きっかけの言い換え語のおすすめは?ビジネスやカジュアルに使える類義語のまとめ!
本記事では、きっかけの言い換え語・同義語を解説します。
- ビジネスで使えるきっちりした類語
- 友達同士でカジュアルで使える類語
に分けていくつかのアイデアをまとめました。
ぜひ参考にしてください。
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きっかけとは? そもそもどんな意味か?
まずはきっかけとはどんな意味なのかをおさらいします。
すでに分かっている人は、次の項目まで飛ばしていただき大丈夫です。
意味
まず意味は以下のとおりです。
物事を始めるはずみ。
—
何かの原因となるものごと。
—
物事のはじまりとなる動機や機会をさす言葉です。
意味を全て見る
- きっかけとは、何かを始めるあたってその要因となったもののこと。
- 物事が起こる原因、由来となったこと。
- 何かが始まるもしくは始める原因。
- 転機となる出来事のこと。
- どうしてそうなったのかという始まり。
- 物事が始まるときの糸口。
- 物事が起こるときの手がかり。
例文
つづいて、きっかけを用いた例文を紹介します。
大学に入り、一人暮らしを始めたことがきっかけで、料理を始めた。
通訳・翻訳家の仕事で生計をたてていこうと決心したきっかけは海外留学でした
例文を全て見る
- 私が御社に興味を持ったきっかけは、ユニークな宣伝の方法で心をつかまれたことにあります。
- 彼と出会ったきっかけは、アルバイト先でオペレーションを教えてもらったことだった。そこで出会って付き合うことになった。
- この仕事を始めたきっかけは、建築業界に興味があったからです。
- 彼女がロードバイクに乗るようになったきっかけは、街で憧れの先輩が乗っているのを見かけたことである。
- 大雨が降って靴が汚れたから、靴を買い換えるきっかけができた。
- 感染症が蔓延していてなかなか営業先の方と会うのが難しいが、サンプル品を渡すことで会ってもらうきっかけになるんじゃないか。
- 彼の浮気がきっかけで私達の関係は険悪になり、やがて破局した。
- 北海道旅行をきっかけに、北海道の地名にそこそこ詳しくなった。
注意点(違和感のある、または失礼な使い方)
この言葉を使ううえでの注意点は以下のとおり。
きっかけによっては悪い結果になることもあるという表現には少々違和感があります。物事の原因を述べるときに使用する単語なので、物事自体が明確になっていない状態で使うと違和感を感じます。
—
言い回しが丁寧ではありますが、稚拙に取られる可能性もあることです。
—
良い意味でも悪い意味でも使われる言葉なので、前後の話が肯定か否定かに食い違いがでないように注意が必要です。
注意点を全て見る
- 「物事が起こる原因や動機までふくめて」という意味として使うこともあるので、注意が必要だと思います。
- 偶然の出来事として使うのであればいいが、予定調和の中でこの言葉が出てきてはまずい。
- タイミングとはまた違う使い方をする。
- きっかけとなった事象は、簡潔で分かりやすい表現に留めて置くのがよいと思う。
- 悪い意味ではあまり使わないイメージがあります。
ビジネスで使える丁寧なきっかけの言い換え語のおすすめ
ビジネスで使えるフォーマルな言い換え語を紹介します。

