますね。
基本的な意味は同じでも微妙にニュアンスが違ったりもするため、TPOに合わせて言い換え語を使い分けていきましょう。
振り返り用リンク↓
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