芋づる式の言い換え語のおすすめは?ビジネスやカジュアルに使える類義語のまとめ!
本記事では、芋づる式の言い換え語・同義語(類義語)を解説します。
- ビジネスで使えるきっちりした類語
- 友達同士でカジュアルで使える類語
に分けていくつかのアイデアをまとめました。
また、カタカナ・英語でかっこよく言い換えたい場合のワードもいくつか紹介します。
実際に使われているワードばかりです。ぜひ参考にしてください。
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芋づる式とは? そもそもどんな意味か?
まずは芋づる式とはどんな意味なのかをおさらいします。
すでに意味をご存知の方は、次の項目まで飛ばしていただき大丈夫です。
意味
まず意味は以下のとおりです。
1つの物事から関係することが次々と出てくること。
—
巧妙な方法で物事を達成すること
—
とあることが続けざまに起こる、または行われる様子を示す。
意味を全て見る
- ひとつのことから次々に出てくること。
- 多くの事柄が次から次に続くこと
- 判明したことが、新たに別の物事の手がかりとなる様
例文
つづいて、芋づる式を用いた例文を紹介します。
特殊詐欺グループは複数人で役割分担するため、芋づる式に逮捕されることが多い。
覚せい剤などの逮捕者が出ると、売人など複数人が芋づる式に逮捕される。
例文を全て見る
- 警察官は、捜査を行った結果、芋づる式に犯人を逮捕することができた。
- 詐欺グループが逮捕された。芋づる式にどんどん下っ端が逮捕された。
- 1人が逮捕されたことで、関係者が芋づる式に捕まり事件は解決した
- 一人の犯人を逮捕すると、翌日から芋づる式に共犯者が捕まった。
- このABC予想が証明されると、これを前提にした数多くの証明問題が芋づる式に解決するであろう。
- キーワードを一つ思い出すと、芋づる式に他のワードも思い出せたりするので、まずはキーワードを重点的に暗記していくといいよ。
- 懸命の捜査が功を奏して、詐欺グループの実行犯たちが芋づる式に逮捕されていった。
- 今回の内部告発により、今後芋づる式に同様の事例が明るみに出る可能性がある。
注意点(違和感のある、または失礼な使い方)
この言葉を使ううえでの注意点は以下のとおりです。違和感のある使い方にならぬよう注意しましょう。
1つの物事から派生して明らかになることに使う。
—
1人や1つの物事をきっかけに関与が明らかになることに用いる。
—
実際の芋を掘る時などには使わないので注意。
注意点を全て見る
- 悪い意味で使われやすいので良い意味でわないようにする。使う場合は言葉や前後の文に注意する
- 同種の事柄が多数出てくる場合に使います。
- 芋づる最初の事柄が、一番難解であるときに使うので、ある程度ツリー上の課題や事柄の関連性である必要がある。そのため、それぞれの事柄に順序がないような場合は、芋づる式は不適である。
- たとえの表現ですが、実際の芋の蔓を見たことがない人にとってはイメージが湧きづらいかもしれないので、図鑑などを見せて補完するなどの配慮をする方が良いかもしれません。
ビジネスで使える丁寧な芋づる式の言い換え語のおすすめ
ビジネスで使えるフォーマルな言い換え語を紹介します。
それぞれ見ていきます。
連動して
まずは、連動してです。
意味やニュアンスの違いは以下のとおり。
複数の箇所が同調して動いたり反応したりすることという意味合いの語で、いっしょに作動することというニュアンス。
余波を受けて
2つ目は、余波を受けてです。
意味やニュアンスの違いは以下のとおり。
同業他社での不祥事などがあった場合、自社でも同様の事象がないか調査されることがあります。そんなときは、余波を受けてと表現するとうまい言い換えになるでしょう。
次から次へと
3つ目は、次から次へとです。
意味やニュアンスの違いは以下のとおり。
複数の物事が間を置かずに訪れる場面で用い、物事が次々に行われるさま、終わりなく続くさまのニュアンスにおすすめの語。
次々と
4つ目は、次々とです。
意味やニュアンスの違いは以下のとおり。
この言い換え語は、良いことも悪いことも双方が立て続けに起こるさまを表現するのに役立つ。一方、元のワードは狭義で、悪いことに対してしか使えない。
順々に
5つ目は、順々にです。
意味やニュアンスの違いは以下のとおり。
次々と関連の事物が現れることについて、それが順番であり、予め想定されていたことであるかのようなニュアンスを生み出せる。
