このご時世の言い換え語のおすすめは?ビジネスやカジュアルに使える類義語のまとめ!
本記事では、「このご時世」の言い換え語・同義語(類義語)を解説します。
- ビジネスで使えるきっちりした類語
- 友達同士でカジュアルで使える類語
に分けていくつかのアイデアをまとめました。
また、カタカナ・英語でかっこよく言い換えたい場合のワードもいくつか紹介します。
実際に使われているワードばかりです。ぜひ参考にしてください。
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「このご時世」とは? そもそもどんな意味か?
まずは「このご時世」とはどんな意味なのかをおさらいします。
すでに意味をご存知の方は、次の項目まで飛ばしていただき大丈夫です。
意味
まず意味は以下のとおりです。
今の時代・世の中・時代とともに変わってゆく世の中という意味になります。
—
ある時代における世の中、今のこの世の中。
—
この現代の社会や世界、現在の状況。
意味を全て見る
- 今の世の中の情勢や動向を言い表したものです。
- 国の制度や方針、技術の進化などを昔と比べ、昔と違う今の環境を指している。
例文
つづいて、「このご時世」を用いた例文を紹介します。
殺伐としたこのご時世では、お金・損得の方が人情・心よりも優先される感じがして寂しくなりますね。
屋内で大人数が集まるようなイベントが中止になるのは、このご時世に仕方のないことだ。
例文を全て見る
- このご時世、何が起きてもおかしくないから君も言動には気を付けたまえ。
- 金が物言う世知辛いこのご時世に、彼の生き方は一服の清涼剤だね。
注意点(違和感のある、または失礼な使い方)
この言葉を使ううえでの注意点は以下のとおりです。違和感のある使い方にならぬよう注意しましょう。
何か言いたいときに、現在の世の中、時代の風潮や状況、価値基準を条件にして使うものになります。
—
「ご時世」には、いつからいつまでという厳格な定めはない。
—
この表現は、次の文が話し手の意見であることが注意点です。また、全員共通の社会的現象がないと使えません。
注意点を全て見る
- 家族や友達と話をするときに使うのは堅苦しいような表現になる言葉なので、あまりプライベートでは使用しないほうがいいです。
ビジネスで使える丁寧な「このご時世」の言い換え語のおすすめ
ビジネスで使えるフォーマルな言い換え語を紹介します。
それぞれ見ていきます。
世の中の風潮
まずは、世の中の風潮です。
意味やニュアンスの違いは以下のとおり。
「世の中の風潮は主にあの会社を擁護する形になっていますが、未来ではどうなっているかわかりません」など、世の中でのうわさなどを示す言葉となっています。
時流
2つ目は、時流です。
意味やニュアンスの違いは以下のとおり。
時代の流れ、物の考え方の傾向、大勢が同じ価値観に流されることという意味で用いられ、時流に染まらないなどのフレーズにおすすめの語。
時代の流行
3つ目は、時代の流行です。
意味やニュアンスの違いは以下のとおり。
時とともに移ろう時代の趨勢、人々の間に広がることの移り変わりや変遷という意味合いの語で、はやりに対しておすすめ。
現代社会では
4つ目は、現代社会ではです。
意味やニュアンスの違いは以下のとおり。
「現代社会」となると「このご時世」より範囲が広くなるイメージがあります。プレゼンテーションなどでは「このご時世」より「現代社会では○○のように変わりつつあります」など、整然とした話し方ができるかと思います。
現状
5つ目は、現状です。
意味やニュアンスの違いは以下のとおり。
ビジネスの場でもたびたび用いられる言葉です。「このご時世」が広い世間を言い表すのに対し、こちらは限られた物事の状態を言い表すことや進捗を表します。
この世の中
6つ目は、この世の中です。
意味やニュアンスの違いは以下のとおり。
いま生活している現実のこの世界のことを意味する。今のこの時間のことを表すときに使われる。
この時代
7つ目は、この時代です。
意味やニュアンスの違いは以下のとおり。
時間をある共通する観点で分別した区分のうち、今と同じ区分に入るものという意味で用いられ、ここ数年などの意味で使うのもおすすめの語。
「このご時世」のカジュアルな言い換え語のおすすめ
友達同士で使えるようなカジュアルな言い換え語のおすすめを紹介します。
時代の流行(はやり)
まずは、時代の流行(はやり)です。
意味やニュアンスの違いは以下のとおり。
「このご時世」は時間とともに変わる世の中という意味合いとなり、「時代の流行」は時とともに移ろう時代の趨勢という意味合いになります。特定の思考、表現形式、製品などがその社会へ浸透・普及していく過程にある状態を表す際に用います。
時代の風潮
カジュアルの2つ目は、時代の風潮です。
意味やニュアンスの違いは以下のとおり。
あまり好ましくない時代の傾向、社会に見られる物の考え方の傾向という意味で用いられ、時代の傾向に対して使うのがおすすめの語。
世情
つづいて、世情です。
意味やニュアンスの違いは以下のとおり。
世の中のありさまのことを意味する。その時代に生きる人の考え方を表すときに使う。
世間の動向
4つ目は、世間の動向です。
意味やニュアンスの違いは以下のとおり。
現在および将来において、動いていく方向や傾向を表す言葉になる。一般的にどのような動きになっているかを示すときに使う。
今の世の中
5つ目は、今の世の中です。
意味やニュアンスの違いは以下のとおり。
「今の世の中、IT化なんて普通でAIが変わりに仕事してくれるんだ」のような使い方ですね。このご時世に近いニュアンスになるかと思いますが、例えばマスクをつける・つけないの話などをするときは「今の世の中、マスクを付けないと…」よりは、「このご時世だから、マスクを付けないと…」のほうが適しているかと思います。
この時代
6つ目は、この時代です。
意味やニュアンスの違いは以下のとおり。
相当の長さの歴史的期間、その当時・当代という意味合いの語で、この時代を生きるなどの言い回しで使うのがおすすめ。
「このご時世」の横文字・カタカナ英語の言い換え語のおすすめ
最後は横文字・カタカナ英語での言い換え語を紹介します。
こちらはリストのみとなります。
- in this day and age
- these days
- ジーズデイズ
かっこよく表現したい際、参考にしてください。
まとめ
以上が「このご時世」の言い換え語のおすすめでした。
さまざまな言葉があることがわかりますね。
基本的な意味は同じでも微妙にニュアンスが違ったりもするため、TPOに合わせて言い換え語を使い分けていきましょう。
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