自助努力の言い換え語のおすすめは?ビジネスやカジュアルに使える類義語のまとめ!
本記事では、自助努力の言い換え語・同義語(類義語)を解説します。
- ビジネスで使えるきっちりした類語
- 友達同士でカジュアルで使える類語
に分けていくつかのアイデアをまとめました。
また、カタカナ・英語でかっこよく言い換えたい場合のワードもいくつか紹介します。
実際に使われているワードばかりです。ぜひ参考にしてください。
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自助努力とは? そもそもどんな意味か?
まずは自助努力とはどんな意味なのかをおさらいします。
すでに意味をご存知の方は、次の項目まで飛ばしていただき大丈夫です。
意味
まず意味は以下のとおりです。
自分自身で努力して何かを達成しようとすることを指します。主体的に取り組んで自らの能力や知識を高めることや、問題を解決するために努力することを意味します
—
自分の力で何とかする事。
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他の人の力を借りずに、自力でやり遂げようとすることです。
意味を全て見る
- 誰か依存せず、自分の力で困難を乗り越える努力のことをいいます。
- 自分で努力に励み、困難の解決や成長を独力で進めていくこと。
- 他の力に頼らず自分の力をつくすこと
- 自身の努力のみで何かを成し遂げることです
- 自分自身の成長や成功に向けて自主的に行動することを重視し、他人の援助や外部の要素に頼らずに問題を解決しようとする姿勢
例文
つづいて、自助努力を用いた例文を紹介します。
彼は困難な状況でも自助努力を怠らず、目標を達成しました。自助努力がなければ、成功は遠いものです。
職場の若いスタッフは、甘やかされているように見えるので、もう少し自助努力が必要に思う。
例文を全て見る
- コロナ禍でテレワークが促進されるなかで、自助努力の大切さを感じる機会が増えた。
- 彼はその地に赴き、自助努力で全てをやりきって長く歴史に語られた。
- 自助努力をしようとしている人々を援助するのはわれわれの道義的責任である。
- 収入の格差は、個人の自助努力で克服すべきであり、公助に頼る考え方は間違っていると考えるのが競争社会の理念です。
- 年金はあまりあてにならないので、若い頃から貯蓄をして備えるという自助努力が必要だろう。
- 他者のサポートも必要だが、それ以上に必要なのは本人の自助努力が一番だろう。
- 社長の自助努力は誰もが認めるところです。なかなか真似できることではありません。
- 自助努力を怠らずに、困難な課題に立ち向かい、自己成長を遂げましょう。
注意点(違和感のある、または失礼な使い方)
この言葉を使ううえでの注意点は以下のとおりです。違和感のある使い方にならぬよう注意しましょう。
ポジティブな意味を持つ言葉ですが、他人に対して助けを求めることや協力することが悪いという意味ではありません。
—
他を頼らず、自分の力で困難を乗り越える事。
—
堅苦しい響きがある四字熟語であり、フランクな会話には不向きです。
注意点を全て見る
- 自助努力は、堅苦しいイメージの言葉です。真面目すぎる感じのニュアンスです。
- 自分で努力に励まず、困難の解決や成長を独力で進めていかない場合にこの表現を使用してはいけません。
- 何かを成し遂げようとする気持ちがあれば、その結果、成功しなくても使える。
- 自分自身で頑張ることを意味しており、他者が相手に努力を求める際には使えない。
- 直接的な言い換え言葉が少なく、文脈によって言葉も変化します
- 「自分で努力して」という表現は、単に自分が努力することを指しているだけなので、個人が自らの意志と能力を最大限に発揮し、困難に立ち向かうことを伝えるためには「自助努力」を使う。
ビジネスで使える丁寧な自助努力の言い換え語のおすすめ
ビジネスで使えるフォーマルな言い換え語を紹介します。
それぞれ見ていきます。
自力
まずは、自力です。
意味やニュアンスの違いは以下のとおり。
元の言葉をさらに分かりやすくしたものです。自分の力だけを頼りに成し遂げたことが伝わりやすい言い換えです。
独力
2つ目は、独力です。
意味やニュアンスの違いは以下のとおり。
