徘徊の言い換え語のおすすめは?ビジネスやカジュアルに使える類義語のまとめ!
本記事では、徘徊の言い換え語・同義語を解説します。
- ビジネスで使えるきっちりした類語
- 友達同士でカジュアルで使える類語
に分けていくつかのアイデアをまとめました。
実際に使われているワードばかりです。ぜひ参考にしてください。
徘徊とは? そもそもどんな意味か?
まずは徘徊とはどんな意味なのかをおさらいします。
すでに分かっている人は、次の項目まで飛ばしていただき大丈夫です。
意味
まず意味は以下のとおりです。
1人で目的を持たずに歩き回る事
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あてもなく、うろうろと動き回る行動。
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ウロウロするあちこち移動する
意味を全て見る
- うろうろと目的なく歩いている
- 当てもなく、同じ箇所を歩くこと。
- 目的地と目標達成までの道のり
- 夜中に辺りを周回する
- 彷徨歩く様子を表した言葉
例文
つづいて、徘徊を用いた例文を紹介します。
あてもなく町中を徘徊していたら、時間があっという間に過ぎていた
認知症患者は昼夜を問わず徘徊してしまう恐れがあるので、注意深く見守らなくてはいけない
例文を全て見る
- 孤独を拗らせ、夜ごと人の声につられて賑やかな繁華街を徘徊するその姿は、さながらネオン街のゾンビといったところだ。
- 認知症の老人が徘徊して行方不明となり、隣町で保護されました。
- どこかの家から逃げた犬が徘徊しているので、見かけたら刺激しないようにしながら連絡してください。
- あの家に住むおばあさんは認知症を患っていて、夜間によく近所を徘徊している。
- 祖父は最近夜間に何度か徘徊していて、病院を受診すると認知症と診断された。
- 認知症で入院している患者さんが、夜間に病棟内を徘徊している。
- この辺りで徘徊するご老人を見かけませんでしたか。近所の方が探していました
- 認知症の方の中には徘徊をする方がいて、徘徊をしているうちに行方不明になるときがある。
注意点(違和感のある、または失礼な使い方)
この言葉を使ううえでの注意点は以下のとおり。
介護の用語として定着してきた感じがあります。しかし、徘徊は差別的な言い回しと捉えられることもあるので、使い方に気を付けなければならない。
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高齢者や徘徊の行動を取る恐れのある人が家族にいる場合、言葉がきつく捉えられる可能性が高い。
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面白おかしく揶揄する意図で使うことはあり得ますが、うろつき回っているようでも実は本人にはキチンと明確な理由があるとすればこれは徘徊とは言えません。
注意点を全て見る
- あまり良い意味合いで使うイメージはないため、失礼に値するときは使わない。
- 最近は、認知症の人の症状を表現する言葉として、使用を控えるという動きもある。
- 「徘徊」の後に「歩き回る」など同じ意味の言葉をつかう。
- どの年齢層までに使って良いか悩む
- プラスの意味で使うことはありません
- 目的に向かって歩いていく使い方は少し違う。
ビジネスで使える丁寧な徘徊の言い換え語のおすすめ
ビジネスで使えるフォーマルな言い換え語を紹介します。
ウォーキング
まずは、ウォーキングです。
意味やニュアンスの違いは以下のとおり。
途方もない歩行より健康のためや目的があって歩くものの違いと、ショッピングモールでウォーキングをするとポイントが貯まる企画もあるので、買い物好きにはオススメする。
そぞろ歩き
2つ目は、そぞろ歩きです。
意味やニュアンスの違いは以下のとおり。
元の言葉から相手を下に見る・揶揄するようなニュアンスが抜かれているため、正式な場で使うときにおすすめ。
ドサ回り
3つ目は、ドサ回りです。
意味やニュアンスの違いは以下のとおり。
芸能人などが地方を巡業することを指します。年齢に関係なく使えるのと、ビジネスシーンでは使われやすい言葉のため相手に恐怖心を与えることはない。
ひとり歩き
5つ目は、ひとり歩きです。
