言い換えドットコムでは、2,500ワード以上の言葉の言い換え語を紹介しています。
知りたいワードの言い換えを一覧表から絞り込み検索で探すこともできます。
ぜひチェックしてみてください。
本記事では、「表題の件」の言い換え語・同義語(類義語)を解説します。
に分けていくつかのアイデアをまとめました。
また、カタカナ・英語でかっこよく言い換えたい場合のワードもいくつか紹介します。
実際に使われているワードばかりです。ぜひ参考にしてください。
言い換えドットコムでは、2,500ワード以上の言葉の言い換え語を紹介しています。
知りたいワードの言い換えを一覧表から絞り込み検索で探すこともできます。
ぜひチェックしてみてください。
まずは「表題の件」とはどんな意味なのかをおさらいします。
すでに意味をご存知の方は、次の項目まで飛ばしていただき大丈夫です。
まず意味は以下のとおりです。
件名に書かれた内容、題名。
—
手紙、メールの件名を指す言葉。
—
文中でメールの件名を指す表現。
つづいて、「表題の件」を用いた例文を紹介します。
表題の件につきまして資料を添付いたしましたので、ご確認をお願いいたします。
表題の件ですが、会議の日程と場所について詳細をお知らせいたします。
この言葉を使ううえでの注意点は以下のとおりです。違和感のある使い方にならぬよう注意しましょう。
メールでは件名に書かれていることをさす。
—
メールの件名に要件を端的に記し、本文の中で詳細を述べる際に用いる。
—
文中でメールの件名を指さない表現の場合にこの表現を使用してはいけません。
ビジネスで使えるフォーマルな言い換え語を紹介します。
それぞれ見ていきます。
まずは、標題の件です。
意味やニュアンスの違いは以下のとおり。
「表題の件」は、タイトルに書かれてある件についてという意味であるのに対し、「標題の件」は見出し、つまり文章を構成する各項目を意味します。内容がつながった複数メールを送るような場合に用いられます。
2つ目は、件名です。
意味やニュアンスの違いは以下のとおり。
きわめて事務的な言葉でデータ化された物事を検索する場面などに用いられます。メールのタイトルのことを指す言葉です。無数にあるデータを管理する場面や、インデックスを活用する場面にも適しています
3つ目は、掲題の件です。
意味やニュアンスの違いは以下のとおり。
題目として掲げた案件。文書のタイトルや電子メールの件名に記した事柄に言及する際などに用いる。
4つ目は、首記の件です。
意味やニュアンスの違いは以下のとおり。
一番初めに記載している件という意味合いの語で、文書や掲示の冒頭に書いている件を言い表すために使うのがおすすめ。
5つ目は、首題の件です。
意味やニュアンスの違いは以下のとおり。
相手に、ビジネスメール等の連絡で書き出しの時に書かれていたことについて伝えるときに、わかりやすく説明する言葉として使われます。
6つ目は、頭書の件です。
意味やニュアンスの違いは以下のとおり。
相手に、冒頭に書かれていた事柄について質問するために、FAXなど複数の枚数送るときに使われることがあります。
7つ目は、上述です。
意味やニュアンスの違いは以下のとおり。
横書きの文章で用いられる書き言葉で上で述べたことという意味で用いられ、主観的事柄に対して用いるのがおすすめの語。
8つ目は、外題です。
意味やニュアンスの違いは以下のとおり。
「我が家に代々伝わる家宝である、この掛け軸の表紙に書いてある題目は狩野永徳のものです」という表現は、外題が適切です。その他、巻物や書物の表紙に書かれている書名や題名も意味します。また外題は、江戸では名題と呼ばれるのに対し、上方での歌舞伎、狂言、浄瑠璃の演題に使われる用語です。
9つ目は、名題です。
意味やニュアンスの違いは以下のとおり。
「社長様に御案内申し上げる、新春を飾る歌舞伎座の演題の件ですが」という表現は、名題が適切です。歌舞伎、狂言、浄瑠璃の題目を意味します。しかも江戸での呼び方が江戸時代に命名されました。
友達同士で使えるようなカジュアルな言い換え語のおすすめを紹介します。
まずは、タイトルです。
意味やニュアンスの違いは以下のとおり。
標題。「題」「表題」「題名」は、書物、論文、講演、音楽、演劇、映画など多くのものに用いられる。タイトルは、講演などにはあまり用いられない。
カジュアルの2つ目は、見出しの件です。
意味やニュアンスの違いは以下のとおり。
新聞・雑誌の記事の標題など、それを一目見てそこの内容が分かるようにしたもの。検索のため、項目として示したもの。辞書の見出数。くだけたニュアンスがあるので、同僚同士のオフィシャルではないコミュニケーションにおすすめ。
つづいて、前述の件です。
意味やニュアンスの違いは以下のとおり。
「表題の件」は、タイトルに書かれてある件についてという意味であるのに対し、「前述の件」は、紙の文章やメールの中で一度記載したことをもう一度伝えるという意味になります。既に伝えたことを省略せずに反復して記載し、強調したいときに用いられます。
4つ目は、先述です。
意味やニュアンスの違いは以下のとおり。
先に述べたことという意味で用いられ、別の機会に話したことや別の文書で前に述べたことも指して使うことができるおすすめの語。
5つ目は、上述です。
意味やニュアンスの違いは以下のとおり。
それより上、または前の部分に述べたことという意味合いの語で、前に述べたことといいたい場合に使うのがおすすめ。
6つ目は、主題の件です。
意味やニュアンスの違いは以下のとおり。
手紙や通達書などのはじめに書いてあること、中心となる題目・問題などの表現に使用することがおすすめです。
7つ目は、掲題の件です。
意味やニュアンスの違いは以下のとおり。
メールを送信した相手に「掲題の件につきまして御検討をお願いします」という表現は、表題という論文や本のタイトルなど、大きな題目のニュアンスに似ていますが、掲題はメールが普及してから作られた造語で、メールの表題を、本文冒頭で確認するニュアンスがあり、メール以外では丁寧語でもないので、使う例は少ないようです。親しい間では使えると思います。
8つ目は、例の件です。
意味やニュアンスの違いは以下のとおり。
「例の件」はお互い何の話をしているか、言わずもがなにわかるニュアンスがあるので、お互い何について言及しているか、共通認識がしっかりしている時におすすめ。
9つ目は、テーマです。
意味やニュアンスの違いは以下のとおり。
メールで「この間、相談したテーマについてですが」という書き出しのメールは、表題という論文や本のタイトルなど、大きな題目のニュアンスに似ていますが、テーマはコンセプト、思想、概念という広い意味あいもあって、漠然としていて丁寧な表現ではないので、内々の間で使える表現です。
10個目は、あの件です。
意味やニュアンスの違いは以下のとおり。
話し手と聞き手双方がよく知っていることに対して使用されるのが「あの件」で、口頭でも文章でも使用される。
最後は横文字・カタカナ英語での言い換え語を紹介します。
こちらはリストのみとなります。
かっこよく表現したい際、参考にしてください。
以上が「表題の件」の言い換え語のおすすめでした。
さまざまな言葉があることがわかりますね。
基本的な意味は同じでも微妙にニュアンスが違ったりもするため、TPOに合わせて言い換え語を使い分けていきましょう。
振り返り用リンク↓
言い換えドットコムでは、2,000ワード以上の言葉の言い換え語を紹介しています。
知りたいワードの言い換えを一覧表から絞り込み検索で探すこともできます。
ぜひチェックしてみてください。
この記事が気に入ったら
いいね または フォローしてね!
コメント