事の発端の言い換え語のおすすめは?ビジネスやカジュアルに使える類義語のまとめ!
本記事では、事の発端の言い換え語・同義語(類義語)を解説します。
- ビジネスで使えるきっちりした類語
- 友達同士でカジュアルで使える類語
に分けていくつかのアイデアをまとめました。
また、カタカナ・英語でかっこよく言い換えたい場合のワードもいくつか紹介します。
実際に使われているワードばかりです。ぜひ参考にしてください。
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事の発端とは? そもそもどんな意味か?
まずは事の発端とはどんな意味なのかをおさらいします。
すでに意味をご存知の方は、次の項目まで飛ばしていただき大丈夫です。
意味
まず意味は以下のとおりです。
物事の始まり。原因。
—
それが起こった原因、手がかりとなるもの。 事の起こり。 事の始まりのことを言います。
—
物事の起こりを意味します
意味を全て見る
- そのものごとが起こった、始まりを指す。
- はじまりとなる出来事、物、人
例文
つづいて、事の発端を用いた例文を紹介します。
会社で起きたトラブルの事の発端は、1週間前にかかってきた1本の電話でした。
ことの発端は、電車で通話をしている若者に注意をしたことだった。
例文を全て見る
- 彼女がそのことを悪くいったのが、この事件の全ての事の発端だった。
- それが起きた事の発端は、1週間前にかかってきた1本の電話でした。
- 問題が起きた時には、まず事の発端から振り返って考えてみると意外と解決できる。
- ここまで二人の関係が悪化した事の発端は、半年前の町内の清掃がはじまりだ。
- 私の記憶が正しければ、事の発端は彼が戦国武将の生まれ変わりだと自覚したことから始まります。
- 事件の発端は、佐藤氏が、仕事上のライバルである鈴木氏の家を訪ねたことでした。
- 会社の不正行為が発覚した事の発端は、内部告発によるものでした。
- 事の発端はある一通のラインでした。あのメッセージがなければ何も起こらなかったでしょう。
注意点(違和感のある、または失礼な使い方)
この言葉を使ううえでの注意点は以下のとおりです。違和感のある使い方にならぬよう注意しましょう。
ネガティブな結果の原因のニュアンスで、ポジティブに使うと違和感がある。
—
「事の発端」という言葉は、悪い事や悲しい事に対して使うイメージがあります。
—
手がかりとなる物にも使われる。
注意点を全て見る
- 事の発端は、それが起こった原因や手がかりとなるものの意味で使うので、終局という意味で使うと違和感があります。
- 物事の始まりを表すため、ルーツをたどるような場面以外にはあまり適さないです。
- 過去に起こったことについて、その始まりを示す語句である。したがって、未来の、これから起こるであろうことについて、予想される始まりを「事の発端」と表現するのは違和感がある。
- それが起こった原因、事の起こり、事の始まりで使われることが多いため、その物事が原因で始まるという使い方は違和感があります。
ビジネスで使える丁寧な事の発端の言い換え語のおすすめ
ビジネスで使えるフォーマルな言い換え語を紹介します。
それぞれ見ていきます。
原因
まずは、原因です。
意味やニュアンスの違いは以下のとおり。
物事の発端や結果に影響を与える事柄を示す言葉。事故や事件など悪いことが起こったときに使われる。
端緒
2つ目は、端緒 です。
意味やニュアンスの違いは以下のとおり。
物事の始まり、糸口、手がかりという意味です。正しい読み方は「たんしょ」で、「たんちょ」ではない。
根源
3つ目は、根源です。
意味やニュアンスの違いは以下のとおり。
物事の一番もとになっていることや、おおもとを意味する。二国間で戦争がはじまってしまった原因などに対して使う。
契機
4つ目は、契機 です。
意味やニュアンスの違いは以下のとおり。
ものごとが起こる時の要素、要因、きっかけという意味です。「事の発端」とは、物事や書物の初め、始まり、いとぐちのことです。
起首
5つ目は、起首です。
意味やニュアンスの違いは以下のとおり。
物事の起こり、はじめ、根源とのニュアンスの違いがある。新チーム結成のきっかけは発案を出した彼だと言う時におすすめです。