相次いで
6つ目は、相次いでです。
意味やニュアンスの違いは以下のとおり。
何らかの事態が途切れなく続いて起こる場面を想定。元のワードは悪い状況に対して使うのが専らであるのに対し、言い換え語は良い状況にも、悪い状況にも用いることが可能。
息つく暇もなく
7つ目は、息つく暇もなくです。
意味やニュアンスの違いは以下のとおり。
呼吸をする暇もないほどに忙しいという意味合いの語で、物事が次々に間をあけずに行われるさまというニュアンス。
連なって
8つ目は、連なってです。
意味やニュアンスの違いは以下のとおり。
連続して出てくる事柄の同種性が薄い感じです。公的な文章でも使えそうな表現で、業務上の報告などで使います。
連鎖
9つ目は、連鎖です。
意味やニュアンスの違いは以下のとおり。
物事が互いにつながっていることを示す場面で用い、悪いことが起こり、次々と関連して悪いことが起こることのニュアンスにおすすめの語。
連続で
10個目は連続でです。
意味やニュアンスの違いは以下のとおり。
「連続で使いますと劣化が激しくなりますので控えてください」など、商品の説明の時に取引き先や上司に使いやすい。
芋づる式のカジュアルな言い換え語のおすすめ
友達同士で使えるようなカジュアルな言い換え語のおすすめを紹介します。
次から次へと
まずは、次から次へとです。
意味やニュアンスの違いは以下のとおり。
物事が休みなく終わりなく続くさまという意味合いの語で、複数の物事が間を置かずに訪れるさまというニュアンス。
あれよあれよと
カジュアルの2つ目は、あれよあれよとです。
意味やニュアンスの違いは以下のとおり。
次々に何事かが表出していくという事態に対し、そのこと自体を嘲笑うようなニュアンスを含みながら言い表せる。
どんどん
つづいて、どんどんです。
意味やニュアンスの違いは以下のとおり。
関係性の高いものがたくさん出てきていると言うニュアンスで、勢いのあるニュアンス。
リンクして
4つ目は、リンクしてです。
意味やニュアンスの違いは以下のとおり。
相手に伝わり、かつ古臭くないニュアンスがこの言葉にはある。友達の中でも少し堅い話をするときに使える。
次から次に
5つ目は、次から次にです。
意味やニュアンスの違いは以下のとおり。
悪い出来事の修飾にしか使えない元のワードに対し、言い換え語は良い出来事にも悪い出来事にも利用できる。また、言い換え語は元のワードより簡潔な表現でもある。
次々と
6つ目は、次々とです。
意味やニュアンスの違いは以下のとおり。
どんどん物事が続くさまを示す場面で用い、連続しておこる、矢継ぎ早におこるというニュアンスにおすすめの語。
絶え間なく
7つ目は、絶え間なくです。
意味やニュアンスの違いは以下のとおり。
絶え間なく、どんどん情報が出てきている場面で用いる。絶え間なく無限に近い形でどんどん出てきているようなニュアンス。
息つく暇もなく
8つ目は、息つく暇もなくです。
意味やニュアンスの違いは以下のとおり。
休んでいられないという場面で用い、ひと休みしている時間もないぐらい忙しい、手が離せないというニュアンスにおすすめの語。
立て続けに
9つ目は、立て続けにです。
意味やニュアンスの違いは以下のとおり。
「娘のピアノの発表会と息子の野球の試合とが立て続けにあって、忙しかったよ」など、忙しい様子を友達に話す時に使う。
連鎖
10個目は、連鎖です。
意味やニュアンスの違いは以下のとおり。
鎖のように連なっているものという意味合いの語で、放火事件が連鎖して起こるなどの言い回しで使うニュアンス。
芋づる式の横文字・カタカナ英語の言い換え語のおすすめ
最後は横文字・カタカナ英語での言い換え語を紹介します。
こちらはリストのみとなります。
- インクリース
- コンテニュー
- シリアル
- シリーズ
- ドミノ
- one after another
- continuously
- in succession
- Clever hack
- chain reaction
かっこよく表現したい際、参考にしてください。
まとめ
以上が芋づる式の言い換え語のおすすめでした。
さまざまな言葉があることがわかりますね。
基本的な意味は同じでも微妙にニュアンスが違ったりもするため、TPOに合わせて言い換え語を使い分けていきましょう。
振り返り用リンク↓
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