原因
まずは、原因です。
意味やニュアンスの違いは以下のとおり。
原因は何か物事が起こった時の根本のところに焦点を当てているのに対し、きっかけはふとした瞬間に起こったことに対して焦点を当てている。
要因
つづいて、要因です。
意味やニュアンスの違いは以下のとおり。
文章で使うと堅い印象なので、業務のレポートや論文、特に結果がネガティブな時な文書の中で使用するときにおすすめ。
契機
つづいて、契機です。
意味やニュアンスの違いは以下のとおり。
動機付けの要因となる物事がより重要であることが伝わりやすい。かしこまった場面、堅い文面で有効です。
理由
つづいて、理由です。
意味やニュアンスの違いは以下のとおり。
理由は、原因に近いニュアンスになります。因果関係がはっきりした場面におすすめです。
起点
つづいて、起点です。
意味やニュアンスの違いは以下のとおり。
きっかけはたとえ些細なものでも物事の始まりに据えられるイメージがあるが、起点はより明確な意図を持っているイメージがある。
機会
つづいて、機会です。
意味やニュアンスの違いは以下のとおり。
機会は主に良い印象の話のときにされるので、元のワードのように、良い意味・悪い意味の両方には使うことができません。
トリガー
つづいて、トリガーです。
意味やニュアンスの違いは以下のとおり。
「トリガー」は引き金となるという意味で「きっかけ」と似たニュアンスをもちます。なにかを交渉するときや取引の場面では「トリガー」のほうが、かっこいい印象があるのでおすすめです。
転機
つづいて、転機です。
意味やニュアンスの違いは以下のとおり。
よりかしこまった言い方になると思う。過去のことだけでなく、未来のことに対しても使える。履歴書に記入の際などに使えそう。
動機
つづいて、動機です。
意味やニュアンスの違いは以下のとおり。
言葉の響きとして「きっかけ」より「動機」のほうが重々しく思います。ビジネスのメールや案内文には「動機」を使うのが無難かと思います。きっかけは偶然性や急に起こり得る場合もありますが、動機はどちらかというと、自ら行動したり考えたときに発生するという意味がふくまれています。
きっかけのカジュアルな言い換え語のおすすめ
友達同士で使えるようなカジュアルな言い換え語のおすすめを紹介します。

引き金
まずは、引き金です。
意味やニュアンスの違いは以下のとおり。
きっかけよりも大胆で強いイメージがある。話の中で強調したいときに用いる表現だと思う。
呼び水
つづいて、呼び水です。
意味やニュアンスの違いは以下のとおり。
呼び水はきっかけに比べると、どちらかと言えばマイナスの意味に使う場合が多いイメージがあります。「彼の言葉が呼び水となり喧嘩が始まった」というような、良くないことを表すときのほうが向いているイメージがあります。
始まり
つづいて、始まりです。
意味やニュアンスの違いは以下のとおり。
きっかけより意味がわかりやすいことで、柔らかく伝えたいときにおすすめです。
原因になったこと
つづいて、原因になったことです。
意味やニュアンスの違いは以下のとおり。
スマートさに欠ける反面、親しみがある。チャットや会話で使うのがおすすめ。
ことの始まり
つづいて、ことの始まりです。
意味やニュアンスの違いは以下のとおり。
とても気さくな感じに捉えられ、どちらかと言えば口語体でざっくばらんな伝え方をしたいときに適切な言葉です。
わけ
つづいて、わけです。
意味やニュアンスの違いは以下のとおり。
話の内容がラフなときに使う。
起爆剤
つづいて、起爆剤です。
意味やニュアンスの違いは以下のとおり。
ネタや面白い表現で「起爆剤」は使えると思います。マンガなどにもフレーズとして含まれていることがあるので、友人などに冗談まじりで会話するときには良いと思います。
流れ
つづいて、流れです。
意味やニュアンスの違いは以下のとおり。
「どういう流れでそうなったの?」などフランクに質問するシーン。きっかけというよりも流れというほうが具体的に話を説明しやすい。
きっかけの横文字・カタカナ英語の言い換え語のおすすめ
最後は横文字・カタカナ英語での言い換え語を項目だけ紹介します。
この辺は似ている言葉となります。

- トリガー
- タイミング
- ファーストタッチ
- because
- reason
- occasion
かっこよく表現したい際は参考にしてください。
まとめ
以上がきっかけの言い換え語のおすすめでした。
さまざまな言葉があることがわかりますね。
微妙にニュアンスが違ったりもするので、TPOに合わせて使い分けていきましょう。
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