一応の言い換え語のおすすめは?ビジネスやカジュアルに使える類義語のまとめ!
本記事では、一応の言い換え語・同義語を解説します。
- ビジネスで使えるきっちりした類語
- 友達同士でカジュアルで使える類語
に分けていくつかのアイデアをまとめました。
ぜひ参考にしてください。
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一応とは? そもそもどんな意味か?
まずは一応とはどんな意味なのかをおさらいします。
すでに分かっている人は、次の項目まで飛ばしていただき大丈夫です。
意味
まず意味は以下のとおりです。
とりあえず、いったん置くの意味
—
ひとまずという意味。
—
本意ではないが、これをもって一旦の返答とする際に使います
意味を全て見る
- 十分ではないが、今のところ
- 最低限の条件を満たしている状態を表す言葉です
- 十分ではないが、とりあえず。
例文
つづいて、一応を用いた例文を紹介します。
テストの問題はすべて完璧に解くことができたが、一応見直しをしておこう。
今回の修理はかなり複雑な作業だったが、一応終わらせることができた。
例文を全て見る
- この案件は自分一人で判断していいか迷うので、一応上司に報告しておこう。
- その手続きは不要かもしれないですが、一応手続きを済ませておいてください。
- 先程の資料、必要ないと言われましたが、一応新しいバージョンに変えておきました。
- すべて完了しているようですが、一応は確認しておいたほうが良いのではないでしょうか
- あなたに頼まれたことは一応やっておきました。確認してください。
- 心の傷はまだまだ癒えてはいないのですが、一応怪我は治りました。
- 新しい職場で細かい指示があり難しかったが、一応理解したつもりである
- 部下に昨日書類を確認してもらいましたが、今日も一応確認します。
注意点(違和感のある、または失礼な使い方)
この言葉を使ううえでの注意点は以下のとおり。
断定的な文に使うと違和感があります。
—
相手を疑ってしまうように聞こえることがある。
—
少しネガティブな意味合いもふくむので、使い方は気をつけたほうがいいです。
注意点を全て見る
- 使いやすく口癖になる場合があると思うので、気をつける必要があると思います。
- 雑味のある言葉なので言い換えがおすすめです
- 念のために、と言う意味もある。
- 対象の相手に対して義理をもって納得させるために用いますが、曖昧な表現なので、相手にいい加減な印象を与えないように注意する。
- ビジネスシーンでは使わないほうがいいと思う
- 目上の方、上司には使わない方がよい。
- あくまで暫定的な、とりあえずの、最低限の要望は満たすであろうレベルの、といった言い訳めいた印象が付いてまわる、ややネガティブな言い回しですので、使い方には注意が必要です。
ビジネスで使える丁寧な一応の言い換え語のおすすめ
ビジネスで使えるフォーマルな言い換え語を紹介します。

不確かではありますが
まずは、不確かではありますがです。
意味やニュアンスの違いは以下のとおり。
同じ意味ではあるが、堅めのニュアンスに変わり、ビジネスシーンでも使いやすいです。
念のため
つづいて、念のためです。
意味やニュアンスの違いは以下のとおり。
「一応」は少し適当でなげやりな感じもしますが「念のため」は誠意をもった、慎重にやった、というような感じを受けます。
暫定的に
つづいて、暫定的にです。
意味やニュアンスの違いは以下のとおり。
現時点においての、という意味合いを込め、さらに向上することができる・ブラッシュアップの余地があると、前向きな印象づけができる。
ひと通り
つづいて、ひと通りです。
意味やニュアンスの違いは以下のとおり。
一応よりも最初から最後まで終わらせたイメージです。ビジネスは途中で放棄することがないため、一応より一通りのほうが好印象です。
いったん
つづいて、いったんです。
意味やニュアンスの違いは以下のとおり。
今の状況から先に進めていいか悩んだときや保留にしたいときに使う。一休みしたいときにも使う。
大事をとって
つづいて、大事をとってです。
意味やニュアンスの違いは以下のとおり。
「一応」はとても曖昧で、相手や物事に対する誠意が少なく感じるニュアンスがありますが「大事をとって」は相手や物事に対する思いやりを感じることができる。
おまじないとして
つづいて、おまじないとしてです。
意味やニュアンスの違いは以下のとおり。
根拠はないけど一応やった方が良い気がしたことについて、「おまじないとして」と表現することがあります。
「おまじない」と表現されるケースの中には、元々意味があったがそれがわかる人がいなくなってしまった場合などもあり、手順を省くとトラブルにつながることもあるので注意が必要です。
一応のカジュアルな言い換え語のおすすめ
友達同士で使えるようなカジュアルな言い換え語のおすすめを紹介します。

だいたい
まずは、だいたいです。
意味やニュアンスの違いは以下のとおり。
おおよそ、という意味合いが強くなる。完全に満足な状態ではないが、それで良いと思っているときに使うのがおすすめ。
ひとまず
つづいて、ひとまずです。
意味やニュアンスの違いは以下のとおり。
「ひとまず」はより身近でくだけた言い回しです。
とりま
つづいて、とりまです。
意味やニュアンスの違いは以下のとおり。
「とりま」は「とりあえず、まあ」という言葉を略した言葉。一時停止や区切りをつけたいとき、気軽によく使う。
とりあえず
つづいて、とりあえずです。
意味やニュアンスの違いは以下のとおり。
不明瞭だが、行動に移してみたイメージになる。友達との会話に多く使える。
一回
つづいて、一回です。
意味やニュアンスの違いは以下のとおり。
友人同士でも使いやすいと思う。「一回これで行っとこう」みたいな感じで使う。
多分
つづいて、多分です。
意味やニュアンスの違いは以下のとおり。
「●●です、一応・・」というように最後につく場合には、自信がないというニュアンスで多分などと同様です。
端くれ
つづいて、端くれです。
意味やニュアンスの違いは以下のとおり。
「一応作家です」というようにその職を名乗るほどの本職ではないが、というニュアンスの場合は、「端くれ」などで言い換えが可能です。
一応の横文字・カタカナ英語の言い換え語のおすすめ
最後は横文字・カタカナ英語での言い換え語を項目だけ紹介します。
この辺は似ている言葉となります。

- プレビュー
- エニウェイ
- tentatively
- once
- just in case
かっこよく表現したい際は参考にしてください。
まとめ
以上が一応の言い換え語のおすすめでした。
さまざまな言葉があることがわかりますね。
微妙にニュアンスが違ったりもするので、TPOに合わせて使い分けていきましょう。
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