鼓舞するの言い換え語のおすすめは?ビジネスやカジュアルに使える類義語のまとめ!
本記事では、「鼓舞する」の言い換え語・同義語(類義語)を解説します。
- ビジネスで使えるきっちりした類語
- 友達同士でカジュアルで使える類語
に分けていくつかのアイデアをまとめました。
また、カタカナ・英語でかっこよく言い換えたい場合のワードもいくつか紹介します。
実際に使われているワードばかりです。ぜひ参考にしてください。
「鼓舞する」とは? そもそもどんな意味か?
まずは「鼓舞する」とはどんな意味なのかをおさらいします。
すでに意味をご存知の方は、次の項目まで飛ばしていただき大丈夫です。
意味
まず意味は以下のとおりです。
大いに励まし気持ちを奮い立たせること。勢いづけること。
—
相手をやる気にさせること。
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励まし、元気づけ、やる気を起こさせること。
例文
つづいて、「鼓舞する」を用いた例文を紹介します。
チームを鼓舞するために、ベンチで大きい声を出して盛り上げました。
人を鼓舞する場合、自分自身にも前向きな気持ちがないといけない。
例文を全て見る
- 誘うように私を鼓舞する無限かつ永遠の愛は、何億もの太陽のように私のまわりに光り輝いた。
- 重大なプロジェクト遂行のため、自らを鼓舞し業務に取り組んだ。
- 甲子園の決勝で監督が皆を集め、「今まで頑張って練習してきたのだから絶対に勝てる」とチームを鼓舞した。
注意点(違和感のある、または失礼な使い方)
この言葉を使ううえでの注意点は以下のとおりです。違和感のある使い方にならぬよう注意しましょう。
不安や緊張に対して、打ち勝つぞ!と気合を入れるようなイメージです。
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堅い表現かつ日常であまり頻繁に使わないので、10代や20代には馴染みがなく、通じない可能性があります。
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励ますという意味では同じだが、「静かに鼓舞する」は違和感がある。理由として「鼓舞」は鼓を打って舞を踊って気持ちを奮い立たせることを言うため、勢いのない静かな印象ではあまり使わないからである。
ビジネスで使える丁寧な「鼓舞する」の言い換え語のおすすめ
ビジネスで使えるフォーマルな言い換え語を紹介します。
それぞれ見ていきます。
奮起を促す
まずは、奮起を促すです。
意味やニュアンスの違いは以下のとおり。
気合を入れるために奮い立たせるように働きかけること。自分ではなく相手に対して気力をふるい起こさせるための行動を指す。
奮起させる
2つ目は、奮起させるです。
意味やニュアンスの違いは以下のとおり。
ニュアンス自体は同じですが、こちらの方がより強く相手の背中をプッシュしている印象を受けます。ビジネス向きです。
発破をかける
3つ目は、発破をかけるです。
意味やニュアンスの違いは以下のとおり。
気合をかけたり、励ましたり、奮い立たせたりすることという意味合いの語で、勢いをつけるという場合におすすめ。
背中を押す
4つ目は、背中を押すです。
意味やニュアンスの違いは以下のとおり。
状況として「二の足を踏んでいる人の後押しをする」という状況が目に浮かびますが、最後の一押しを意味するため、少し意味は変わります。
奨励する
5つ目は、奨励するです。
意味やニュアンスの違いは以下のとおり。
「奨励」は良いことだとして勧め励ますことを言います。勧めることを目的としているので、モチベーションを上げることを目的とした「鼓舞」よりも限定的です。ビジネスの現場では「国家資格を取るよう企業が奨励する」のように使用します。
士気を高める
6つ目は、士気を高めるです。
意味やニュアンスの違いは以下のとおり。
人々が団結して物事を行うときの意気込み。これから戦いに向うときにモチベーションを上げていくこと。集団に属する人に対して使う言葉。
激励する
7つ目は、激励するです。
意味やニュアンスの違いは以下のとおり。
大いに励ますことを表します。純粋な気持ちで応援したいときに適切で、相手をもり立てたい気持ちを強く表す場面で用いられます。
活を入れる
8つ目は、活を入れるです。
意味やニュアンスの違いは以下のとおり。
気絶した人の息を吹き返らせるという意味から転じて、刺激を与えて元気づけることという意味で用いられるおすすめの語。
「鼓舞する」のカジュアルな言い換え語のおすすめ
友達同士で使えるようなカジュアルな言い換え語のおすすめを紹介します。
励ます
まずは、励ますです。
意味やニュアンスの違いは以下のとおり。
「鼓舞する」より「励ます」の方が相手に寄り添っていて優しいニュアンスがあります。落ち込んでいる人を元気づける時にも使えます。
ハッパをかける
カジュアルの2つ目は、ハッパをかけるです。
意味やニュアンスの違いは以下のとおり。
強い言葉で激励したり気合を入れたりすること。この場面は頑張ってほしいと思う時に気合を入れるために強めの言葉をかける。
盛り上げる
つづいて、盛り上げるです。
意味やニュアンスの違いは以下のとおり。
状況として相手を後押ししたいときに用います。雰囲気やノリがアッパーな場面にとても適した置き換え言葉です。
景気をつける
4つ目は、景気をつけるです。
意味やニュアンスの違いは以下のとおり。
相手にやる気を出してもらうために行動をすることを伝えるときに、わかりやすく説明する言葉として使われます。
活を入れる
5つ目は、活を入れるです。
意味やニュアンスの違いは以下のとおり。
活発でないもの、衰弱したものなどに、刺激を与えて元気づけるという意味合いの語で、気合いを入れる場合におすすめ。
応援する
6つ目は、応援するです。
意味やニュアンスの違いは以下のとおり。
鼓舞は「自らを鼓舞する」というように自身に対しても行えますが、応援は他者から応援される人やチームに対してのみ行います。「独立するという同僚にがんばれと言って応援する」のように使用します。
モチベーションを上げる
7つ目は、モチベーションを上げるです。
意味やニュアンスの違いは以下のとおり。
「鼓舞する」よりも日常的に使われる、くだけた言い方です。平たい表現ではありますが、親しい間柄でもビジネスシーンでも使えます。
エールを贈る
8つ目は、エールを贈るです。
意味やニュアンスの違いは以下のとおり。
純粋な気持ちで正面から応援したいという気持ちを言い表すときに適した言い換え言葉です。華々しさがあります。
「鼓舞する」の横文字・カタカナ英語の言い換え語のおすすめ
最後は横文字・カタカナ英語での言い換え語を紹介します。
こちらはリストのみとなります。
- inspire
- encourage
- cheer up
- チアアップ
- エール
かっこよく表現したい際、参考にしてください。
まとめ
以上が「鼓舞する」の言い換え語のおすすめでした。
さまざまな言葉があることがわかりますね。
基本的な意味は同じでも微妙にニュアンスが違ったりもするため、TPOに合わせて言い換え語を使い分けていきましょう。
振り返り用リンク↓
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