自分一人の力でという意味で、「自助努力」は、他人を頼らず自分の力でという意味ですが、独力というと一人でということが強調されるニュアンスがあります。
一人でがんばって
3つ目は、一人でがんばってです。
意味やニュアンスの違いは以下のとおり。
「自助努力」よりもわかりやすいシンプルな言い方です。「自分一人で努力してがんばってやってのけた」というように使います。
地道な努力
4つ目は、地道な努力です。
意味やニュアンスの違いは以下のとおり。
「地道な努力」は周りからは見えにくいが成果を出すためにコツコツと積み上げてきた努力というニュアンス。「地道な努力によって才能がようやく花開いた」というような使い方をするのがおすすめ。
苦行
5つ目は、苦行です。
意味やニュアンスの違いは以下のとおり。
自助努力という他の力に頼らず自分の力をつくすことと、ニュアンスは似ていますが、苦行には自ら困難に耐えるというニュアンスがあります。難行や修行ともいえる自助努力を表現する場合に使えます。
腐心
6つ目は、腐心です。
意味やニュアンスの違いは以下のとおり。
他の力に頼らず自分の力をつくす自助努力とニュアンスは似ていますが、腐心は心を悩ませて苦心するという心の在り様にフォーカスを当てたニュアンスがあります。自助努力が行動を表現するのに対して、気持ちや気概、克己心を強調する場合に使える表現です。
自立
7つ目は、自立です。
意味やニュアンスの違いは以下のとおり。
ほかのものの力を借りたり依存したりするのではなく、ひとり立ちすることを意味する。社会人になったのを機に、実家を出て、自分の給料で生活する時など。
自助努力のカジュアルな言い換え語のおすすめ
友達同士で使えるようなカジュアルな言い換え語のおすすめを紹介します。
自力
まずは、自力です。
意味やニュアンスの違いは以下のとおり。
他人を頼らずに、自分の力でという意味。自分で何とかしなければいけない場面や他人を頼ってはいけないケースで使われる。
自立して
カジュアルの2つ目は、自立してです。
意味やニュアンスの違いは以下のとおり。
他への従属から離れて独り立ちする事。他からの支配や助力を受けずに存在する事。自分自身が立てた規範に従って生活する事。
自分の力
つづいて、自分の力です。
意味やニュアンスの違いは以下のとおり。
より分かりやすくやわらかなニュアンスを感じさせる言い方です。平易な表現であり、子どもから日本語に不慣れな人まで、幅広い人に意味が通じやすいです。
自分で頑張る
4つ目は、自分で頑張るです。
意味やニュアンスの違いは以下のとおり。
自分自身の努力や取り組みによって成果を出す意欲を表現する。比較的カジュアルな表現で、友人や同僚との会話に適しています。
自分で努力して
5つ目は、自分で努力してです。
意味やニュアンスの違いは以下のとおり。
物事に対して、うまくいくように他の人に任せるのではなく自分で考え、よくなるように努めることを意味する。他人が変わることを待つのではなく、自分の変えられるところを変えて、仕事がうまくいくようにする時。
頑張り
6つ目は、頑張りです。
意味やニュアンスの違いは以下のとおり。
自分の力を向上させるために労力をつぎ込むことを指し、「今の頑張りが将来の自分を助けることになる」というような使い方をするのがおすすめ。
独学
7つ目は、独学です。
意味やニュアンスの違いは以下のとおり。
教えを乞うことなく自身の学習のみで成し遂げた場面に適した言い換えです。孤独感やお手本のない状況を表す時に最適です。
石にかじりついて
8つ目は、石にかじりついてです。
意味やニュアンスの違いは以下のとおり。
並大抵の努力では成し遂げられなかった物事を表す言葉です。自分の自身の根性を武器にした場面に有効な言い換えです。
自助努力の横文字・カタカナ英語の言い換え語のおすすめ
最後は横文字・カタカナ英語での言い換え語を紹介します。
こちらはリストのみとなります。
- インディペンデンス
- セルフヘルプ
- self-help
- self effort
かっこよく表現したい際、参考にしてください。
まとめ
以上が自助努力の言い換え語のおすすめでした。
さまざまな言葉があることがわかりますね。
基本的な意味は同じでも微妙にニュアンスが違ったりもするため、TPOに合わせて言い換え語を使い分けていきましょう。
振り返り用リンク↓
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