肝となるの言い換え語のおすすめは?ビジネスやカジュアルに使える類義語のまとめ!
本記事では、肝となるの言い換え語・同義語(類義語)を解説します。
- ビジネスで使えるきっちりした類語
- 友達同士でカジュアルで使える類語
に分けていくつかのアイデアをまとめました。
また、カタカナ・英語でかっこよく言い換えたい場合のワードもいくつか紹介します。
実際に使われているワードばかりです。ぜひ参考にしてください。
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肝となるとは? そもそもどんな意味か?
まずは肝となるとはどんな意味なのかをおさらいします。
すでに意味をご存知の方は、次の項目まで飛ばしていただき大丈夫です。
意味
まず意味は以下のとおりです。
その言葉が使われた話の中で最も重要、根幹になる部分。
—
何かのとても大事な部分のこと。
—
結果のクオリティまたは成否に大きな影響を与える要素である
意味を全て見る
- 重要なポイントになるという意味です。
- 大事な部分を言い表す言葉です。
- 大切なところとなる、要になる、重要である
- 物事の重要な部分や、急所のこと
例文
つづいて、肝となるを用いた例文を紹介します。
肝となるのは、3日目の発表です。ここで聴衆からどういった反応をもらえるかで、今後の流れが変わるはずです。
この入札案件で肝となるのは、提案の内容であって見積金額ではない。
例文を全て見る
- このプロジェクトではあなたの資料が肝となるでしょう。何かあれば協力します。
- あなたの出した企画はこのイベントの肝となる物なので、頑張って欲しい。
- 新たに誕生した政権が先日、肝となる政策を発表したが、どのメディアの反応も冷ややかなものだった。
- 今回の舞台が成功するかどうかは、彼の成功が肝となるのは間違いないだろう。
- この企画はあくまでも皆さんの協力体制が肝となるため、くれぐれもよろしくお願いします
- プロジェクトの肝となる部分だから、慎重に検討を重ねてください。
- その文章はこの小説の伏線で肝になる部分であるから、忘れないようにしてください。
- 言葉を正しく使うには、その言葉の意味を正しく理解することが肝となる。
注意点(違和感のある、または失礼な使い方)
この言葉を使ううえでの注意点は以下のとおりです。違和感のある使い方にならぬよう注意しましょう。
日本語に不慣れな人にとっては、一種のたとえ表現である表題はわかりにくいかもしれないので、相手の反応を見て、適宜説明を加えることが注意点です。
—
”肝になる”ではなく”と”だが、誤用が多い。また、いくつかある中で重要だというときに使う。
—
人間の体の中で一番大きくて重要な臓器から「肝」という言葉が使われているが、それを知らない人には意味が伝わりづらい。
注意点を全て見る
- 慣用句的な表現であるため、語彙力の乏しい人や慣用句が苦手な人には、「重要」や「大切」というような表現で代用するのが無難である。
- 胆力や気力、精神力などをさすこともある。
- 大事な部分を言い当てる言葉の言い換えがふさわしいです
- やや古めかしい印象のある言い方なので、スマートさを重視したいシーンでは別の表現を検討した方がよいでしょう。
- 肝となるということばは、肝心なことをいう堅苦しい言い方です。普通の日常会話ではあまり使わない。
- 「肝となる」が指す重要な部分は、1つでなくてもいいが、多用し過ぎると、重要な部分がわからなくなるのが注意点です。
ビジネスで使える丁寧な肝となるの言い換え語のおすすめ
ビジネスで使えるフォーマルな言い換え語を紹介します。
それぞれ見ていきます。
キーとなる
まずは、キーとなるです。
意味やニュアンスの違いは以下のとおり。
意味や使える文脈などはほぼ同じ。「肝」が通じない若年層にも使えることばで、プライベートな会話で使っても違和感はない。
肝心
2つ目は、肝心です。
意味やニュアンスの違いは以下のとおり。
人間の体の大切な部分である肝臓と心臓を合わせているので、肝要同様、さらに重要な場面、物事を指すときに用いることができる。
肝心要の
3つ目は、肝心要のです。
意味やニュアンスの違いは以下のとおり。
「肝心」と「要」、重要性を示す二つの語を重ねて使用することで、いかに重要であるかについて強調して示せる表現です。
肝要
4つ目は、肝要です。
意味やニュアンスの違いは以下のとおり。
価値があり大事にしなければならないことの意味です。肝となるはあまり文書では使わないですが、肝要は正式文書でも使えます。
