甲斐があるの言い換え語のおすすめは?ビジネスやカジュアルに使える類義語のまとめ!
本記事では、「甲斐がある」の言い換え語・同義語(類義語)を解説します。
- ビジネスで使えるきっちりした類語
- 友達同士でカジュアルで使える類語
に分けていくつかのアイデアをまとめました。
また、カタカナ・英語でかっこよく言い換えたい場合のワードもいくつか紹介します。
実際に使われているワードばかりです。ぜひ参考にしてください。
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「甲斐がある」とは? そもそもどんな意味か?
まずは「甲斐がある」とはどんな意味なのかをおさらいします。
すでに意味をご存知の方は、次の項目まで飛ばしていただき大丈夫です。
意味
まず意味は以下のとおりです。
頑張った成果がある、というような意味です。なにかをしたから良かったというプラスの言葉に使います。
—
取り組んだ分の結果が得られること。
—
努力した効果があること。
意味を全て見る
- なにか頑張った結果、効果が出たあとにわかること。よかったということ。
- 努力をした結果、満足のいく効果や成果が出たということ。
- なにかを行った価値があるさま。
例文
つづいて、「甲斐がある」を用いた例文を紹介します。
マラソンで一等賞になったのは練習をいっぱいしたからだ。頑張った甲斐があった。
寝る時間を削ってまで頑張った甲斐があると思わせてくれるような子どもの笑顔だった。
例文を全て見る
- この案件をこなしたときにとても感謝されたため、頑張った甲斐があったと感じられた。
- 遠くから来た甲斐があったと思えたのは、眼下に広がる雲海を見たときです。
- 成功まで大変だったけど、なんとか成功できた。頑張った甲斐がある。
- だけど、それはやり甲斐がある。富士登山は骨折り甲斐がある。
- 毎日のウォーキングの甲斐があって、ダイエットと筋肉強化の効果があった
- プレゼンで社長に褒められた。2日も徹夜した甲斐があったというものだ。
- そのイベントで大勢の人が喜んでくれたので、苦労して準備した甲斐があった。
- 一年かけてやってきた仕事が成功してみんなで苦労した甲斐がある。
注意点(違和感のある、または失礼な使い方)
この言葉を使ううえでの注意点は以下のとおりです。違和感のある使い方にならぬよう注意しましょう。
何かを成し遂げたときに使うイメージがあるので、プラスの言葉に使われることが多いです。マイナスなことにはあまり使わないイメージです。
—
労力を費やしただけの結果が得られることに使う。
—
状況を表す言葉なので、文章の流れを読み前後にかかる言葉の選択と活用形に気を付ける。
注意点を全て見る
- 取り組んだ分に相応する結果を得られる場合に用いる。
- 頑張らないと得られない言葉、気持ちなので注意。
- 取り組んだ分相応の結果が得られない場合にこの表現を使用してはいけません。
- 使い方によっては、あまりやりたくないけれど仕方なくすると捉えられることがあるので、注意が必要である。満足がいかない結果が出たときなどには使わない。
- ただ一生懸命やったというだけではダメで、何らかの結果が伴わなければならない。
- この言葉を使う個人にとって意味があったか否かという尺度で用いられることが多い。
- 努力が小さく得られる結果も小さいときに使うと大げさで違和感があります。
ビジネスで使える丁寧な「甲斐がある」の言い換え語のおすすめ
ビジネスで使えるフォーマルな言い換え語を紹介します。
それぞれ見ていきます。
有意義な
まずは、有意義なです。
意味やニュアンスの違いは以下のとおり。
それに価する値打ちがあることという意味合いの語で、今日は有意義な時間だったなどの言い回しで使うのがおすすめ。
意義のある
2つ目は、意義のあるです。
意味やニュアンスの違いは以下のとおり。
「人の人生を意義のあるものにする」などといった、価値のある・目的や大義名分がある、などの表現に使用することがおすすめです。
有益な
3つ目は、有益なです。
意味やニュアンスの違いは以下のとおり。
努力の大きさに関わらず、得られる利益が大きい場合に使います。利得をメインにしたい場合におすすめです。
価値のある
4つ目は、価値のあるです。
意味やニュアンスの違いは以下のとおり。
「甲斐がある」は、個人的な満足感を表し、「価値がある」は客観的な評価を表す。「この商品は2年連続売れ行きナンバーワンになっただけの価値がある」など。
効果がある
5つ目は、効果があるです。
意味やニュアンスの違いは以下のとおり。