起源
6つ目は、起源です。
意味やニュアンスの違いは以下のとおり。
物事の始まりを表します。大元をたどるような場面に適しており、由来や源といった意味合いで長い歴史を言い表します。
事の始まり
7つ目は、事の始まりです。
意味やニュアンスの違いは以下のとおり。
物事が生じる最初のことという意味合いですので、始まりという点で同じような意味であり同じようなシーンで使えます。
要因
8つ目は、要因です。
意味やニュアンスの違いは以下のとおり。
物事が起こることになった主要な原因のこと。悪いことだけでなく良いことが起こったときにも使うことができる。
幕開き
9つ目は、幕開きです。
意味やニュアンスの違いは以下のとおり。
芝居で幕があいて演技が始まることや、物事が始まることを表す。新しい時代や、芝居などの演目などが始まる時におすすめです。
きっかけ
10個目はきっかけです。
意味やニュアンスの違いは以下のとおり。
物事を始めるはずみ、機会や動機や手がかりという意味合いですので、始まりという点で同じような意味であり、同じようなシーンで使えます。
事の発端のカジュアルな言い換え語のおすすめ
友達同士で使えるようなカジュアルな言い換え語のおすすめを紹介します。
始まり
まずは、始まりです。
意味やニュアンスの違いは以下のとおり。
何かがはじまることや、はじまった時期のことを意味する。ベルが鳴って、次の舞台の開演時間となったことを知った時など。
出だし
カジュアルの2つ目は、出だしです。
意味やニュアンスの違いは以下のとおり。
物事が始まって進行していく最初の段階のことを意味する。映画やドラマがはじまったばかりの部分に対して使う。
きっかけ
つづいて、きっかけです。
意味やニュアンスの違いは以下のとおり。
「きっかけ」は、ある事象や行動が開始するための触発または誘因を指す言葉です。「事の発端」というと大げさな感じがしますが、きっかけはシンプルな言葉です。
ことの起こり
4つ目は、ことの起こりです。
意味やニュアンスの違いは以下のとおり。
ことの発端は、ごく最近に起こったことの始まりというニュアンスで、ことの起こりはかなり古い昔のニュアンスになる。
契機
5つ目は、契機です。
意味やニュアンスの違いは以下のとおり。
物事が始まるきっかけや発端を意味。重要な出来事を伝えるときに使われる。
出発点
6つ目は、出発点です。
意味やニュアンスの違いは以下のとおり。
元のワードよりもソフトな表現で、口語にも文語にも、エピソードを伝える際などに使えます。
引き金
7つ目は、引き金です。
意味やニュアンスの違いは以下のとおり。
ある事態を引き起こす直接の原因という意味合いですので、始まりという点で同じような意味であり同じようなシーンで使えます。
原因
8つ目は、原因です。
意味やニュアンスの違いは以下のとおり。
物事の始まりを求めるときには「発端」を使用します。結果との関連を認めようとはしていません。因果関係を認めようとするときには「原因」を使用します。
動機
9つ目は、動機です。
意味やニュアンスの違いは以下のとおり。
「志望動機は、〇〇です。」などといった、自ら行動したり考えたりしたときに発生するもの。
根っこ
10個目は、根っこです。
意味やニュアンスの違いは以下のとおり。
基盤となる事柄や根差している物事を表します。ルーツや元となった事柄をしめしたい時、ざっくばらんに使える言葉です。
事の発端の横文字・カタカナ英語の言い換え語のおすすめ
最後は横文字・カタカナ英語での言い換え語を紹介します。
こちらはリストのみとなります。
- スタート
- オリジン
- beginning
- The beginning of the matter
- trigger
- origin
- chance
- appearance
かっこよく表現したい際、参考にしてください。
まとめ
以上が事の発端の言い換え語のおすすめでした。
さまざまな言葉があることがわかりますね。
基本的な意味は同じでも微妙にニュアンスが違ったりもするため、TPOに合わせて言い換え語を使い分けていきましょう。
振り返り用リンク↓
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