緊要
5つ目は、緊要です。
意味やニュアンスの違いは以下のとおり。
極めて大切であるというさまを示した、フォーマルな表現である。「金曜」と同音であるため、文書上での使用に限定し、「インボイス制度への対応が緊要な課題」というように何よりも解決が求められる事項に言及する際に使うのが願わしい。
最重要な
6つ目は、最重要なです。
意味やニュアンスの違いは以下のとおり。
重要であることを強調したい場合は「最重要な」が良い。ニュアンス的にきつく、重いことが伝わる。
重点
7つ目は、重点です。
意味やニュアンスの違いは以下のとおり。
大事な項目や重要視すべき項目を言い表す時に適した言い換えです。かしこまりすぎず、あらたまった場面でも有効な言葉です
重要な
8つ目は、重要なです。
意味やニュアンスの違いは以下のとおり。
「肝となる」は、いくつか要素がある中で、特に重要な1つを指すのに対し、「重要な」は、他の選択肢が明示されていないケースでも使う。
大切
9つ目は、大切です。
意味やニュアンスの違いは以下のとおり。
優しくマイルドな表現をしたい場合は大切がおすすめ。ただ、どれぐらい重要なのか相手に伝わらない可能性はあります
肝となるのカジュアルな言い換え語のおすすめ
友達同士で使えるようなカジュアルな言い換え語のおすすめを紹介します。
エッセンス
まずは、エッセンスです。
意味やニュアンスの違いは以下のとおり。
肝となるという言葉より、やや軽い感じを受ける。エッセンスの方が良くも悪くも「ちょい足し」のイメージがある。
そこが大事
カジュアルの2つ目は、そこが大事です。
意味やニュアンスの違いは以下のとおり。
肝となるというのはなんとなく古臭い言い方なので、若い人は日常会話では使わない。普通に「そこが大事」で良いです。
プレミアム
つづいて、プレミアムです。
意味やニュアンスの違いは以下のとおり。
物が高級であったり、地位が高かったりして重要視されるさまをスタイリッシュに示している。「プレミアム会員はこの部屋を無料で使える」という風に、特別な待遇を受けられることを説明する上で重宝する。
ポイント
4つ目は、ポイントです。
意味やニュアンスの違いは以下のとおり。
友達ならここがポイントだよなど、ポイントが使いやすい。重要なポイントなど前に付ける言葉を変えればどれだけ重要か分かります。
ミソは
5つ目は、ミソはです。
意味やニュアンスの違いは以下のとおり。
「これがミソ」というのは、秘訣というニュアンスが強く、明示された選択肢からという感じは少ない。また、表現そのものも、若年層には通じにくいかも。
鍵となる
6つ目は、鍵となるです。
意味やニュアンスの違いは以下のとおり。
元のワードは「重要だ、肝心の」というニュアンスで、言い換え語は「秘訣、キーポイント」というニュアンスがあります。友人同士の会話におすすめです。
魂
7つ目は、魂です。
意味やニュアンスの違いは以下のとおり。
大事な部分という意味で置き換えられた言葉です。無くてはならない物事や核となる部分を言い当てる時に適しています
軸
8つ目は、軸です。
意味やニュアンスの違いは以下のとおり。
話や事柄のポイントとなるものや主軸を言い表す時に用います。芯とも言い換えることができる表現として活用できます
重要
9つ目は、重要です。
意味やニュアンスの違いは以下のとおり。
物事の根本や成否に大きくかかわることを意味する。成功するかどうかは、その出来不出来にかかっているという時に用います。
大事な
10個目は、大事なです。
意味やニュアンスの違いは以下のとおり。
大事なはニュアンス的に温かい言い方ですが、あまり強くはない表現なので、友達同士ならこれぐらいのニュアンスで丁度良い。
肝となるの横文字・カタカナ英語の言い換え語のおすすめ
最後は横文字・カタカナ英語での言い換え語を紹介します。
こちらはリストのみとなります。
- ポイント
- ターニングポイント
- インポータント
- メイン
- キー
- crucial
- essential
- important
- indispensable
- necessary
かっこよく表現したい際、参考にしてください。
まとめ
以上が肝となるの言い換え語のおすすめでした。
さまざまな言葉があることがわかりますね。
基本的な意味は同じでも微妙にニュアンスが違ったりもするため、TPOに合わせて言い換え語を使い分けていきましょう。
振り返り用リンク↓
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