意味やニュアンスの違いは以下のとおり。
「徘徊」だと問題行動に聞こえてしまいやすいが、「ひとり歩き」であれば散歩しているような柔らかいニュアンスを感じられフランクすぎないので、ニュースなどでも言い換えられる。
散策
6つ目は、散策です。
意味やニュアンスの違いは以下のとおり。
徘徊は、ひたすらあてもなくウロウロさ迷う感じに歩き続けるが散策は同じ宛てがなくても目的があったりゴールがあったり迷った感じに歩いてはいない。
散歩
7つ目は、散歩です。
意味やニュアンスの違いは以下のとおり。
徘徊は目的もなく歩き回る移動すること。ほっつき歩くという言葉が会うようですが、ビジネスでは使い勝手が悪い。趣味は散歩ですでしたら、ビジネスでも使えます。
独り歩き
8つ目は、独り歩きです。
意味やニュアンスの違いは以下のとおり。
徘徊だと認知症の御年寄のイメージがありますが、独り歩きだとまだ健全な人のイメージがある。
漫歩
9つ目は、漫歩です。
意味やニュアンスの違いは以下のとおり。
徘徊では、歩き回ることで問題行動が起こっているように感じる。漫歩であれば、歩き回る本人も楽しげに歩いているようなニュアンスに近くなる。医療介護の現場で徘徊と使うことが多いので、それ以外の場面で漫歩と使うと言い方も柔らかくなる。
彷徨
10個目は彷徨です。
意味やニュアンスの違いは以下のとおり。
徘徊が無意味な行動であるのに対して、こちらは目標を見失って歩き回るようなニュアンスです。いずれも失礼な言い方ではありますが、こちらはさすらい・さまよい求め歩く、若干ロマンのある表現になります。
徘徊のカジュアルな言い換え語のおすすめ
友達同士で使えるようなカジュアルな言い換え語のおすすめを紹介します。
うろうろする
まずは、うろうろするです。
意味やニュアンスの違いは以下のとおり。
あまり見栄えの良い歩き方ではない雰囲気を指す。ダラダラと歩いているような時に用いる。
うろうろ歩き回る
つづいて、うろうろ歩き回るです。
意味やニュアンスの違いは以下のとおり。
徘徊に似ています。ふらふらする。まるで根なし草のようですが、たまには散歩がてらうろうろ歩き回るのもよいのではないでしょうか。
うろつく
つづいて、うろつくです。
意味やニュアンスの違いは以下のとおり。
徘徊と聞けば認知症の症状のひとつと短絡的に連想してしまい、思考が限定されがちです。散歩の拡大解釈くらいの認識が良い。
プラプラ
つづいて、プラプラです。
意味やニュアンスの違いは以下のとおり。
軽い気持ちで使える表現。ひまなときなどに自分の意思で目的なく歩く際に使える。
ふらふらする
つづいて、ふらふらするです。
意味やニュアンスの違いは以下のとおり。
元のワードよりも、少し意味合いを広げ失礼なニュアンスを抜いている。
ぶらぶらする
つづいて、ぶらぶらするです。
意味やニュアンスの違いは以下のとおり。
目的なく歩いているということは同じだが、歩くこと自体を目的としているため目的地が決まっていないだけという違いがある。
一人歩き
つづいて、一人歩きです。
意味やニュアンスの違いは以下のとおり。
差別的な雰囲気はない。世間話で使いやすい。
散歩
つづいて、散歩です。
意味やニュアンスの違いは以下のとおり。
徘徊よりも軽いニュアンスがあるので家族でそのような行動をとる人がいる際、相手にあまり深刻に思ってほしくないときに使いやすい
歩き回る
つづいて、歩き回るです。
意味やニュアンスの違いは以下のとおり。
徘徊では、認知機能の衰えた患者さんが歩いているように聞こえる。歩き回るといえば状態も分かりやすく、きつく聞こえない。
徘徊の横文字・カタカナ英語の言い換え語のおすすめ
最後は横文字・カタカナ英語での言い換え語を項目だけ紹介します。
この辺は似ている言葉となります。
- ウォーキング
- ウォーキング同好会
- ウォーク
- ストレイ
- ハイキング
- ローム
- ワンダリング
- Wander
- wandering
かっこよく表現したい際は参考にしてください。
まとめ
以上が徘徊の言い換え語のおすすめでした。
さまざまな言葉があることがわかりますね。
微妙にニュアンスが違ったりもするので、TPOに合わせて使い分けていきましょう。
振り返り用リンク↓
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