排他的の言い換え語のおすすめは?ビジネスやカジュアルに使える類義語のまとめ!
本記事では、排他的の言い換え語・同義語(類義語)を解説します。
- ビジネスで使えるきっちりした類語
- 友達同士でカジュアルで使える類語
に分けていくつかのアイデアをまとめました。
また、カタカナ・英語でかっこよく言い換えたい場合のワードもいくつか紹介します。
実際に使われているワードばかりです。ぜひ参考にしてください。
排他的とは? そもそもどんな意味か?
まずは排他的とはどんな意味なのかをおさらいします。
すでに意味をご存知の方は、次の項目まで飛ばしていただき大丈夫です。
意味
まず意味は以下のとおりです。
特定の人間、組織、主義主張だけを優遇して他を退けること
—
自分や仲間以外の者を排斥する傾向のあるさま。
—
他者を受け入れない様子を表します
意味を全て見る
- 排他の傾向があるさまです。
- 自分のグループ以外に属する人たちを、排除したり仲間に入れないようにする姿勢
例文
つづいて、排他的を用いた例文を紹介します。
排他的な会社だとは聞いていたが、引越てきてすぐはなかなかなじめなかった。
彼らの身内ネタは、排他的であるからこそ盛り上がれるものばかりである。
例文を全て見る
- 領空、領域、領海があるようにまた排他的経済水域もあり、資源を取ることは許されない。
- ある国の排他的経済水域に隣国の船が侵入してきたので大変警戒しました。
- 排他的な考えはまるで何かのシンジケート、もしくはカルトのようにも思えました
- 日本は排他的な社会だとこぼす外国人が多い。
- 排他的傾向が強いと、いずれクラブの存続も危うくなります。広く門戸を開放し、多様性を受容すべきです。
- あの部署は、扱っている情報や案件が特殊なため他部署に対して排他的だ。
- 南アフリカの民族を一目見ようと村に行ったが、その民族はとても排他的で、槍やパチンコなどで私を襲ってきた。
注意点(違和感のある、または失礼な使い方)
この言葉を使ううえでの注意点は以下のとおりです。違和感のある使い方にならぬよう注意しましょう。
ほとんどネガティブな内容で使われる。
—
異なる価値観に不寛容な様子に用いられる。
—
仲間や自分以外のものを押しのける意味に使う。
注意点を全て見る
- 排他的という言葉には、人の考えを退けたりする考え方を意味しガティブなイメージがあるため、人に対して使うときは注意が必要です。
- 良い意味ではないため、デリカシーのある言い換えがベターです
- 排他の傾向がない場合にこの表現を使用してはいけません。
- 「排他的」という言葉は、他者への侮蔑や攻撃的な態度を連想させがちなので、使う際は誰かを傷つけていないか注意したほうが良いです。
- 形容している言葉でもあるので、後ろにつく言葉によって変わってくるので選択に気を付ける。
- 排他的は、あくまでも誰かを優遇して、ほかを退けるので、優遇する何かを作らないといけない。
ビジネスで使える丁寧な排他的の言い換え語のおすすめ
ビジネスで使えるフォーマルな言い換え語を紹介します。
それぞれ見ていきます。
断絶
まずは、断絶です。
意味やニュアンスの違いは以下のとおり。
仲違いや絶好など、交流を一切絶つことを表します。無情な言葉なのであまり用いるべきではないです
独占的
2つ目は、独占的です。
意味やニュアンスの違いは以下のとおり。
その集団に集中して、情報を独占して分割や共有されないことを伝える時にわかりやすく説明する言葉として使われます。
派閥意識の強い
3つ目は、派閥意識の強いです。
意味やニュアンスの違いは以下のとおり。
「派閥」とは「出身・利害・政治的意見などで結びついた排他的な小集団」のことで、「派閥に属している意識がある為、派閥以外の人たちを排除しようとする」姿勢を示したい場合に、言い換え語が使えます。
排外的
4つ目は、排外的です。
意味やニュアンスの違いは以下のとおり。
