事柄の言い換え語のおすすめは?ビジネスやカジュアルに使える類義語のまとめ!
本記事では、事柄の言い換え語・同義語(類義語)を解説します。
- ビジネスで使えるきっちりした類語
- 友達同士でカジュアルで使える類語
に分けていくつかのアイデアをまとめました。
また、カタカナ・英語でかっこよく言い換えたい場合のワードもいくつか紹介します。
実際に使われているワードばかりです。ぜひ参考にしてください。
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事柄とは? そもそもどんな意味か?
まずは事柄とはどんな意味なのかをおさらいします。
すでに意味をご存知の方は、次の項目まで飛ばしていただき大丈夫です。
意味
まず意味は以下のとおりです。
物事の内容や様子のこと。
—
ことの有様、様子、物事そのもの。
—
その物や言動、行動に対しての意味や理由を説明する言葉
意味を全て見る
- その物事が、そういう様子を見せる内容の実質のことです。
- 何らかの事態や物事。
例文
つづいて、事柄を用いた例文を紹介します。
昨日作業場で起こった事柄について、まだ報告がないがどうなっていますか?
うちの父親は仕事に関する一切の事柄を家庭には持ち込まず、どうでもいいことばかり話していた。
例文を全て見る
- 彼がどうしてこんな行動を取ってしまったかわからないので、詳しく事柄を説明してもらう。それによって理解できた。
- この仕事を通じて知り得た事柄は、決して口外しないでください。
- 彼女はその事柄については、詳しく説明しなかったので、周りの人たちは納得いかない様子だった。
- そのような事柄に関しては、私は何らの職務および権限も与えられていない。
- さまざな事柄が人生では起こりえます。それこそが人生、という意見もあります。
- プライベートに関する事柄は、全て秘密にしておきたい。この案件の事柄は誰にも言えない。
- 今日、起きたすべての事柄について、彼女は事細かに説明してくれた。
- どういった事柄が起きているのか、落ち着いて冷静に説明してほしい。
注意点(違和感のある、または失礼な使い方)
この言葉を使ううえでの注意点は以下のとおりです。違和感のある使い方にならぬよう注意しましょう。
事の道筋や事のありさまのこと。
—
「事柄」は様々なものが対象となり、広い意味合いで捉えられるため、具体的なことについて話したいときには別の言葉に置き換えたほうが無難。
—
ビジネスなどでよく使われる固い表現。
注意点を全て見る
- 内容を特定するものではなく、抽象的であいまいな表現です。
- 表現できる幅が広いので「なんの事柄か」について補足が必要な文になる可能性がある。「こんな事柄がありました」では少々言葉足らずで、つっけんどんな印象を与えるなど。
- 体格や品格のことにも使われる。
- それ単体では曖昧な言い方である。
ビジネスで使える丁寧な事柄の言い換え語のおすすめ
ビジネスで使えるフォーマルな言い換え語を紹介します。
それぞれ見ていきます。
事象
まずは、事象です。
意味やニュアンスの違いは以下のとおり。
事柄は、単に物事そのものを指すことが多いが、事象は、ことのありさまや、様子、現象を現すニュアンスになる。
事項
2つ目は、事項です。
意味やニュアンスの違いは以下のとおり。
「事項」とは「ある物事を構成している一つ一つの事柄・項目」という意味の言葉です。物事を抽象的に表現する「事柄」の類語になります。
物事
3つ目は、物事です。
意味やニュアンスの違いは以下のとおり。
「物事」は様々な物や起きている事などあらゆるものを指す。「あらゆる物事には多面性があることを忘れてはならない」というような使い方をするのがおすすめ。
一件
4つ目は、一件です。
意味やニュアンスの違いは以下のとおり。
一つ事柄、一つのある事件、一つのある出来事など。あの事や例の事など、物事を遠回しに言う時に用いられる言葉。
出来事
5つ目は、出来事です。
意味やニュアンスの違いは以下のとおり。
「一瞬の出来事。」などといった、社会や身のまわりに起こる事柄。また、ふいに起こった事件・事故、などの表現に使用することがおすすめです。
事態
6つ目は、事態です。
意味やニュアンスの違いは以下のとおり。
元のワードよりも、何か深刻なケースが発生しているようなニュアンスが生まれ、重々しさが醸し出せる表現。
事柄のカジュアルな言い換え語のおすすめ
友達同士で使えるようなカジュアルな言い換え語のおすすめを紹介します。
出来事
まずは、出来事です。
意味やニュアンスの違いは以下のとおり。
事柄は単に物事そのものを指すことが多いが、出来事は起こったことを指す。昨日起こったことを親しい友達に聞くときにおすすめ。
物事
カジュアルの2つ目は、物事です。
意味やニュアンスの違いは以下のとおり。
物やこと、行為や状態などを表現する言葉になる。目に見えるもののほか、目に見えないことに対しても使う。
そのこと
つづいて、そのことです。
意味やニュアンスの違いは以下のとおり。
特定のとある出来事を指すニュアンス。相手が話したことについて言及する場合に「そのことだけど、実は…」と話を切り出したい時に使うのがおすすめ。
こと
4つ目は、ことです。
意味やニュアンスの違いは以下のとおり。
極めてシンプルに言い換えたものになるが、話題にする事象そのものに対してのフォーカス度合いは弱くなる。
一件
5つ目は、一件です。
意味やニュアンスの違いは以下のとおり。
「この件は一件落着。」などといった、一つの事柄、ある一つの事件、などの表現に使用することがおすすめです。
その儀
6つ目は、その儀です。
意味やニュアンスの違いは以下のとおり。
そのようなわけやそのような事情のことです。そのことを言う感じです。例えば、その儀については私が話そう。
くだり
7つ目は、くだりです。
意味やニュアンスの違いは以下のとおり。
事柄よりも日常会話でよく出てくる言葉である。話のなかのひとつの内容について人に聞きたいときにあのくだりなどと使う。
物件
8つ目は、物件です。
意味やニュアンスの違いは以下のとおり。
物品や品物、不動産のことを意味する。不動産屋で、マンションを探している場合に、その一つひとつのことを言う。
内容
9つ目は、内容です。
意味やニュアンスの違いは以下のとおり。
容器や包みなどの中に入っているもの。物事の成り立たせている中身のこと。実体。実質。いろいろな場面で使われる言葉。
事柄の横文字・カタカナ英語の言い換え語のおすすめ
最後は横文字・カタカナ英語での言い換え語を紹介します。
こちらはリストのみとなります。
- マター
- ケース
- インフォメーション
- matter
- thing
- phenomenon
- event
かっこよく表現したい際、参考にしてください。
まとめ
以上が事柄の言い換え語のおすすめでした。
さまざまな言葉があることがわかりますね。
基本的な意味は同じでも微妙にニュアンスが違ったりもするため、TPOに合わせて言い換え語を使い分けていきましょう。
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