「甲斐がある」は何かを一生懸命頑張るイメージがありますが、こちらは待っていても自ずと成果がついてくるイメージがあります。
賜物(たまもの)
6つ目は、賜物(たまもの)です。
意味やニュアンスの違いは以下のとおり。
あることを続けた結果、それに見合う成果が出たということで、少し古風な言い方である。目上の人にもプライベートでも使うことができて、祝辞のスピーチなどの場で用いる。
為になる
7つ目は、為になるです。
意味やニュアンスの違いは以下のとおり。
なんらかの学びを得たというような謙虚な姿勢を示すことにより、ビジネスの場におけるマナーに則りやすい表現。
学ぶところの多い
8つ目は、学ぶところの多いです。
意味やニュアンスの違いは以下のとおり。
物事に対する経験などが自分にとって身になり勉強になったことを伝えるときに、わかりやすく説明する言葉として使われます。
発揮される
9つ目は、発揮されるです。
意味やニュアンスの違いは以下のとおり。
「甲斐がある」は、なにかを頑張ってその結果が現れるイメージですが、こちらはなにかを頑張っている部分から成果があるイメージです。
満足
10個目は満足です。
意味やニュアンスの違いは以下のとおり。
努力の結果、満足な成果がでたときに使われる。「甲斐がある」ことを続けた結果が「満足」につながっていて、今の状況や与えてもらっていることに、まったく不満がないときに使う。
「甲斐がある」のカジュアルな言い換え語のおすすめ
友達同士で使えるようなカジュアルな言い換え語のおすすめを紹介します。
価値がある
まずは、価値があるです。
意味やニュアンスの違いは以下のとおり。
相手に行った行動や経験が自分にとってとても有意義で意味があったことを伝えるときに、わかりやすく説明する言葉として使われます。
意味のある
カジュアルの2つ目は、意味のあるです。
意味やニュアンスの違いは以下のとおり。
意味が感じられる、実感できるという意味合いの語で、決して無駄だとは思えないことという物事に対しておすすめ。
値打ちがある
つづいて、値打ちがあるです。
意味やニュアンスの違いは以下のとおり。
払ったお金に対して見合う価値のある商品などに使います。商売のシーンで物的な評価をするときにおすすめです。
実りある
4つ目は、実りあるです。
意味やニュアンスの違いは以下のとおり。
得るものが多いという意味合いの語で、努力してよい結果を得ること、仕事を通じて成果が伴う時などに使うのがおすすめ。
報われる
5つ目は、報われるです。
意味やニュアンスの違いは以下のとおり。
今までやってきたことが何かしらの形で報われたときにおすすめ。やってきてよかった・かなり努力してきたニュアンス。
無駄ではない
6つ目は、無駄ではないです。
意味やニュアンスの違いは以下のとおり。
払ったコストに対して得られる利益が少ない場合でも使えます。利益が計量できなくても最小限のメリットはあるとみなす場合におすすめです。
返ってくる
7つ目は、返ってくるです。
意味やニュアンスの違いは以下のとおり。
頑張ったことが何かしらの形で自分に返ってくるときにおすすめ。こちらの言葉自体がかなりフランクなニュアンス。
だけのことはある
8つ目は、だけのことはあるです。
意味やニュアンスの違いは以下のとおり。
何かをしたことには、そこから出てきた結果に見合うくらいの価値がある、と言いたいときに使う。「社長に褒められた。二日徹夜しただけのことはあった」など
満足だ
9つ目は、満足だです。
意味やニュアンスの違いは以下のとおり。
「甲斐がある」は何かをしてとてもいい印象を受けているというイメージですが、こちらはもうこれ以上のことはないというイメージが強いです。
貴重な
10個目は、貴重なです。
意味やニュアンスの違いは以下のとおり。
「人生の貴重な時」などといった、大切にされるさま、重視されるさま、得がたい物であるさま、などの表現に使用することがおすすめです。
「甲斐がある」の横文字・カタカナ英語の言い換え語のおすすめ
最後は横文字・カタカナ英語での言い換え語を紹介します。
こちらはリストのみとなります。
- リワード
- ユースフル
- ハッピー
- ベスト
- it is worth to
- worth it
- be worth doing
かっこよく表現したい際、参考にしてください。
まとめ
以上が「甲斐がある」の言い換え語のおすすめでした。
さまざまな言葉があることがわかりますね。
基本的な意味は同じでも微妙にニュアンスが違ったりもするため、TPOに合わせて言い換え語を使い分けていきましょう。
振り返り用リンク↓
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