外国の人、文物、思想、ライフスタイルなどを退けることという意味合いの語で、外国人や外国の思想を嫌うことにおすすめ。
非寛容
5つ目は、非寛容です。
意味やニュアンスの違いは以下のとおり。
非寛容は厳しく、誰でもきつく接することなので、拒むことの意味の排他的と少し意味が違うかもしれません。
閉鎖的
6つ目は、閉鎖的です。
意味やニュアンスの違いは以下のとおり。
外のものの受け入れを拒否するさま、遮られ行き来や出入りがしにくいさまに対して用いるのがおすすめの語。
閉塞的
7つ目は、閉塞的です。
意味やニュアンスの違いは以下のとおり。
外部と出入りする口がなく閉ざされているさまという意味合いの語で、外部との接点が遮断されていることにおすすめ。
排他的のカジュアルな言い換え語のおすすめ
友達同士で使えるようなカジュアルな言い換え語のおすすめを紹介します。
グループ
まずは、グループです。
意味やニュアンスの違いは以下のとおり。
相手に同じ趣味や嗜好を持つ者の集団であることを伝える時に、わかりやすく説明する言葉として使われます。
つまはじき
カジュアルの2つ目は、つまはじきです。
意味やニュアンスの違いは以下のとおり。
嫌悪・排斥すること、非難することという意味合いの語で、世間のつまはじきにあうなどの言い回しに使うのがおすすめ。
固執
つづいて、固執です。
意味やニュアンスの違いは以下のとおり。
自分の考えを譲らないことを意味する。他人のアドバイスなどを聞かない時に使う。
固陋
4つ目は、固陋です。
意味やニュアンスの違いは以下のとおり。
「旧時代の固陋な人々。」などといった、古い習慣や考えに固執して、新しいものを好まないこと。などの表現に使用することがおすすめです。
鎖国状態
5つ目は、鎖国状態です。
意味やニュアンスの違いは以下のとおり。
すべてを拒みに拒むのが鎖国状態。排他的は誰かを優遇するから若干ニュアンスが違う。
除外
6つ目は、除外です。
意味やニュアンスの違いは以下のとおり。
取り除くことを意味し、より簡単な言葉に代わるため、「排他的」では意味が分からない相手にも伝わりやすくなります。
消極的
7つ目は、消極的です。
意味やニュアンスの違いは以下のとおり。
排他的はすべてを拒むもの。消極的は何もしない、進んでやらないという意味なので、意味は違うがやっていることは同じ。何もしない人に言うのがおすすめ。
省く
8つ目は、省くです。
意味やニュアンスの違いは以下のとおり。
不要のものとして取り除くことを意味し、「排他的」よりとても分かりやすい言葉になります。手間を省く、時間を省くという言い方ができ、より汎用性があります。
仲間外れ
9つ目は、仲間外れです。
意味やニュアンスの違いは以下のとおり。
稚拙な言葉の言い回しとして用いられ、愚かさを表現するのに適しています。幼稚な行動をたしなめる時に適しています
爪弾き
10個目は、爪弾きです。
意味やニュアンスの違いは以下のとおり。
嫌悪・軽蔑・非難などの気持ちを表すしぐさ、ある人を忌みきらって排斥することという意味で用いるのがおすすめの語。
排他的の横文字・カタカナ英語の言い換え語のおすすめ
最後は横文字・カタカナ英語での言い換え語を紹介します。
こちらはリストのみとなります。
- エクスクルーシブ
- シャットアウト
- ロック
- exclusive
- clannish
- cliquish
- clubby
- restrictive
- persistence
- closed
かっこよく表現したい際、参考にしてください。
まとめ
以上が排他的の言い換え語のおすすめでした。
さまざまな言葉があることがわかりますね。
基本的な意味は同じでも微妙にニュアンスが違ったりもするため、TPOに合わせて言い換え語を使い分けていきましょう。
振り返り用リンク↓
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